*今日の一口英語
Meddhy英語tips部屋
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今日の一口英語


この頁ではBaronが普段の英語学習生活で「あ、面白い」と思ったり、「あらら?日
本語英語では?」、「通じないだろうな」と感じたりしたもののみを取り上げます。
難易度もその日の思いつきで様々。あなたの真面目な勉強の間に息抜きを提供
する雑記的ネタ英語を目指します。
大口小口におちょぼ口、バロンが苦手な無口で無言。大きさ様々な「一口」です。
ときどき無駄口もある。
1,500口を越えてネタが尽きました。それでも学習に終わりはないので、何かネタ
に出会ったら追加します。時々はご訪問ください。
↓ファイルが重くなったので、下記の通り分けました↓概して古いほど初心者向
けが多いです。

◆一口#001-#500へ
◆一口#501-#1,000へ
◆一口#1,001-#1,400へ

( 1,690 ) Mx. [miks ミクス]


gender freeもとうとうここまで来ました。Miss / Mrs.の区別は差別だと、Ms.が使われる
ようになって約半世紀。さらに男女で敬称が違うのは差別だと、Mx.が使われだしていま
す。日本語の「さん」「様」は先んじてgender free。

この敬称は2015年5月に、Oxford Dictionaryが辞書に載せると宣言したそうですから、
単なるbuzz word (流行語)ではありません。

因みに、BrEでは Mr / Mrs / Mx と、ピリオドを付けないのが一般的です。
                                             AUG/27/2015


( 1,689 ) sleeping と asleep


「彼は寝ている」は通常 He is asleep.と言います。sleepingは動作の進行形なので「寝
ている状態だ」と言いたい時にはふさわしくありません。

では、「Sleeping Beauty (眠れる森の美女)」はどうなのか?寝ている状態の美女だから、
He is sleepingでも良いのではないか、という疑問が湧きます。

これはsleepingは、後に続く名詞がどんな状態の名詞なのかを表現するものだからです。
The Sleeping Beauty has been asleep for neary 100 years.という感じ。
                                             JULY/10/2015


( 1,688 ) ten to the fifth power


10が5番目の力へ?何のこっちゃ?

これは10の五乗のこと。単語自体が気を引いた英語というよりは、こんな中学で習うよ
うな言葉を自分が知らなかったことで気を引きました。

powerには「累乗」という意味があります。二人が力を合わせれば、1 + 1 ではなくて 2の
二乗の力になる、というような言い方を思い出しました。覚えるヒントにしてください。
                                             MAY/22/15


( 1,687) emoji


絵文字。以前はアルファベット系言語ではemoticonあるいはsmilie(「 (;>」「 ;)」 など)
と呼ばれる感情表現マークが使われ、慣れないと首を左に傾けて見るので疲れました。

日本・アジア式の (^ _ ^)さえも欧米人には通じにくかったようです。

しかしスマホの普及から、欧米でも日本式絵文字アイコンが受け入れられるようになって、
2013年9月には、なんと、Oxford Dictionaries に「emoji」が正式に登録されました!!!

快挙!

しかし日本同様に欧米でも公式の文書でのemoji使用は避けるべきとする人が大多数
です。私的な交信では自由だと思うのですが、絵文字を多様するほどに文章が幼稚に
見えがちですし、文章力も上がりません。

カジュアル・フレンドリー表記と、きちんとした文章を使い分けるべきという意識は必要で
す。
                                             FEB/06/15


( 1,686 ) p-book


e-bookという言葉は定着しました。電子書籍。こういう風に新しい技術による新語が定
着すると retronym が必要になります。古くはカラーテレビの出現により発生したblack-
and-white TVの様に。emailに対するsnail-mailは定着せず、postの語で表しています
が、スマホの定着で従来の携帯電話がガラケイと呼ばれるようになったのも、retronym
でしょう。

電子書籍に対する紙の本は physical book、略して p-bookと呼ばれつつあります。で
もp-bookだと「pee-book おしっこで出来た本?」と聞こえるのが難です。
                                             JAN/27/15


( 1,685 ) mixed feeling / mixed success


mixed feelingは「入り交じった感情、複雑な気持ち」のことですが、mixed successは
「複雑な成功で」ではありません。

「うまくいくこともあればうまくいかないこともある、成功することも失敗することもある」と
いう意味です。
                                             OCT/23/14


( 1,684 ) diamond jubilee


jubileeは耳慣れない単語ですが、2012年に英国のエリザベス女王のQueen's 50th
Jubilee Celebration(女王即位50周年記念」の騒ぎがあったのを記憶している方に
はdiamond jubilleeもなじみかもしれません。

結婚記念日にダイヤモンド婚(60周年)があるのだから、即位60周年記念があっても
おかしくない。

こんなjubileeなんて単語を覚える必要があるかとも思うのですが、newsでも50th
aniversaryとは言わずにjubileeが使われる以上、聞いてわかるようにはした方が
いいのでしょう。

jubileeは特別な事項のaniverasryです。

・・・アップが遅れてしまった。次の機会に使ってください。
                                          OCT/10/14


( 1,683 ) sideline


サイドライン、側線。

ところが「アルバイト、サイドビジネス」の意味がありました。今まで知らなかった。不覚。

今までside bunsinessは和製英語で通じないし、parttime jobは日本語感覚では、本職
がない感じが強くて、もっといいのがないかと思っていたのですが、sideline、もしくはもっ
と明確にするならば sideline business、が適切だと、やっと知りました。

Oxfordにも「an activity done in addition to one's main job」と出ています。

side businessが和製英語だ、という確認で終わっていたのが敗因です。多分。

                                             OCT/10/14


( 1,682 ) phone-tree purgatory


以前はあるいはどこかの会社の代表電話に電話するとオペレーターが出て、「まいど
ありがとうございます。株式会社○○でございます」などと返し、そこで「△△部のスズ
キさんをお願いします」といえば「かしこまりました。少々お待ちください」とつないでく
れました。

しかし今はプログラムが「・・・サービスについてのお問い合わせは#の後に一番、製
品に・・・」と永遠に話し続け、やっと目的の番号に繋がると「ただいま電話が非常に
混み合っています。このままお待ちいただくか、後刻お掛け直しください」・・・。

もう、嫌!

