Meddhy英語tips部屋
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ビジネス編4 初めての電話


電話では初めての人に電話する(掲示板の質問への回答から)

ビジネス電話もそのシチュエーションで様々な応用が求められますが、基本的
な礼儀に則っていればそれほど恐れることはありません。逆にe-mailでは伝え
きれないニュアンスを感じ取ったり、伝えたりできるので、時折は電話を使う
ことも良いことです。ここでは今まで電話では話したことがないことを想定し
て電話作法の一例を挙げます。直接はe-mailをしたことも無い場合でも、誰か
の代理で掛ける場合でも、必ず会社対会社では交信があったはずですから、こ
の例も十分に応用が利くものと思います。

前提:
☆最初は相手からアクセスがあったが、まだ実際に話したことがない。
☆相手はイギリス人、割と気さくなヒトらしい。
☆別の関係会社の人の紹介。相手もこちらの名前と会社名は知っている。

◆Operatorを通す場合
< ichiro > Good morning. (相手の時間に合わせて)
   My name is ichiro Suzuki, calling from ABC company, in Japan. May
   I talk to Mr. Robert Brown in
(atでも良い)the Sales Department?
< operator > Yes, please hold on. / Sure, just a second. など。
< Robert's Secretary > Hello, Robert Brown's office. May I help you?
< ichiro > My name is ichiro Suzuki from ABC compay (in Japan). Mr. Brown,
   please.
< Secretary > Yes, hold on a second.
< Robert > Robert speaking.
< ichiro > My name is ichiro Suzuki from ABC compay (in Japan). Thank you
   for your call. (Sorry for my delayed call back. I was at a meeting.)
< Robert > Oh, Suzuki-san, how are you?(Mr. Suzukiと言うかも知れない)
< ichiro > Fine, Thank you. How are YOU, Sir?
< Robert > Good. I just wanted to ask you about that project going on ...

留意点
1.相手が気さくなひとだと聞いていても、実際に直接話すまでは知り合いで
 はないので、formalに切り出しますOperatorによっては会社名まで訊かないひ
 ともいますので、いきなりCan I talk to Mr. Robert Brown?と切り出して、
 OperatorがAnd your name? / Robert in the Sales Department, Sir?などと
 訊いてくるのを待つのも手ですが、やはり自分から先に言っておくほうが礼儀
 に適うと思います。

2.2回目以降、相手が自分を覚えたと確信できたら、直接相手と話し始める
 のは、This is Suzuki.でOKです。OperatorにはいつもMy name is で、Secre-
 taryに対しては、「Oh hi, Suzuki-san」などと認識されてからでしょう。

3.相手がe-mailの結びにRobertとBrown無しで書いてくる様になったら、電話
 でも「Hello, Suzuki-san - 日本の慣習に合わせる」「Hello, Robert - 英語圏
 の慣習」で呼び掛け合うのが本来の姿です。どちらもそれぞれ相手の国の、
 親しい関係での呼び方に合わせているわけですから。でも実際には「hi, ichi-
 ro」といってくれてからの方が「hi, robert」と返しやすいですよね。タイミング
 は相手に任せましょ。

4.日本語の電話同様、いや、外国語であるから、それ以上に前もって話すこ
 とのメモを取っておくことが重要です。電話慣れしていないと、訊きそびれる
 点が出てくるかもしれません。但し、メモは要点箇条書き程度にして、英語原
 稿にはしない様に。メモを読むと、相手との意志交換がうまく行きません。

5.電話の最初の部分でも、相手によって全然違うwordingで来ることもあるで
 しょうが、相手がオペレータから順に代わる事に自分が何者かを明確にするこ
 と、挨拶することを守れば、後は臨機応変に会話すればよいと思います。ここ
 からは英語力の問題ですね。英国人でも必ずしもHow are you?と言わずに略
 す 人もいます。以前は国際電話は今の数倍高かったから国際電話料金を抑え
 る為ということもあったのですが、単なる手抜きかマナーの変化でしょう。外
 国人である我々は元マナーを守った方が安全です。

ここでは「最初は相手からアクセスがあった」を電話があったが、席を外してい
たので電話を取れなかった、と想定しました。しかし、そのアクセスに対しては
e-mailなどで回答済みで、新しい話題でコンタクトする、でも電話を掛けるのは
初めて、ということであれば、

< Robert > Robert speaking.
< ichiro > My name is ichiro Suzuki, calling from ABC company, in Japan.
< Robert > Oh hi, Suzuki-san. How are you?
< ichiro > Fine, Thank you. How are YOU, Sir?
< Robert > Good.
< ichiro > Today I'd like to talk with you about . . .

の様に進みます。毎日の様に電話掛け合いがあり、十分に関係がこなれたらば、
Hi, Robert, this is ichiro.という感じになります。この判断も、相手からの
電話で「Hi, ichiro, this is Robert」と言い出すのを待てば安心です。

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