Meddhy英語tips部屋 |
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Meddhy英語tips部屋 |
主に英会話入門者の為のスターターTIPSを集めました。今後の学習に於いて無駄
基本02_ 発音は重要か?英会話が全て?
基本03_ 音の欠落・変化
基本04_ 発音全体
基本・礼儀05_ 英会話心構え
基本06_Babyの様に学ぶ?
基本07_ ナチュラルスピードでの発音
がないように、気を付けるべきことを中心に書いています。英語はコミュニケーション
ツールに過ぎないと言います。話す内容と考えが一番大事なのは勿論のこと、国際
人としての礼儀も知っておくことで信頼が増します。なので特に欧米人と会話する
ときに守るべきマナーもまぶしておきました。
思いつくまま並べたので、順位はありません。
基本01_ Beginnerの為の瞬間英会話力倍増術。三つの骨。
(「フロント頁続き」にも書きました。)
次のことを実践すれば、その場で通じ易さが100%増します。
1.腹式呼吸で話す。力50%アップ。大声を出すのではありません。英語の音は身体
全体に共鳴させて出します。カラオケと同じです。音色は重要な発音要素です。
2.低音程で話す。
30%アップ。自分が楽に出せる内で一番低い音程で話すと、
音が落ち着いて通じやすくなります。
3.常に口の両端の筋肉を緊張させ、広げて話す。20%アップ。欧米人、日系米人、
帰国子女、皆、口が横に広がっています。この骨はちょっと練習が必要なので、
瞬間では20%。マスターすると、かなり英語っ ぽい発音が出来る様になります。
「R」の音も口両脇の筋肉に力をいれたままの方が出しやすいものです。
(主として中級かそれ以上を目指す人の為に。)
ちょっと堅めな表現です。最初はあまり気にしないで良いと思います。「英会話って何だろう」と悩んだら、読んでみてください。
発音は一番大切なものではありません。先ずは聞き取れることが大切。でも聞く力と話す力はTOEICのListeningテストが話す力のテストを兼ねている様に、互いに深い相関関係にあり、本人の感じ方に反してだいたい同レベルなものです。
また、昨今は英語学習は英会話、という風潮になっていますが、「英会話を練習すれば英会話が出来る様になる」とは言えません。英会話が上手になった人達は必ず何らかの形で(読書や映画を見ることだけだとしても)written Englishにも接しています。英語ネイティブと話す際にも、話す内容が大事なのは普段の生活と同じことです。それに再びTOEICを例にとれば、各自ListeningとWritingの点数はそんなに差が出ていないのではないですか?
多くのテキストや番組で、・・・の音が欠落する、・・・の音が何々に変化する、と説明します。勿論正しいのですが、完全に欠落したり、完全に他のアルファベット音に変化することは滅多にありません。例えばshouldn'tの「d」の音は「欠落」しますが、口の中では「d」の音の為の動きはあるし、その分の時間はちゃんと消費されています。しかも慣れると幻の「d」音が聞こえます。shountと発音するのとは、違うのです。
例えば「little」の「t」は「L」の音に近くなりますが、lillleと発音するのとは、違います。時間が足りなくて「T」のformationを取りきれず、しかも弱まって「L」の音に極度に近い音に甘んじていますが、「T」音の誇りは捨てていません。もう少し詳しく、また、もう少し具体的な例を挙げての説明は、別欄で何回かに分けて取り上げて行きます。本物の「音の欠落」、本物の「音の完全変化から別語化へ」の例もあります。
慣れないと、英語の音は巻き舌でくぐもった音だと聞こえます。しかし実は一つ一つ透き通っています。透き通った曖昧音、透き通った「R」音、透き通った濁音なのです。くぐもって聞こえるのは日本語に無い音が日本語耳にはチュート半端に聞こえるせいです。
日本式くぐもらせ方は、ネイティブからは聞き取りづらい音に成りますので、彼等よりももっとクリアな発音にするつもりで話して、丁度いい感じです。特に不要に舌を巻かないことも大切です。内側に舌を巻いても良いのは「R」だけ。(Rの直ぐ後の母音が影響を受ける場合を除く。)本当はRも、必ずしも舌を巻く必要はありません。
市販のテキストや教材に載っているとおりだと思いますので、ここでは略します。強調したいのは、他の欄で書いたように、「自分の英語は駄目です」というたぐいの発言は絶対にしないことと、丹田(臍の下に当たるところで、太陽叢という神経叢があるところ。昔、肝っ玉があると思われていたところ。)に気を落として落ち着いて、間違いは気にせずに堂々と話しましょう。結局、そうして話す英語が一番通じやすいのです。
米国人は子供でも英語を話すとか、赤ん坊の様に学べば良いと言われます。その通りだと思います。彼等が一日にどれ程の時間生の英語を聞いたり見たりしているかを考えると、いかに自分の学習時間が短いかを痛感します。とくに赤ん坊は一日中ものすごい集中力で学んでいますよね。しかも、英語以外は使わずに。結構大変かも。
各単語の発音をしっかり出来る様になって、話すスピードを上げていったらばネイティブの発音になるのだろうか?