これをNHKビジ英では「電話組織図煉獄」と呼んでいました。地獄に行くほどではない
ちょっと悪い人が魂を浄化する為に魂を煉(ね)る場所。

電話を掛けると煉獄並に待たされる。分かるわ〜。
                                          Sept/05/14


( 1,681 ) the Gunfight at the OK [O.K.] Corral


有名な映画の題名です。なんと、「OK牧場の決闘」。corraは「馬の囲い場」のことで、
実際映画の舞台はそれ。でも「OK馬囲い場の銃撃戦」ではヒットしそうも無いので、
「OK牧場の決闘」としたとのことです。

やはり昔の洋画の邦題は考えて作られていますね。これは簡単な例でしょうけれども。

このcorraは動詞としても使われるわけで、「corral a fire 火災を包囲する」といった
用法があります。
                                          JUNE/22/14


( 1,680 ) forever and a day


永遠足すことの1日間。なんこっちゃ?

foeverを強調する言い方です。Mary Hopkinsの名曲、Those Were the Days の中に
も出てきます。日本でも1968年に「悲しき天使」のタイトルで大ヒット。受験勉強中に
ラジオ深夜放送で聴いて、なんとも甘ったるい気持ちに浸りました。なんかあのころの
方が歌の英語を聞き取れた気がします。当時はバラード調の歌が流れていたのと、
毎夜聞こえてきたので耳に残りやすく、そう思うのでしょう。

今更ですが、everには「いつも」の意味があり、for two hours(二時間)と同様に考え
れば for ever は「未来のいかなる時刻も含む時間)ですから、永遠の意味になるの
は当然です。for ever と書いても「永遠に」です。
                                          JUNE/06/14


( 1,679 ) accent reduction training


何回か「英語の発音は重要ではない」は「内容ほどには重要でない」ということで、
発音もacceptableな範囲まで正しくするのは重要だと述べました。

2013年4月号の実践ビジネス英語に「accent reduction training」なる言葉が出て
きました。

民間パイロットの英語がひどくて管制塔で理解できず、逆に管制塔からの指示をパ
イロットが理解できなくて二機の飛行機がcollisionを起こし、600名もの人が死亡し
た事故が有名です。

従来にもまして英語が国際言語としてde factoになって来ていることからか、米国で
はこのtrainingのコースが増えているそうです。

或る程度の年齢になると完全にネイティブの発音と同じレベルに成るのは不可能と
言われますが、少しでもネイティブの発音に近づけて発音が正しくないことによる誤
解を無くし、相手が意味を推測する負担をなくすべくネイティブの発音に近づけるこ
とは可能です。
                                          JUNE/11/14


( 1,678 ) pale before


・・・の前で青ざめる、という使い方もできるかも知れません。

beforeはin front ofの意味で使われることも多い。

paleには「見劣りする」という意味もあります。だから「My English knowledge pales
before you. あなたの英語力を見ていると私の英語力なんてたいしたもんじゃあない

と思い知らされる」というような使い方も出来ます。ふだんそこそこには自信があっ
た場合に、口にしそうです。

長い表現だと pale in comparison with (・・・との比較上見劣りする)とも言います。
ちょっとフォーマルな感じになります。
                                          APR/21/13


( 1,677 ) godsend / heaven-sent


godsendは「天の恵み」。heaven-sentも「天の恵み」ですが、「時を得た、とてもナ
イスなタイミングで」という感覚で使われるようです。

でもそんなに厳密に使い分けなくてもよさそう。

「天賦の才」は天が与えた才能で、生まれつきのものです。英語だと a natural gift
ということが多いですね。この場合のgift は「天からの贈り物」で、天才のこと。

文句は言えないけれど、もう少し語学の才が欲しかった・・
                                          JAN/17/13


( 1,676 ) Sesame Street English


最近Sesame Street のvideo podcastingを楽しんでいます。

日本では昔NHK教育テレビで放映していましたが、10年近く前だったかに番組本
国の「今後その地域での言語に吹き替えて放送する」方針とあくまで米国での放送
のまま放映したいNHKとの意向が折り合わず、日本での放送が終わりました。

放送されていた頃は幼児・小学生向けの英語、特にマペット達の英語がほとんど聞
き取れず、自分の英語力の低さに嘆いたものです。

ところが今回podcastingではおおよそ聞き取れることがわかり、最近TOEICの点数
も停滞しているbaronには大きな喜びです。

しかし、word on the streetで「stupendous, soggy, pricky」などが取り上げられ、小学
校低学年以下の子供が平気でそれらの意味を英語で説明しているのを視て、別な
意味で自分の英語力の偏りを感じました。

日本で習う基礎英語と米国の実生活での基礎英語がいかに違うことか。「簡単な
英語で話してください」などと頼めたものではないです。
                                          DEC/31/12


( 1,675 ) arty


芸術かぶった、凝りすぎの、芸術家気取りだがくだらない。

昔、「芸術的な」という形容詞はなんだろう、「artic トレーラートラック」かな?とか、
「artical (こんな単語はありません)」かな?などと 考えたことがありました。正解は
artistic です。「芸術家の」というイメージで、それも正しいので、まさか「芸術の」と
いう意味で使えるとはそのときは思っていなかった。

artyは幸い思いつかなかったけれど、知らずにほめるつもりで使っていたらやばかっ
たな。

artyはarty-fartyとも言います。こちらはいかにも偽芸術って響きです
                                          NOV/02/12


( 1,674 ) Their presence will be missed.


彼らが居なくなることで困るだろう、寂しく思うだろう。

Anglophonesでも、presenceをabsenceとしてしまう人がいるそうです。

ここは理屈で考えましょう。

I miss her.は「彼女が居なくなっていて寂しい」です。逐語では「彼女の存在を失って
いる」から寂しいのです。

だから表題も、「彼らの存在を失っている状態」であって、決して「彼らが居ない状態
を無くしてしまう」ではない。

言葉は理屈で覚えるものではないですが、こういう紛らわしく思うものやピンとこない
表現は一度理屈を納得してその気持ちで繰り返していってみれば、直接そう感じら
れるようになります。

理屈で考えて、感覚で覚えるのです。
                                          OCT/30/12


( 1,673 ) shareholders meeting


株主総会。本来は「shareholders'」と、語の終わりに「'」を使うべきなのですが、
2012年4月の現在までの近年、plural possessive複数所有格の「'」を省略する傾
向があるそうです。childens hospital, Womens Associationなど。

men's wearがmenswear、women's wearがwomenswearになった例も過去ある
ことだし。こちらは複数形がsを足すのではない名詞の例ですが。

会話ではどちらにしても同じ発音になるから、気にしないでいいかな?

でも一般論として、文章にする時には新しい傾向に飛びつかずに、文法書が認める
までは従来の表記を使った方が知的に見えるものです。言葉は変わっていくけれど、
会話を含み、過渡期には従来の文法に従っている目上の人達(上司を含む)の方
が人数が多いことに留意した方が得です。彼らに対して新しい表現を使って得する
ことはありません。世代が変わるまで待ちましょう。
                                          OCT/19/12


( 1,672 ) Like so?


こんな風(にやればいいの)?

普通「Like this?」と言うと思うのだけれど、「Like so?」の説明には、「Like thisでも
いい」と書いてありました。若者用語っぽいです。

「Like what?」は「For example? たとえば?」の意味です。カジュアルにはこれでい
い。こちらは普通の表現として納得しやすい。
                                          OCT/11/12


( 1,671 ) So much for ...


「・・・はこれまで」という意味です。もう手放す。たとえばフライするのに失敗した黒
こげベーコンに対して「ベーコンはこれまでね」という場面に出てきました。

他の例では、「So much for that plan. : その計画についてはこのくらいにしましょう」
など。 So much for my self-discipline! (自粛するのはや〜めた!)

「so much」に「これと同量の」という使い方もあることを思い出せば、「ここまで話し
た量がこの計画について話すべき量に達した・同量になった(だからここまで)」と
いう感覚で納得です。
       OCT/05/12


( 1,670 ) part with ...


・・・を手放す。I don't want to part with this doll.など。

partが別れる・離れるという感じだから、withではなくてfromやoffではないか、と疑
問してしまいます。

が、別れる主体は自分と人形。つまり、「別れる動作を人形と自分がやる」と考える
と、あら不思議、不思議ではなくなります。

かなりこじつけかも知れませんが、「withには、・・・と別れて、の意味がある」という
辞書の説明を暗記するよりは楽です。
                                          OCT/02/12


( 1,669 ) situation comedy


日常生活を題材にしたコメディ、と説明されます。sitcomと略すのが普通です。

コメディ、とありますが、実は日本のホームドラマは全てsitcomに含まれます。com-
edyにはstoryという意味もあるのです。

stand-up comedyは漫才・漫談の訳に使われますが、英語の方はストーリーを語
るだけのstory tellingも含みます。英語の場合はまじめなスピーチでもつかみに
ジョークを持ってきたり、15分に一つは滑稽話を挟むのが通常ですから、カテゴリー
としては、お笑い物とシリアス物を区別しなくてもいいのかも知れません。
                                          SEP/24/12


( 1,668 ) tried-and-true


trial and errorは試行錯誤ですが、tried-and-trueは「十分に試して正しいと知られ
た」という感じです。「実証済みの」。

accepted wisdomというのもあります。こちらは「世間の常識」という意味合いの語
で、しばしばこれに囚われずに自由に発想すべきだとか、世の常識に挑戦する、
などの状況で使われます。型にはまって変化を求めないような、いまいち良い意味
ではないことが多いようです。
                                          SEP/19/12


( 1,667 ) college


大学はuniversityのはずなのに、米国人はやたらとcollegeと言います。

collegeは短大や単科大学と習ったし、辞書にもその範囲しか出ていないのに。

2012年9月のビジ英で杉田先生が説明していました。

米国では四年制の大学・短大、すべてひっくるめて話すときにcollegeというのだそう
です。

長年の謎がやっと解けました。やはり今でも実践・ビジネスで英米・中国などを飛び
回っている先生の知識は日本での学習では得られないものがあります。

あ、この知識は日本で学んだわけだ。先生、長生きしてずっとビジ英をやってください
ませ。
                                          SEP/10/12


( 1,666 ) eye on


・・・をじっと物欲しそうに見る。

簡単な組み合わせですが、このニュアンスは大切だと思います。「on」は対象に触
れた状態を表します。aboveが「その上空」、overが「それに覆い被さるような状態」
という感じで区別します。
                                          SEP/06/12


( 1,665 ) husbandry


coin laudryみたいな響きの言葉です。夫機能の機械?

実際の意味は「農業、節約、倹約、遣り繰り」。とすると、husbandには関係無いの
でしょうか?

有りました。辞書をたぐっていくと、husbandの元の意味は「farm」。ということは・・・。

改めてhusbandを引いてみると、夫のほかにもhusbandryの動詞型としての意味が
ずらり。そうかあ・・・。夫は元々働くことが義務づけられているのかあ・・・。家計の
やりくりも夫の仕事だった。

そういえば西洋文化では、家計を預かるのは今も夫だそうな。日本では妻が家計
を握っている、夫は小遣いをもらう、というのが彼らには奇異だと。

騒いだわりには、husbandryは特に変わった単語ではないことが判明しました。こ
ういうこともあるさっ。
                                          SEP/05/12


( 1,664 ) social media alert


ソーシャルメディアのアラート(緊急のお知らせ)。social mediaはblog, mini-blog,
SNS, 動画共有サイト, 時にはBBSやwikiなど、だれでも参加できる双方向なネッ
トのサービス群。mass media に対する新語。

東日本大震災ではこれが随分と役に立つことが明確になって、今既にソーシャル・
メディアとして日本語になってますね。

全てのネット情報同様に、ガセ情報が多いのは困りものです。複数の同ジャンル
情報を比較の上、自分人生で培ってきた常識力を発揮して判断しましょう。
                                          AUG/28/12


( 1,663 ) Lovesick


想像通り、「恋の病状態の」です。分かり易い。

似たような構成の語には、seasick(船酔いの)、car sick (車酔いの)、motion sick
(乗物酔いの - これは二語です)、などもあります。

名詞はそれぞれ lovesickness, seasickness, car sickness, motion sickness。

seasickも船の揺れなどのmotionが原因ですから、motion sickの一種です。 suffering
from motion sickness caused by the rocking motion of a boat at sea。

簡単な語群ですが、確認して無いと、「(あまりにもそのままなので)本当に英語では
こういうかどうか、自信がない」状態になるかも知れません。覚えておきましょう。
                                          JULY/06/12


( 1,662 ) woulda, coulda, shoulda


何々をすればよかったのに、何々が出来たのに、何々をすべきだったのに (I would
have ..., I could have ..., I should have ...)