理論上可能です。彼等も、無意識のうちに身体が発音し易い方法を見つけて音を弱くしたり、変音したり、間に合わせの発音方法をとったりしているので、natural speed用の発音を学習するわけではありません。例えば Shut up! も、シャラップと聞こえますが、彼等はshullupと言っているのではなくて、発声器官・身体が速度に合わせて自然に調節した shut up を言っているのです。ゆっくり言う時の発音と普通に言うときの発音は、言う本人にとっては同じ物だということをお忘れなく。
だから「natural speed用の音を覚える」のではなくて、基本の音の延長上にあるナチュラルスピード音として捉えましょう。米国人だって、基本の音から覚えて行くのです。自然変化させる為のTipsは他の複数の欄に少しずつ書きました。
基本・訓練08_Shadowingもどきの勧め Listeningの為に。
AFNを聞き始めて1年以上殆ど何も聞き取れない状態が続きました。ふと居直って、聞き取れる音だけを、通勤時なので声は出さないで頭の中で、リピートすることにしました。赤ん坊の喃語の様に、ふにゃふにゃと聞こえたらふにゃふにゃと出来るだけ同時に繰り返すのです。
すると数ヶ月後、急に多くの単語が明確に聞こえる様になったのです。今でも全ての文章全部が聞き取れるわけではないのですが、訓練に於いては敢えて全体を推理しません。推理するとどうしても日本語で推理して文章を完成してしまうので、聞こえなかった単語はいつまでも聞こえないまま。
そして更に数ヶ月、音読訓練との併用効果もあり、随分と文章全体が聞き取れることが増えてきました。まだまだですが、老人でもこれだけ効果があったのですから、青年ならば、1年でマスターも夢でないのでは?
後で知ったのですが、これはshadowingという訓練法にそっくりです。違いは上級者でなくても出来ること。お手軽ですよお。
JUNE/07/05追記:
この声を出さないshadowingにはsilent shadowingという名前がありました。知らなかった・・・。
基本・訓練09_英語のリズム・単語のアクセント
英語はリズム・イントネーションが大切だと言われます。だから音感が良い歌手達はマスターが早い。実際に、発音自体はそれほど上手く出来なくても、前者ふたつがしっかりしていれば通じなくて困ることは殆どないはずです。逆にそれらがしっかりしていないと、発音が完璧でも、通じないことがあります。市販の教材も勿論良いですが、次の方法だと直ぐに骨が分かってびっくりします。アクセントを置く語・音節を長〜く、発音する。強くはしなくて良い。
I'm going to see him at the stationを例にとると、アァィム・ゴウイン・トゥ・シ〜〜〜・ヒム・アト・ズ・ステ〜〜〜〜〜〜ィシュン。練習ですから、伸ばす単語・音節は異様に長くしてみます。それ以外の部分は自分なりの普通の速さで発音します。すると、あら不思議。伸ばさない所も、余分な音が減ってきて、英語っぽくなって来ます。そして、徐々に普通に読む際にも、イントネーションがはっきりする様になってきます。上級者から習った、目から鱗のTipです
基本・訓練10_音読の勧め Listeningの為に。
私も未だに全部聞き取れるにはほど遠いのに言うのも何なのですが、ヒアリング能力を高めるには、両耳を手でふさいでテキストを音読するのが手軽なのに非常に効果が高いです。骨を伝わって自分の声が他人が聞いている様に生で分かりますから、発音の矯正にも便利。単語も覚えやすくなる。同時通訳訓練のShadowingは難しすぎると思うならば、取りあえずこれを。「ヒア○ング・○ラソン」の広告にも、音読が役立つと書いてありますが私の発見では、耳をふさぐと、更に効果がすごいのです。私自身、この方法を自己開発して(えっへん。いばり!<<--気づくのに30年間掛かった奴。)始めて半年で、もう一つのShadowingもどきの効果と合わせて、NPRのニュース聞き取り力が約2倍(当社比)に向上しました。無料だし。
基本・一寸11_指示代名詞の「it」と「that」
これは難しいです。基本的には、代名詞(itは正確には指示代名詞ではないけれど、「それ」を指す意味合いとして、)としては意味は同じです。強いていうならば、「it」が一般的で、「that」には思い入れがあるというか・・・。
Good idea. I like it.
Fantastic idea! I love that!
Have you finished it? I have another subject to ask you.
Have you finished that already? How quick!
どちらも前者よりも後者が強い意志が入っている様に感じるのですが、前者でも感情を込めると、十分に情熱的です。後者もただ冷たいだけにも成るし。ジョークに対して受けて;
It's a good one!
That's a good one!
ならば、前者が自然です。後者は「そりゃ、まあいいさ」と上の空でも使える様な・・・。でもitと同じく使う場合もあるし・・・。
きっと、その場の雰囲気と話し手の感情の入り方で色々あるのだと思います。反論・異論、待っています。
投稿者:comfy - 投稿日時:2003年11月22日 17時58分25秒 引用
基本・一寸11に「it」と「that」の説明があったかと思います.
実用上はどうでも良いことですが「it」は{三人称単数中性主格・目的格の人称代名詞}(ジーニアス英和)です.指示代名詞としての用法はないと思います.ご説明のように意味の上では「that」には思い入れがあるというのはその通りだと思います.
「that good」 のような副詞としての用法,強調構文における「that」など全て「that」このようなの性格によるものでしょう.