後悔の言の羅列ですね。今更遅いのは分かっていても、ついこう言いたくなるのが人
の常。

過去のことを思うのは仕方がないけれど、「今度同じ様な状況が起きたら、I would ... 」
と、過去を参考に未来に備えて対策を考えることが大切。平たく言えば、学習する、と
いうこと。

この三つの語、順番は決まっていないそうです。自分が言いやすい順番で覚えましょ
う。

でもBaronは「ウダグダシュダ言うな」という感じなのでこの順が好き。
                                          JUNE/15/12


( 1,661 ) herd


群。通常動物の群を指します。しかし動詞として使うと、「かり集める」という意味も
あります。The teacher herded his students up to the entrance.など。遊んでいて時
間になってもなかなか教室に戻らない生徒を「かり集める」。

そこでふと思ったのですが、「shepherd 羊飼い」って、sheepをherdする人を言うの
ではないか?「e」が一個足りないけど。

って・・・後日たまたま辞書でshepherdを見たら、「shep (羊) + herd (番)」って出ていた。

ま、自力で語源を推察できたことを良しとしておこう。ぐすん。
                                          JUNE/14/12


( 1,660 ) in the pubic domein


ドメインはweb sites URL でおなじみですが、この表現は「著作権無し、著作権切
れ」の作品に使います。

domeinは「領土」の意味合いですから、「民衆領土にある、特定の人や団体の領
土ではない」という感じです。

音楽や書籍がもっと簡単にパソコン・スマホで見られるようになるには、著作権法
の改定が必要です。日本でも著作権使用の方法がもっと簡単で安くなれば、違法
なネットアップもダウンロードも却って少なくなるはず。早く改訂してほしいものです。

それはそれとして、2010年1月から違法にアップされた画像・動画などのDLも違
法になっていますが、さらに今、違法DLに罰則を課す法案が出されようとしていま
す。案は200万円以下の罰金か2年以下の禁固刑。

容疑者の特定・家宅捜査とか、著作権そのもの以外にも懸念点が満載ですが、欧
米は既に同種の罰則導入済みの国もあります。

違法DLが悪いことには違いないので、慎みましょう。
                                          APR/25/12


( 1,659 ) dreadline


deadlineは「締め切り」。多くの人がdeadlineまでに案件を片付けられるか心配。

漫画の締切は「原稿を落とす」とか言って、首になるほどではないようですが(続き
を見たい読者が首は許さないでしょう)、会社員がdeadlineまでに仕事を終えられ
なければえらいこっちゃになります。首か、降格か、まではいかない場合でも、評
価下落は必至。

だからdeadline(死線)ではなくて、dreadline(恐ろしい締切)という語が誕生しまし
た。定着するまでは言っていないらしく、辞書には載っていませんが、言い得て妙
なりと思います。
                                          MAR/16/12


( 1,658 ) e-bookworm / e-tailer


bookwormは「本の虫」ですから、e-bookwormは電子書籍での虫です。ここでの
「虫」は紙魚(しみ)のことだと想像します。本や衣服に独特のシミを付ける虫で、虫
のくせに魚編。形が魚に似ているから。神田界隈の古本屋にいけば、紙魚の被害
に遭った古本が沢山あります。

e-tailerはe-bookwormよりも更に新語、という響きがあります。retailerが小売店で
すから、e-tailerの意味は簡単にわかりますね。

いよいよ e-booksも一般的になってきました。日本は音曲同様に著作権の問題が
邪魔して多少普及が遅れていますが、米国などは子供達の間にもe-book reader
機器が広がっているそうな。

Baronは未だ生理的に紙の本が好きなのですが、e-bookが紙の新刊本全て同時
に発行されるようになったら、iPadでも買おうかと思います。スペース節約と老眼用
に文字が拡大できるのは魅力です。
                                          FEB/08/12


( 1,657 ) topless meeting


トップレスでの会議、と受け取った人、エッチィ〜っ!

・・・て、無理無いです。ビジ英のビニュエットでも言われた相手が冗談だと受け取っ
ていました。意味は、「PC、cellphoneなど持ち込み禁止の会議」ということ。

英語ではブック型パソコンはlaptop pcなわけですが、toplessのtopはここから来てい
るようです。

杉田敏先生の説明によると、Oxford University Pressが2008年にWord of the Year
に選んだとありますから、最近出来た表現です。

身の回りにも会議でlaptopに議事メモを打ち込んでいる人がいます。全然悪いことと
は思いません。

しかし米国での使い方は個人のメールチェック。日本でも会議や打合せ中にメール
チェックする人も出てきているらしい。そりゃあ、禁止すべきでしょう。自分の相手が
そういうことをすれば、自分や会議が軽視されているように思えるはず。実際重要
ポイントを聞き逃す例が多いとか。

でも日本でも若い人の間では会話しながらメールするのはマナーに反しないと感じる
人が増えているそうですね。元々人の話を実質的に聞いていない人も大勢いるから、
驚くことではないのかなあ。デート中でもメールチェックするのかしら?せめて会議の
時には止めてほしい。幸い身の回りには該当者が居ないので平穏ですが。

multi-taskしていると主張する人もいるそうですが、複数のtasksに100%ずつ集中す
るのは不可能です。multi-taskingで達する結果はひとつひとつ片付けるのに比べて
達成量が少なく、長く掛かることは研究で証明されています。

topless meetingの語が出来たのは、それまでのmulti-taskingに業を煮やした結果
のはずですから、だいぶ前から会議中のメールチェックがはびこっていたのでしょう。

ちなみに教授のレクチャーを verbatim (一字一句そのまま)にPCに打ち込む人も
います。これは礼儀には反していなくても、substitution of thinkingになってしまって、
本人が思考することがおろそかになり、成績が落ちます。ビジネス社会でも「メモを
取る奴は信用するな」という極言もあります。

会議でのPCメモも、書記でない場合には要点をメモるだけの方がいいに決まって
ます。
                                          JAN/18/12


( 1,656 ) fall for someone


迎春。今年は昨年の大災害を意識して年賀に祝う意味の言葉を使わなかった人が
多かったそうです。Baronは必ずしもそれが必要とは思わないのですが、たぬばろ
&まろん写真館に迎春とした年賀状をアップしました。龍は込み入っていて描くのに
時間がかかるものだから、だいぶ手抜きですが、昇竜の如き年に成ってほしいとい
う気持ちはたっぷりです。

では今年最初の一口を。

漫才師の一組に「フォーリンラブ」が居ます。「恋に落ちる」はfall in love with some-
oneであることは初期に習ったり覚えると思います。

これはカジュアルには「He seems to be falling for you.」のように、fall for some-
oneで言い換えられるそうです。

落ちることに変わりはないですね。

これは想像ですが、日本語の「恋に落ちる」は英語から来たのかもしれないと思い
ます。でも一目惚れの場合の「ストーンと落ちる」感覚は、確かに「落ちる」ですよ。
落ちてから舞い上がる (be carried away)。忙しい。

以前2006年の一口で「lovey-dovey」を「愛する人、愛人」と紹介しました。でも
「They're a lovey-dovey couple.彼らはラブラブだ」と、形容詞として使う方が使い
勝手がよさそうです。
                                          JAN/10/12


( 1,655 ) one fine day


辞書によっては、「ある日」とだけ出ていると思います。

ですが、勿論 one dayとは意味合いが違います。ひっかかるのはこの「fine」です。
晴れていると「It's a fine day, today.」というけれど、ここでは fine は抽象的な意味
での「素晴らしい、結構、現状に満足」の意味の様です。

「What would you drink?」と訊かれて「I'm fine. I could use some water. (結構です。
お水をいただければそれで。」と答える際の fine ですね。「Another help? おかわり
はいかが?」「I'm fine, thank you. もう結構です。ありがと」の方がわかりやすい例
かな?

従って、one fine dayとは、「前から練っていたことを実行に移すのに適切と思える
日」の様な意味を含んでの「ある日」です。とうとうある日、実行に移した、って感じ。
                                          DEC//29/11


( 1,654 ) poetic license


詩的免許?詩を作るのに免許が要る?ある意味、そうです。英語詩・歌詞は文法
に合わないラインが多いです。でも、それは詩なんだから、許しちゃおう、というの
がpoetic license、「詩的許容」です。

Baronは詩がどの言語であろうと非常に苦手で、それでなくてもロック系の英語を
聴き取れるほどのhearing skillが無いのに、増してやpoetic licenseを行使されて
いたら、全然分からない。バラード調の曲でも分からない。従って例も思い出せま
せん。

ひとつだけ、老若男女のカラオケソングの一つ、門倉有希の「ノラ」ですが、実は英
語の歌詞版があります。この歌もpoetic licenseが発揮されていて文法通りには理
解できない部分が多いです。特に「My love is a game of make of believe」という
部分がどうしても解せない。

と思ったけれど、これは「私の愛は信用の形をしたゲームだ」という意味ですね。
まっとうな英語だった。Baronの英語力不足。ごめん。

今日の一口は門倉有希大好きBaronがなんとか彼女を参照しようとあがいた結果
で、却って失礼な引用になってしまったことをお詫びします。

因みにこの英詩訳はNHKラジオ英会話のアシスタント、Jeff Manning氏です。日本
人が作った英語歌詞ではなくて、Anglophoneによる、本物のpoetic license。
                                          DEC/14/11


( 1,653 ) textese [teksti':z テクスティーズ]


携帯メール語。単語や文から主に母音を省略して、skateを sk8、betweenを b/w、
I don't knowを idkなどと表記するものだそうです。多分 4u (for you)なんかもこの仲
間でしょう。

textese自体も新しい単語らしく、あまり辞書には出ていません。

これらを好まない年齢層にとっては、moticon同様に文章力を向上させるのを邪魔
するテクニックだと思われてしまいますが、友人同士のたわいない会話に使うのに
は時間節約とvividなやりとりに良いのではないかと思います。

初老以上の人で現役時代にTelexを使った人は、thx (thanks), fwrd (forward)など
にはなじみがあるのではないでしょうか。telexはテープの長さで料金が変わるので、
略語を多用しました。

だからBaronもtexteseに違和感は無し。でも知識も無し。

ちなみにtextを動詞に使うのは携帯メールだけで、PCのは今でもPC mailです。I
sent an e-mail to her yesterday. ◆e-mailは可算名詞。

そういえば、郵便箱を使う紙のmailがsnail mailと呼ばれるのは定着していますが、
USPS(米国郵政公社)が経費節減でどのクラスも配達に1日余計かかるようにな
るそうです。ますますsnail mailらしく。
                                          DEC/07/11


( 1,652 ) trial and error


試してエラーする。つまり、「試行錯誤 experiment and making a mistake, trying
and failing」です。

日本語では「トライ・アンド・エラー」と言ってます。PCが一般人に行き渡り始めた
頃(1995年Windows 95発売後)に広まった言葉なので、Baronは何となく英語そ
のままの日本語発音だと思いこんでいました。tryに名詞で「試み」という意味もある
ので、「名詞+名詞」と考えればおかしくないのです。
                                          Nov/30/11


( 1,651 ) peahen


孔雀の英語は「peacock」と覚えていたけれど、cock (雄鳥)に対するhen (雌鳥)
と同じように、雌の孔雀は「peahen」というのですねぇ。知らなかった。

英語辞典でpeahenを引いてみた。a female peafowl だって。peafowlは雄雌含ん
で「孔雀」の意味の語なんですねぇ。知らなかった。

fowlは「鳥」という意味だから、peafowlは「豆鳥」?★
                                          Nov/30/11


( 1,650 ) blindfold


目隠しのことです。foldに「囲い」という意味があるので、覚えやすいな、と思った
けれど、考えてみたら「盲目」+「囲い」では意味がわからない。

でもいいのです。なんとなく覚えやすいな、と思えばそれでよし。

日本語では「目隠し」という言葉は難語でもなんでもないのに、英語でなんていう
んだろ?と考えなかった自分が不思議。
                                          Nov/30/11


( 1,649 ) get cold feet


怖じ気づく。日本語で、一大決心したのにいざ実行の段となると、足がすくんだり、
二の足を踏んでしまったりするのと同じ発想です。

これとコンビで覚えるといいと思うのは、「back out 手を引く」。「ばっくれる」感じで
わりとおぼえやすいでしょ?
                                          AUG/25/11


( 1,648 ) All right for you!