基本・一寸12_ゆっくりな英語と普通の英語
日本人の英語はしゃべり方が早すぎるといわれることが多いのです。勿論音感に優れた語学の才能のある人は別ですが、英語の音をマスターするまでは、全ての子音の後に僅かながらでも母音を付けてしまい勝ちです。例えばbattleは英語では一音節の音ですが、バトルは三音節です。そのままでは同じ単語なのに、言うのに3倍も時間が掛かります。そのような時間の掛かり方をした文をネイティブの掛ける時間内に終わらせたら、結果的に3倍のスピードの早口になってしまう。
聞く側は元々余計な母音があるというだけで、聞きながらそれを頭で排除しなくてはないのですから、それが早口ならば本当に大変なはずなんです。。
だから、無理に想像する自然の速さでしゃべろうとせずに、自分にとっての楽な速さで話しましょう。そして音便変化を含む英語音が身に付くにつれ、全体の長さも自然になって行きます。心配無用。
基本・一寸13_Jesus! / Oh my God! / Oh my goodness! / Oh my! / Gosh! / Gee!
JESUSは「まさか!そんなひどいことが!」「あ、りゃあ、まいった。」、「やれやれ」、「なんてこったい」などの感嘆に使われますが、これは勿論イエス・キリストのこと。ですから、キリスト教徒でもない多くの日本人がまねるのにはちょっと違和感を感じます。キリスト教の神(の子)は異教徒も救ってくれるのだろうか?Godも同様で、goodness, gosh, gee, などはGodの語を直接使うのをためらったことによる遠回し表現です。
いずれにしろ、これらの感嘆詞は反射的に心から出てしまうもので、そうでない人が使うと違和感があって変だそうです。ちょっと矛盾しますが個人的にはまずOh, boy!, Wow, Oh, no!などを完全に自分のものにして感情のまま咄嗟に言えればそれでいいし、Jesus・Godを使ってしまったところで出ちゃったものは仕方ないと思います。多くのアメリカ人も言葉の本来の意味を思い起こしながら言っているわけではないそうなので。アメリカ人が日本語で「神も仏もないものか」と言っても、違和感より先にウケてしまうだけだろうし。
基本・一寸14_bottom line
元々は損益計算書の一番最後の行、つまり、純利益のことを表します。そこから転じて、My bottom line is . . . と、最初に結論を持ってくる表現が多用されます。
英語の報告書や長目の意見を言う際には先ずは結論を述べ、それから経緯や詳細を述べるものです。日本式に経緯や詳細から述べると、言いたいことが通じないことがあります。ここにも、英語は論理的な言語であるという特色が現れています。日本では、相手の顔色を見ながら後の方を調節してゆかなければ成らない時代が長かったせいか、結論を最後に言う癖があるのだと思いますが、国際化社会になってきて、今は日本語でも結論を最初に言うことが常識になっています。
因みに貸借対照表の自己資本部分(正確には少し違いますが)も、bottom lineと言います。あまり知られていませんが。
基本・一寸15_That happens. / 現在形の正体とは。
「そういうことってあるんだよね」。言い訳に使えます。この様に、動詞の現在形は、ものごとの真実・本質を表すものだということは、とても大事な概念です。EVERYBODY LOVES SOMEBODY SOMETIMEという歌は、「誰かが誰かを愛してる」と訳されていますが、、多分音楽センスで訳しているのでしょう。英語としての意味は、「人間は誰もがいつかは誰かを愛するものである。」という哲学的な真実になります。
主文が過去形なのにその後の節が現在形の場合など、この「理」で考えれば、理解できると思います。良い例が見つかったら、追記します。
基本・礼儀16_英会話心構え
市販のテキストや教材に載っているとおりだと思いますので、ここでは略します。強調したいのは、他の欄で書いたように、「自分の英語は駄目です」というたぐいの発言は絶対にしないことと、丹田(臍の下に当たるところで、太陽叢という神経叢があるところ。昔、肝っ玉があると思われていたところ。)に気を落として落ち着いて、間違いは気にせずに堂々と話しましょう。結局、そうして話す英語が一番通じやすいのです。
基本・礼儀17_普通の英語・正しい英語
言葉は時代と共に変わって行きます。誤用法も次第に社会に受け入れられれば、正しい用法になります。
◆一所懸命(今やるべき一つの事に必死に力を注いでやり遂げようとすること)
:今は「一生懸命」も可。
◆役不足:本来は歌舞伎の大御所などに簡単な役をお願いする場合に「こんな
役ではあなた様には不足でしょうが、何とか引き受けてください。」といった
場合に使われ、現在多くの場合に使われていて受け入れられつつある、「そ
の人の能力が低くて役に追いついていない」、という意味ではありませんで
した。広辞苑第五版には未だ本来の意味だけがでています。
しかし、それは自然に社会に受け入れられて一般化してからのこと。限られた世界でしか使われない内は、間違いは間違いです。英語によるコミュニケーション力強化を狙う倶楽部としては、日本語も英語も先ずは正しいものを学びたいと思いませんか?
-->>English Tipに成っていないかも・・・(汗)
基本18_He don't know nothing.