君とは絶交だ!主に小さな子供が使います。

all right はもちろん大抵は「大丈夫、申し分ない」などの意味で使うのですが、どうし
てそうなるのか、わからない。たぶん「君とのことは全て完了した」みたいな感じで
しょうか?幼児の言語はあなどれません。

I'm out of your life for good.だとわかりやすいのですが・・・。

もうひとつ、こちらは大人の言葉で、「Here is the ring we have been looking for!」
「This is the one, all right!」の場合だと、all rightは「まさにそれだ」という意味です。

前者は最近知ったのですが、後者は調べもせずにずっと「そう、これだ。大丈夫だ」
みたいに読み取っていました。考えれば、「正にそれだからこれで大丈夫」ということ
ですから、根本は同じですけれど、日本語で「大丈夫」と「正にこれ」ではどこか違う
ニュアンスです。

これも「all right」を「全部正確だ」という感じに受け取っていれば、状況によってふさ
わしい感覚を得られたはず。

つくづく、英語は英語で感じるのが大切だな、と、今更ながらに思います。
                                          AUG/18/11
                                            <二つ目>


( 1,647 ) tween


一般的に「幼少期とティーンエイジャー期との中間の子供」で、だいたい小学校5年
生(だいたい10歳)くらいまでを意味します。ただし、辞書によって年齢幅は様々で
す。いわゆるお子ちゃまって感じがします。

似たような立場の語は「preteen」。teenになる前の思春期直前の子供。8-12歳くら
い。tweenよりも少しだけ年齢が上で、僅かに大人への変化途中と感じさせるくらい
かな?

因みにteenagerとは年齢に「-teen」が付く年代ですから、thirteenからnineteenまで
です。日本語の十代とは同じではありません。
                                          AUG/18/11


( 1,646 ) ear bud / earbud


耳からの発芽、ではないのです。耳に入れるタイプの小さなイヤホンのこと。イン
ナー・ヘッドホンやカナルタイプ・イヤホンを指します。

日本語ではこのように小さいイヤホンにも耳を覆うタイプを指す大型ヘッドホンと同
じ言葉を使いますが、英語ではearphoneですね。

ちなみにカナル型 (canal type)はinner earphoneに含まれることもあるようですが、
インナータイプは耳穴には入り込まないので音漏れもあるし、外れやすいので区別
して欲しい。

長時間音楽などを聴く人はせめてカナル型にしましょう。音漏れが非常に少なく、
小音量でも聴き取れますので、難聴になりにくい。反面周囲の音も聞き取りにくくな
るので、交通事故には注意が必要です。語学学習での使い方だとそうそう音量を
上げませんので、ややましです。
                                          JULY/15/11


( 1,645 ) bike


英語では自転車や通常bikeと言います。彼らがbikeと言った時にはほとんどの場合
はbicycleを指します。

ですが、bikeはオートバイ(motorbike, moped)の略語でもあること、最近まで知り
ませんでした。逆は必ずしも真ならずの例です。英語を理解するには、常に状況で
判断すべきだなあ、と、改めて思います。日本語でならば常にやっているこの「状
況に合わせて理解する」行為、なぜ英語では忘れてしまうのでしょうね。

オートバイには3つ有り、motorcycle(大型バイク)、motorbike、moped [mo'uped
モウペド] (原付)の順で小さくなります。オートバイを意味するbikeは小さい方の二つ
に使わるようです。

因みに解説によればmopedはペダル付き自転車にモーターが付いたものが本来
の意味だそうで、ミニ・オートバイみたいな原付とは違う様な・・・。
                                          JUNE/22/11


( 1,644 ) idiomatic


idiomの形容詞。ではあるのですが、もうひとつ意味があります。space ALCだと、
そちらしか出ていません。

有る言語の特長を示す、いかにもその言語らしい // characteristic of a particular
language or dialect; having a specific style or form

です。だから「idiomatic English」は「熟語だらけの英語」というのは、基本的には
「英語らしい英語」という意味だと思いましょう。Baronは最近まで「熟語だらけの・・・」
だと思っていました。

もっとも、英語らしい英語には沢山の熟語が含まれていますから、同じ事なのかな
あ、とも思ったりして。他の言語だって、本当にらしい言語として使えるには、その
言語特有の熟語まで知らなければならないですもの。
                                          JUNE/10/11


( 1,643 ) You have to teach me someday.


例えば相手がテニスをやっていて、自分はやっていない場合に、社交辞令で「いつ
か教えてよ」と言う場合の表現です。

Please teach me someday. とすると、実際に日を決めて教えてくれと頼んでいること
になります。

「have to」は義務上やらなくてはならない、・・・する義務がある、ということですが、こ
のような社交的表現の場合にも使うということは覚えていましょう。

「結婚しました。・・・近くにお越しの際には是非お寄りください」との葉書を貰って、
「これは必ず寄らねば」と思わないのと同じです。いや、世の中には真に受けて近く
に来たからと寄って新婚さんの邪魔をした人達もいるそうですが。

おまけ:
英語の月名を略す場合はAPR, MARなど三文字にすることが多いですが、June,
Julyに関してのみ、その群れのなかでも特別にJUNE, JULYとするのが良いとされて
います。三文字だとJUN, JULとなり、一瞬では紛らわしくて間違える可能性があるか
らです。
                                          JUNE/08/11


( 1,642 ) numeracy


数的思考能力。literacy (読み書き能力)に対して言われる語。numeral (数、数の)、
literal (文字通りの)の対比と比較すれば一発で覚えられるでしょう。