これは実際に耳にしたことのある、ネイティブの英語です。この文章が示唆することは二つあります。
1.ネイティブでも文法が滅茶苦茶な人がいるが、それでも通じて生活もしている。
我々も話すチャンスには文法などは気にせずに、どんどん話そう。
2.この英語を話した人は、いわゆる底辺層の無教養の人が使ったものです。我々
には英語では外国人だと言うexcuseがありますから恥ではないでしょうが、もしも
ちゃんとした英語を話したいと希望しながら学んでいるのであれば、同じ努力をする
ならば、正しい英語を学んだ方が得ではないでしょうか。話す時には自分の出来る
範囲で堂々と話せば良い。でも、将来の為には、こっそり陰で学力も伸ばそう、み
たいな
基本19_I beg you a pardon? I beg your pardon?
JAN/25/04訂正)今までずっとI beg you a pardonになっていました。間違い
です。基礎編で間違うなんて、信頼なくすもいいところ。申し訳けございません
でした。恥、恥、恥!赤っ恥っ I beg you for a pardon.ならば、許しを請う、と
いう意味にはなりますが、あまり使わないと思います。許しを請うのもI beg your
pardon.です。
「済みませんがもう一度言ってください」の意味。大抵の相手は、同じスピードで
繰り返すだけです。ゆっくり・はっきり言って欲しいときには、そういいましょう*。
尚、ドスを利かせた声でゆっくり言うと、おどしになります。
初めから相手にゆっくり話して欲しい場合には、先ず自分が出来るだけゆっくりはっ
きりと話します。すると、相手もつられてそうなります。
*Could you speak a little bit slowly for me, please?の様に、「for me」を付ける
ことが大切。付けないと、相手の話し方が誰にとっても早すぎると責めている感じ
になりがち、という人もいます。日本人が大抵あとに付け加える「未だ英語力が
足りなくて」といった言い訳よりもスマートな方法と言えます。
基本20_How are you? / How have you been? などの挨拶への返事
これは相手のmedical conditionを尋ねているわけではなくいので、親しい人に余程伝え
たいことがある場合以外は、少々具合が悪くても、心配事があっても、I'm fine.やNot
so bad.などの、定番で答えること。Thanks.は省略することも多いですが、略して良い
場合を見分けられる様になるまでは、ちゃんとThanks.をいいましょう。
因みに中国語ではhow are you?のカジュアル版は、「ご飯食べましたか?」です。
貧しかったころの名残らしい。これを日本語でそのまま言われて、「いや、忙しくて
未だなんです」などと、長い間真面目に答えていました。negative transfer(負の
転移)というやつで、逐語訳が如何に誤解に結びつくかの一例です。
基本21_指差し(finger)
相手や他の人を指し示す場合は、5本の指を軽く伸ばして揃え、掌を上に向けて指します。
人差し指だけで指すのは、攻撃的な、或いは見下した意思を示し、失礼なことです。日本
でも本来はそうなのですが、特に欧米人は個人の尊厳を重要視する為、気を付けなければ
なりません。
point finger at: 軽蔑して指をさす
point a (/ the / one's) finger at: (犯人、責任のある人物など)を指し示す、
・・・を公然と責める(非難する)
基本22_辞書とインターネットの使い方
よく言われることですが、和英辞書で調べた言葉は必ず英和、なるべく英英も使って
用法やニュアンスも確認しましょう。用法に関しては、更にGoogleなどで検索して、
いくつかの文例をみておくことをお勧めします。手間が掛かるようでも、間違った用
法で覚えてしまうと、意味が通じなかったり、誤解されたままになったりで、後で訂
正や覚え直しが大変です。
最近は電子辞書上級機の内容も良い物になり、ニュアンスまで説明してあることが多い
ので、投資する価値はあります。
基本23_ 時制 TENSE
日本語と違い、英語文は必ず時制を表しています。サンプルをどうぞ。
What do you drink?:現在形は現在の状況です。この例では普段の飲み物は何か、
ということ。What would you. . .は仮定法ながら未来を尋ねています。僅か1秒先でも
未来形になります。
I'll tell him of that tomorrowとI'm going to tell him ...:前者は単純に未来を
いい、何か相談された時に「じゃあ、彼に明日言っておこう」と今決めた時に使い、
後者は今既に決まっている「明日彼と話す」行為を果たす行程にあるから、現在進行
形です。
I lived in the US.とI have lived ... :前者は過去のどれかの時点で米国に住んで
いた、後者は今も住み続けている、ことを表します。完了形は現在に影響が続いている
場合に使います。(過去完了は、過去のある時点まで影響が続いている。)
基本・礼儀24_I don't speak English well. My English is not good.など
意外なことに、実は言わない方が礼儀です。これらの発言は聞き手(特にnatives)が意識
してしまって構えてしまい、余分な力を使うことになり、却って通じにくくなります。
それに、「あ、この人は、いいえ、十分にお上手ですよ、と言って欲しいんだな」と
思われても、恥ずかしい
基本25_受動態と能動態使い分け
20年ほど前には、日本では特にかしこまった文章(ビジネス英語など)では I を主語で
書くな、Weを使え、それよりもItやモノを主語の受動態を使え、と指導され、会話も
それに沿っていたのですが、最近はどうも逆に受動態はよくないというようです。
色々聞いてみると、どうやら受動態優先は昔の英国語主導の話で、時代の変化により
英国でも逆転したようです。確かに感覚的にWeや受動態は著者・話し手の責任逃れの
感じがあって、あまり良くないですね。それに基本的に能動態に比べてインパクトが
弱くなります。
少なくとも英語ネイティブと話すときには能動態を基本としましょう。勿論itや物が
主語にするのが自然なものや、意図的にそうする場合は除きます。
基本26_Answer to yes or no questionsで、まごつかない骨
相手が肯定形で訊いているか、否定形か、を、無視しましょう。どちらで訊かれて
も、Are, Do, Will, Could,などの最初の語を取っ払ったあとの文章が当てはまれば
yes、そうでなければnoになることに違いないから、複雑に考えると損です。
例;
Are you married? Aren't you married?