IT literacy (information technology literacy) は「パソコンやインターネットを使いこ
なせる能力」で、今は一般的に使われるようになっています。しかしこれらを使い
こなせるとは、どんなことを言うのかは不確かです。90年代半ばならば、メールと
ネット閲覧と、ワープロ機能くらいで使いこなせると言われていたでしょうけれど、
今は動画のアップやsocial gameも出来なければならないだろうし、スカイプは常
識だし。

多分今回の中近東のrevolutionや日本の震災に関するように、情報発信とネット
ワーク構築くらいは出来ないとIT literateとは言えないのでは?
                                          MAY/12/11


( 1,641 ) loyalty card


[英] 商店が顧客に発行するポイントカード。この「loyalty」は「忠実な」という意味で
すから、お得意様のことではあるのですが、なんか商店に忠実に思い通りに買わ
されているような気が・・・。

実際、ポイントの為に無駄な買い物をしてしまうケースが多いことは陰では知られ
ている事実です。正にお店の忠実者の為にあるカード。

ポイントはloyalty point (忠実度の得点?)。ポイントを溜めるは「earn points」です。
でもこれはBrEであり、AmEでは「reward card」とも言うらしい。こちらはポイントを
貰うだけの寄与をした当然の報酬って感じがします。しませんか?

ところで、実際にはポイントカードは日本みたいには普及していないようです。
航空会社のmilage pointだけが普及している感じです。日本ではこの「マイリジ」ま
でポイント交換できるので一緒くたに考えられますが。
                                          APR/26/11


( 1,640 ) Hard work has future payoff. Laziness pays off NOW.


勤勉に働けば将来必ず報いがある。怠惰は今すぐ報われる。

震災と原発への不安とで自粛・萎縮の日々になってしまっているのは仕方がない
ことです。被災地を思うと言葉を無くします。

でも極度の精神停滞はやはり日本全体の沈滞を生み、ひいては被災地を助ける
ための資源も精神力も縮小してしまうかも知れないとも思うのです。

結局は適切な自粛ということなのでしょうが、時にはこういうGraffitiでにんまりする
のも許されると思います。
                                          APR/12/11


( 1,639 ) idiomとphraseの違い


どちらも熟語のことの様ですが、実は違いがあるらしいです。

phraseは構成する単語それぞれの意味から、contextを考慮にいれると一回目で
だいたい意味が分かります。慣用句と考えた方がよいと思います。

一方、idiomは、出来た時にはそれなりの理由があったとしても、意味が変わるな
どして、説明無しではidiomとしての意味が分からない熟語です。中には想像がつ
くものもありますけれど。

以前述べたように、anglophoneでも全部のidiomとphraseとを暗記しているはずは
なく、個別の語のキモの意味を知っているから文脈から想像して意味を捉え、同じ
phraseをいくつもの文章で読む経験から確信していくものと思います。実際、Baron
も学習を経るほどに見当が付くようになっています。

でもidiomは確かに全く想像も付かない意味を持つものも多いですね。これも大量
の英語に触れることでしか解決できそうも有りません。
                                          MAR/17/11


( 1,638 ) the last hired and the first fired


最後に雇用されて最初に解雇される人達。

企業の在庫価値管理に使う方法の一つに「last in, first out (後入れ先出し法)」と
いうものがあり、帳簿上、後で仕入れた品から先に売れたものと計算します。表題
はこれを応用した表現。

給与体系で最近まで日本で主流だった「年功序列 seniority system」が崩れて欧
米式に「実績制度 merit system」に移行し始めた時に、「はて、年功序列は日本固
有の制度なのに、なぜ実績主義の欧米で英語表現があるんだろう?」と不思議
だったのですが、表題の元となる英語表現が「seniority (先任権)」であり、米国で
発展した、何事も勤続期間の長い者への優先的な扱いを認める制度だ、と、最近
のビジ英で知りました。

意外だったなぁ・・・。
                                          MAR/08/11


( 1,637 ) give me high-ten


日本語のハイ・タッチは純然たる和製英語。英語はもちろんhigh-five。でも両手を
使う場合はhigh-tenだとは知らなかった。

更に下でやるとlow-five, low-ten。でも横でやるのをside-fiveというかどうかはラジ
英のassistantsも知りませんでした。そりゃそうだ。実例はほとんどないでしょ。

でもでも、多分横に手を出しながら「Give me side-five!」と言えば意味はなんとか
通じると思う。「What does it mean?」とか「What do you really want?」とか、聞き
返されそうだけれども。

2/18日日記後日談。
発音のいいMEDDHYメンバーに試してもらった。searchしなかった。即座にその
人、「He's not bilingual!」だって。やはりこのスマホ、日本国内仕様だね。
                                          MAR/02/11


( 日記 ) Google Voice Search


日記です。 最近入手したSmart PhoneにはGoogle検索を音でやれる機能がある。

さっそくやってみた。

「アルパカ」。
WebサイトのGoogle検査結果が出た。

「relation」。
「try again」と出た。

「enemy」。
「try again」と出た。

バカ〜〜ッッ!え〜ん
そんなに発音悪い?

日記頁は少しだけ面倒いので、一口頁に「つぶやく」程度に時々書こうかと思う。
                                          FEB/18/11


( 1,636 ) win-win-win situation


win-win situationは両者ともに益を得る状態ということで、ビジネスにおいてはこれ
を目指すのは常識です。この表現自体も広く知られていると思います。

では三者の場合には?答えは単純に「win-win-win situation」。

では四者では?理論上は「win-win-win-win situation」です。でもそこまで関係者が
多くなると、mutual benefit for all concernedなどの別の表現を使うでしょう。

同じような話でジレンマは「dilemma」はふたつの相反するchoicesの一つを選ぶ
悩みに対して「trilemma [traile'mэ]は三すくみ、三者選択です。

四すくみはtetralemma (四刀論法)ですが、あまり実用的ではない気がします。
                                          FEB/15/11


( 1,635 ) Ronald Reagan


今年100歳になった元米国大統領(米英語では敬意を表して、必要な時以外は、
呼びかける以外の時にもformerを付けない)の、デビュー当時の発音は本人が
「ri':gэn リーガン」でした。それがある時先祖の地、アイルランドの発音である
「re'igэn レイガン」と呼んで欲しいと姓名を出して、それから日本でもレーガンと表
記するようになりました。