-->>独身者は、どちらで訊かれても答はNo.です。I leave it to your guess. でも
いいけど。mind(気にする、困る)を使って訊かれた場合には、自分がmind以下を
気にするか、構わないと思うかを考えて、気にするはyes、気にしないはno、になり
ますので、ご注意を。
例;
Would you mind my taking this chair?
Yes. Sorry, but my friend is coming soon.
Yes, I doと「I do」を付けるのは、よほど困る場合にしましょう。構わないなら、
No. Go ahead.に。
基本27_bull shit, chiken shit, mother fucker, you ass hole, son-of-a-bitch, etc. (Four-Letter-Words / F-word)
スラング(俗語)は覚えていて楽しい。使ってみたい。でも、四つ文字スラングは
ネイティブでも上品な人は使わないし、ネイティブ以外の人が使うと非常に卑しい
低級な響きしか生まないので、仲間内で試すだけにして、聞いたときに分かる知識
に留めた方が良いです。外国人が淫猥な日本語を使うのを聞いて、やけにダイレク
トに聞こえて困ったことはありませんか?
それと、中指を一本だけ上に向けて立てる仕草がありますが、これは完全に喧嘩の
挑戦状です。ましてや反対側の手で上腕を叩いたりした日にゃあ・・・あぶない、
あぶない。
ちなみに、ただslangというと、必ずしも下品なものだけではありません。1ドルを
buckと呼ぶのも、slangのひとつです。
基本28_Articulate talking manner
発言がはっきり発音され、明確・明瞭なことです。米国人もarticulateな話し方を
する人を尊敬します。これは単にゆっくり話すことを意味しているのではありませ
ん。他のTIPSにも書きましたが、話す速さ(speech rate / rate of talk)はその
人の習熟度範囲で自然であるべきです。「ネイティブのスピードで話さなければ」
と考えて、発音に不要な母音が残ったりイントネーションが不正確である内に文の
長さだけをネイティブと同じにしようとすると、聞き手が分かりにくくて辛い思い
をします。元々余計な母音があるだけで、聞きながらそれを頭で排除しなくてはな
いのですから。
昔勘違いして力一杯早く話している日本人が居て、米国人がこっそりとBaronに
「彼は何を言っているのか」と訊いてきたことがあります。Baronの英語が未だに
もたもたと遅いことの言い訳ではないのですよ。(実は昔、私自身、一所懸命に
早く話そうとしていた頃が有りました。米国駐在で目が覚めたつもりです。)
基本029_byとtill (until)
基本030_from, above, of, below, before, under
基本031_前置詞・助詞・助動詞はgreat! その1
基本032_前置詞・助詞・助動詞はgreat! その2
礼儀033_食事時の音
基本034_I want you to, I would like you to と Can you, Could you, Would you
基本035_Mr. Taro Yamada
基本036_salutation
基本037_ごちそうさま
基本038_ただいま
基本039_backchanneling, back-channel feedback
基本040_Would you pass me the salt, please?
基本041_thank-you letter
基本042_(A) check, please.
基本043_go Dutch
基本044_話題
基本045_音楽性と運動神経
基本046_音読について
基本047_You mean . . .
基本048_malapropism
基本049_一般論を語る際のyouとwe
基本050_listening教材の音量
基本051_I'm loving it.
基本052_nickname
基本053_ブロークン・イングリッシュ
基本054_知らない言葉を言い表す
基本055_To be honest with you, / Honestly speaking
基本056_和訳
これで第一期基礎編は終了です。何が基礎で何が応用なのか、定義のしよう
byはその瞬間が締切ということを表し、untilは、その瞬間まで状態が続くこと
を示します。You have to present your homework until December 31, 2003と
すると、「あなたは2003年12月31日までずっと四六時中宿題を提出し続けなけれ
ばならない」ことになります。「31日までに」ならば、「by」を使います。言葉
の意味からは、31日が終わるまでに提出すればセーフです。ネイティブでも中に
は混同する人もいますが、間違っているととても変ですので、気を付けましょう。
before Dec/31/03ならば、当然2003年12月30日午後11時11分11秒11厘までに提出
しなければなりません。仕事では締め日の前日が締め日だと考えろと言います
が、それは又別問題。
その日や点を含むか含まないかは、取引では非常に大切です。会話でも誤解の元
と成り得ますので、しっかり覚えましょう。
fromはその後に続く語を含みます。from June 1: 6月1日を含む。
afterはその後に続く語を含みません。 after June1: 6月2日からになる。
ofは含みます。120 days of June 1: 6月1日を1日目と数えて、120日目。
beforeは含まない。aboveは含まない。ages above 20: 20才は含まれない。
日本語の「以上・以内」などの「以」は「もって」の意なので、含みます。
「未満」は満ちていないので、含みません。
前置詞・助詞は短い身体で、とても重要な役目を果たします。それぞれにちゃん
と意味があります。idiomなどの成り立ちを推測して意味と正しい使い方を理解
するのに役立つことも多いのです。いくつか例を;
out: 動作をやり通す感じがあります。
talk out: 語り尽くす help out: 助け切る
on: 接触した状態で上に。
on the top of them: それらの一番上に乗っかって -->>一番重要な
on the way: 辿る道(修行なども含む)の上に-->> ゴールまでいっていないわ
けだから、「途中である状態」
on that subject: その主題に乗っかっている-->>その主題について
to: そっちの方向へ
onto: そっちの方向でしかも接触して上に throw it onto the roof
off: こちら側から離れていく
He is off to the coffee shop.
He is off. 彼はこちら側の世界から外れている-->> 外れた奴、ずれた奴
または、dutyから離れている (off duty)-->> 休暇を取っている
out: 外側にある
This cellphone is out.: このケイタイは今の世の外にある -->> 流行からはずれている。
take $30 out of $100 -->> 100ドルから30ドルを取る
(バイト語)千円からお預かりします。-->> 千円からいくら預かるんだ
ろ?千円丸ごと預かるんじゃないの?(ロイデリでは、2003年5月現在、
訂正教育中。2004年2月現在、かなり徹底された。McDonaldも同様な改善
をしています。Dotorは未だ。)
in: 中に
This toy is in: この玩具は世の中の内側にある -->> はやっている。
but: 次ぎに来るのは、それまで述べた事項とは違うグループになる。
everybody but me: 私は「全員」に含まれていない -->> 私を除いた全員
その他、辞書を引いて調べましょう。これらの例のように、うがって考
えると、応用が利く様になります。
因みに、to, up, downなどを「方向詞」と名付けて、これらがそれだけでひとつ
の意味をもつと評価している学者もいると、上級者から聞きました。納得です。
助動詞は情動詞とも定義されます。動詞に感情や思い入れを加えるのです。もの
すごく重要ですよ。
特に欧米では食べること自体の音、slurp (飲む時のズズズー)や食器の音(カ
チャカチャ)は下品で、日本以上に嫌われます。噛む音のクチャクチャ、ベチャ
ベチャは問題外(これも英語にすればslurpです)。楽しいおしゃべりはOK。
でも、日本で蕎麦やうどんを食べる時のすする音はマナー違反ではありません。
もともとそうやって大きく音を出して食べるものだからです。ここでも文化の違
いが見られます。ただ、例えばNYの日本食屋で米国人がいるところで蕎麦をズ
ズっとすすると、理解は得られないでしょう。欧米人は「sip」という動作が出
来ないという説もあります。関係ないけど。
Don't talk with your mouth full(食べ物をほおばったまま話してはいけま
せん)は日米共通です。
前者よりも後者が「丁寧な頼み方」と言いますが、一番の違いは、前者は相手の
チョイスを限ってしまい、嫌でも受けるか、凛として断るか、になるのに対し、
後者は相手に広い選択の道を残す点です。先ずは受け入れる余地があるか、作っ
てくれるかを訊いています。欧米は個々の権利意識が強いので、前者は相手に義
務がある場合や、気心が知れていて、受け入れてくれることが分かっている場合
などに限って使った方が無難です。それでもケースバイケースな面もあるので、
慣れが必要ですが。would youも厳密には相手の選択の道を無くしてしまうので
すが、仮定法なのでcould youとほぼ同格に丁寧な頼み方になります。それでも
would youと言いかけて、could youと言い直す状況や心理もあります。
文章での書き出しや呼びかける時に丁寧にいうつもりでfull namesで呼ぶ人がま
れにいますが、これはやばいです。日本語で「ああ、これ、山田太郎君、君は
いったいどういうつもりだね」と、爆発寸前の怒りを抑えて言うのと、似たよう
な状況での使われ方等、特殊な状況に限ります。
emailでも社外には書簡と同じく「Dear Mr. / Ms. xxx」で始めるのが一般的で
す。で、親しくなると他社とでもDearの後がgiven nameになることが多いので
す。例外もあり、今でもいつまでもMr. / Ms.を続ける欧米人もいます。どうも
欧州の会社に多いように感じるのですが。
そうでない場合の内、ちょっと面食らうのが、相手がgiven nameで結んで来な
がら、salutationは相変わらず Dear Suzuki-sanと書き出す場合です。その場合
は相手が日本の習慣を尊重してくれているのだと思いましょう。で、「さん付
け」されたからと恐縮して、つい、Dear John-sanとしてしまう傾向はありま
せんか?全然悪くは無いのですが、やはり-sanを付けられると、違和感があるよ
うです。逆にこちらも欧米の習慣に合わせて上げれば良いと思います。Dear
John, です。
ついでに、first nameにMr. / Ms.を付けるのも、通常ではありません。
昔、Ms. Karenと呼んだら、笑われたことがあります。太郎ちゃん様、みたいな。
失礼ということではないそうなのでほっとしましたけれど。
食事直後に言うこれに直接相当する短い英語はありません。食べ終わるのを待た
ず、途中で具体的に積極的に料理を誉めましょう。まずは誉めるのがマナーで
す。日本語でもそうしますが、もっと徹底しています。This roast beef is really
tasty. I loved it.とか、Hmm, this is so delicious! とか。
Yummy, yummyは、「おいちい、おいちい」の幼児語。「ゲロまず」は yucky
です。使わないこと。
最後においとまする時の「今日はごちそうさまでした」の代わりに言うのは、
Thank you for inviting us today. It was really a nice party.などです。
ご馳走様の馳走は文字通り歓待する為にあちこち走り回って材料やら必要なもの
を集めることですので、本来の意味では日本語も、料理ではなくて相手の心遣い
に感謝する言葉です。英語の挨拶と同じ意味だったのです。
省略形であることを考えると、英語の「I'm home」は実は日本語と同じだと分か
ります。こういう例もあるのですね。
responses、chime in with(話に加わる)などが出ていましたが、これらは状況
説明の雰囲気があって、イマイチぴんと来ません。英会話でわざわざ相槌の語自
体を英語でいうこともないでしょうが、和英で見つかりにくい語の一例として
参考に。英語では日本語ほどには相槌は打たないと言いますが、「日本人と話し
ていると、聞いているのかどうか分からない」という評判もあるのです。要所要
所でuh-huhだけでは無くて、I don't belive it! (すごい!) Really? It's
funny.などの反応をすることで、相手は気分が乗ります。ビジネス話術としても
重要な基礎技術です。
礼」と、自分で手を伸ばして取る場合も多いのですが、欧米では例文の様にそれ
らの近くにいる人に頼みます。また、気が利く人は、Would you like salt and
pepper?などと訊いてくれます。レストランでのjob interviewでは、interv-
ieweeがそれだけの気配りをするかもチェックするそうです。日本でもテーブル
の上に他人が乗り出すよりも感じがいいと思うのですけど。どうでしょ?
故がなければ、出した情報は相手に届くものですが、ネチケットの一つとして
も、何かしてもらったり、回答をもらったりした時に、直ぐに一言(短くして、
他の用件は出来るだけ混ぜない。)をemailで返すのは、感じ良いものです。届
いた確認ではなくて、感謝を表すのですね。
イティブの本によれば、これは店員が客に払えと言うことばで、客側からはMay
I have the check, please?が一般的と言いますが、実際には(A / The) check,
pleaseを多く聞きました。checkは米語で勘定書のこと。英国語ではbillです。
因みに日本語で「おあいそお願いします。」と言いますが、「お愛想」は、元々
は店のひとが「勘定」を「払って出てゆく為の行動」という響きを嫌い、「お愛
想」と呼んだことから来ています。ですから、厳密には客が「おあいそ」と言う
のは自分に尊敬語を使うのに近いものがあります。でも気にしなくていいです。
もう普通語化しています。
系の人の前では使わない様にしましょう。最近は英語としてもobsoleteだそう
です。国名が使われている熟語は直訳してみて、失礼かどうかを判断したほうが
良いですね。ちょっとエッチな例で恐縮ですが、French chapeauも、上品を良し
とする昔の英国人が特定ゴム製品を英語で言うのが嫌で作った言葉。仏語はその
逆をやっているそうです。これも多分死語だとは思いますが。出来ればネイティ
ブが実際に使っている場面からニュアンスを掴んでから使う方が安心です。
ブーです。気心が知れた間柄でも、これらの話題は議論から感情的になりやすい
ものです。欧米人にとって、どちらも、特に宗教はその人の人生に於ける指針
なので、批判されると人格を批判されたと思うほど、大切なものなのです。勿論
日本にはどういう政党があるだとか、自分は仏教徒だとか、一般の話題ならば
大丈夫でしょう。
るので、なかなかネイティブの幼児の様には素直に言葉が入ってきません。成人
の場合、音感の優れている人、運動神経(特に反射神経)が優れている人ほど、
上達が早いものです。しかし音楽もスポーツも「出来る」ところまでは誰でも練
習次第で到達できるもの。英語を読み・書き・聞き・話す訓練では少しでもその
リズム・イントネーションを感じ取り、英語を英語のまま反射的に「感じる」つ
もりでやりましょう。英語弁論・言語のプロには成れなくても、普通の英語ス
ピーカーになることは誰にでもできるはず。
暗記しただけで感情がこもらない文章は意味を取りにくいものです。ですから音
読する場合には、感情を入れて読む様にしましょう。それが通じる英語力を磨き
ます。それにより、先ず日本語で考えてそれを英語に直す、またはその逆をやる
という作業からの解放にもつながります。
You mean you do not want to attend that meeting, but dare to come? の様に、
相手の話の内容を自分の英語に置き換えて確認してもらうと良い。相手も、自
分がきちんと聞こうとしていることも分かってくれるので、より親切に教えてくれるし、
気持ちも伝わり易い。
された言葉。1775年のSheridanの演劇「The Rivals」に出てくる言葉を矢鱈と誤
用するMrs. Malapropの名前から。ようするに言い間違いのひとつです。
Back to the Future 1で後のマーティの父親ジョージがロレーンに恋心をうち明ける
シーンでYou are my destinyというべきをdensityと言ってしまうのもmalapropism
でしょう。でも観客も笑いながらも、、多分ロレーンも、destinyと言いたかったの
だな、と、分かります。日常会話でもまれに発生することがあります。しかし、周り
は「上手に聞いて」会話は続きます。これもどこまで正しく話すべきかという論点の、
ひとことで言えない難しさのひとつです。
向いている状況は思いつきません。外国人と一対一あるいは複数で話していて
If we want to do a thing, we can do it.(人間なにかやりたいと思えば、出来るも
のだ。)と言ったとします。日本人は「あなた方も私達もやる意思さえあればなん
でも達成できるものだ」の気持ちになると思いますが(思わない人は英語を知っ
ている人)、それを聞いた外国人には、「日本人はあなた方と違って成せば成る
という思いの意思の強い民族だ」と言っている様に聞こえます。同じ国民の間だ
としても、「我々意思の強い者達は、意思を持って何が何でも目標を達するが、
あなたの様な人には無理かな?」と、線を引かれた感じになります。一般論を言
うときにはweはyouだと割り切りましょう。
小さめにして聞く方が訓練になります。集中力を高めるからです。しかし、それが
うまく行かない場合には無理は禁物です。力が付いてこないと諦めに繋がる恐れ
もあるからです。全部聞き取れなくて悔しい思いをするような題材は、ときたま音量
を上げて聞いてみましょう。急にヒアリング力が伸びた様に聞き取れる量が増えて
嬉しくなります。これは日本語が全ての音節の音量がほぼ同じなのに比べ、英語
では実に強弱が激しく、出しているのに耳には全く届いてこない音もある程だから
です。
どの様に違うのでしょうか。現在形と進行形との究極の違いは、「思い入れ度」の
違いです。I'v waited for you.が「私はあなたを今まで待ち続けていた」であれば、
I've been waiting for you.は、「あなたを今までずうぅっと、待ち続けていた」感じ
です。この辺は話し手の思い入れ度で響きに違いがでますけれども。
親しみを感じていることを表し続けているのだと思います。夫婦・家族が常にI love
youと言うのと同様な感じ方でしょう。離婚率が高いこととどう関係するのか分かり
ません。昔は日本人が欧米人と話す時には自分に英語式ニックネームを付けて
話すことが普通でした。それをかっこよく思う日本人も多かった様です。今はそこ
までやらなくても済みますが、自分の名前が欧米人に極度に発音しにくいもので
あれば、敢えて英語のニックネームを付けるのも親切の内とも思います。休憩室に
代表的なNicknamesの表を付けてあります。
て初心者の為のブロークン・イングリッシュの勧めを書いておきます。真面目な初心
者は最初から正しい英語を話そうとして、却って話せなくなることがあります。フロ
ントページに書いたとおり、この部屋で書いているのは飽くまで或る程度英語を話
せる人を対象に「更に良い英語、通じやすい英語にする為のTips」であって、絶対に
間違った英語を話してはいけません、という意味ではないのです。
一方、世の中には最初から正しい英語を話そうとすることが苦にならない人もいます
ので、自分で負担に感じなければ、ここのTipsを利用する、さもなければ、無視する
感じで見て下さい。Baronも実際に話す時には相手と自分の間違いは気にしません。
或る英友が言うとおり、言葉なんて、日本語も含めて究極、魂で話すものです。
その上で、少しでも多く、通じやすい英語・誤解を避ける英語を徐々に取り入れて
行きたいな、と、思います。
ただし、仕事の英語は間違いでは済まないこともあるので、ビジネスは別、と言わざ
るを得ないのがジレンマです。
ません。何か知らない言葉があったら、他の知っている言葉を組み合わせて表現
するのも、会話力増強には大切なことです。
昔出荷部門に行って錐を借りようとした時の話。gimletという言葉を知らずに(カクテ
ルのギムレットと同じ綴り)、現地managerに「長い棒状の道具で、手でこう回して、
穴を開けるのに使うやつ、貸してください。」と(英語で)尋ねたことがあります。か
っこ悪い話ですが、managerと近くに居た人は大笑い。「You did it very well!」と、
誉めて?くれて、とても仲良くなりました。彼らは決して「かっこ悪い」とは思わなかっ
たと思います。
今思うと、取りあえずdrillでも良かったかも。
良いと書いてあるテキストもあります。確かに場面に拠ってはそう感じますし、これや
「Frankly speaking,」は多用されると聞いていて疲れます。しかし、普段、常識的
に言ってはいけないことや、隠さなくてはいけないことは伏せて話すのは当然なの
だから、ここぞという場面では使って構わないと思います。AFNなどで聞く例もある
し。友人との会話だと、Just between us.「ここだけの話」なんてのも有りますね。
要は、社会常識を持つことです。
論を待たないと思います。しかしながら仕事で英語を使う場合には、それだけでは
不十分です。現在は年輩の方々も英語学習が進み、通訳や翻訳は不要のことも
多いですが、それでも日本語に直す必要はゼロではありません。またまた堅いこと
を言うようですが、日本語がしっかりしていないと、折角英語がぺらぺらでも使えない
人に終わることも現実にあるのです。
英語自体が趣味で自分だけ分かれば良い場合はもちろん、こんな心配は不要です。
もありません。この部屋ではバロンが経験上、自分の感覚ではせめてこれだけ
は最初の内に身につけた方が後が楽且つ、応用が利きやすいかな、と、感じ
たものを羅列しました。骨によっては異論のある方もいらっしゃると思います。
そうでないまでも、全部をただ鵜呑みにするのではなく、自分の感覚で自分
Versionの「骨」を見つけていくつもりで参考にするのが理想です。
今後も一口、日記、過去トピックなどは出来る限り続けますが、全部読もうなど
と思わず、気が向いた時にその時の一番新しい骨をみてみる程度の軽い気持
ちで扱ってください。2004年5月吉日