以前、名前の発音は変わることがあるという例としてレーガン大統領の名が上げ
て聞かされたのがどうも納得出来なかったのですが、これで明確に成りました。
本人の希望で変わったのですね。

ちなみに本人は2004年に亡くなっています。今年米国各地でレーガン大統領の
100歳の「誕生日」を祝う行事が行われています。生誕100年祭(100th anniver-
sary)は暗いイメージも伴うので、100th birthdayと言うことにしたのだそうです。に
ぎやかなことが好きだった大統領のファンらしい考え方です。
                                          FEB/08/11


( 1,634 ) bucket list


生きている内に成し遂げておきたいことのリスト。bucketで「kick the bucket」を思
い出せば、想像できます。想像したらしたで怖いけど。

Baronもそろそろ作っておいた方がいいかな?
                                          FEB/03/11


( 1,630 ) walk one's talk


有言実行する。この「walk」は歩くですが、他動詞にも使えます。walk one' dogな
らば、「犬を散歩させる」です。

だからこの「walk one's talk」は「自分の発言・言ったことを歩かせる、行動させる」
といった感じだと思います。

実は米国人相手に「I'll walk my words」と言った記憶があります。その記憶が正
しければ、それで通じました。辞書には出ていない組み合わせですが、「自分の
語句を実行します」の意味として伝わったのではないかと思います。

Anglophonesは熟語を熟語と認識せずに使っていることが多々あります。それぞ
れの語の根本的な意味あいを知っているので、自然に伝わるからです。

もちろん昔の特異な習慣から転じたなどの、そのままでは意味が分からないもの
は別です。それでも例えば「kick the bucket」が「死ぬ」だな、というのは、前後関
係から想像し、更に首つり自殺時に台に使うバケツを蹴ることから来ているのだろ
う、くらいは簡単に分かります。あ、日本人でも分かりますね、これは。
                                          JAN/27/11


( 1,629 ) I didn't see you.


Happy New Year!

2011年に入りました。2003年に始めたMeddhy英語Tips部屋も8年目です。当初
の初心者の誤解による余計な学習上の回り道を避けるお手伝い、という目的は
ほぼ達成したはずですが、自身学習を続けるほどに、過去に覚えたはずだった単
語・熟語の本当のニュアンスに気づいてどっきりとすることも多くなりました。

だからではないですが、今日の一口は「気づかなかった」について。

「あなたが(そばに、そこに)居ることにきづかなかった」をI didn't notice you.と言う
と、オーバーでシリアスな感じになるそうです。正直なところ、Baronはバンバン
noticeを使っていました。

I noticed her enter the room. 彼女が部屋に入るのに気づいた。
I noticed that someone is tracing me. 誰かが私の行動を追っているのに気づい
た。

ね?「気づく」意味のnoticeの使用例を見るとなるほどと思います。それまで視界
に入っていなかったから気づかなかったのです。

一方で、「see」は「見る努力をせずに自然に目に入って認識する」ことですから、
視界に入っているのに認識まで至らなかった、という場合に使うのが自然です。
                                          JAN/07/11


( 1,628 ) sweatの進行形


最後のシラブルにアクセントがあって、子音で終わる動詞の進行形は、最後の子音
をダブらせます。

dropping, referring, plotting, omitting, transferring, etc.

なのに、sweatの進行形はなんと、「sweating」なのでした。理由は分かりません。
「英語の文法は例外だらけ」の一例なのでしょう。

綴り上、母音が二つ続いているせいかとも思ったのですが、quitの進行形はquit-
tingなんですよねぇ・・・。おかげで「swi':ting」と読みそうで。

ちなみに、quitの過去・過去分詞はquittedでも英国式では一般的で、AmEでもそ
ちらを使う人も居るのですが、個人的にはquit - quit- quit を使います。AmEでは
多数派です。

hitは辞書ではhit-hit-hitだけですね。hittedは聞いた覚えはありません。

そういえばtransferを動詞として使う場合は、通常は最後のシラブルにアクセントが
あるのですが、名詞と同じに最初のシラブルにアクセントを置く人も結構居るらしい。
だけれど、書くときにはtransferringです。
                                          DEC/24/10


( 1,627 ) made for ...


made for ... は「・・・にぴったり似合った、うってつけの」の意味。「・・・用に造られ
た」と考えると納得です。これは人間にも使われ、Baronが気に入ったのは「They
are made for each other 」。彼らは似合いの二人だ。現在形です。

似ている表現の「make for ...」 は「・・・に役立つ、・・・を生み出す」。

いずれにしろ、makeの第一義は「作る」だから、その感覚でどちらの成句も、なる
ほど、と思えます。「made for」は「・・・の為に作られた」と決めつけているし(彼は
彼女の為に作られたヒトで、彼女は彼の為に作られたヒト)、「make for a peace」
ならば、「平和の為に何かを作り出す = 平和構築に役立つ」。

どちらもそのまま理屈抜きで覚えることが出来る範囲ですが、単語の根っこの意味
を感じ取ると成句の意味を感じるのにも役立つということの簡単な例としました。繰
り返しですが、英語も言葉です。自分で意味を「感じ」て初めて自分の言葉になりま
す。

丸暗記も決して悪いことではなく、覚えた後にそれら単熟語を「感じ取る」ことが出
来るようになれば良いのです。Baronは暗記力が極度に弱く、この様に理屈で覚え
る必要があるので、説明がくどくなりがち。責めないでね。
                                          DEC/17/10


( 1,626 ) horse sense


馬のセンス?

辞書には: やや[古] 。当たり前の良識 // common sense, plain good sense

例文:
She's got too much horse sense to believe such a dreaming story. :
彼女にはちゃんとした分別があるから、そんな夢物語は信じないよ。

とありました。

馬に手本にすべきような良識があるのは常識です。・・・と言われてもにわかには信
じがたいですが、西洋では馬は従順・高貴な動物として尊重されるのだそうです。

反面、好色・愚かさの象徴ともされるそうだから、やっぱりこの常識、わからないな
あと思っていたら、ビジ英に、「馬は落馬した人間を決して蹴らないとか、餌を食べ
ている時には消化に悪いので水を飲まないとか言われている。こうした実際的な知
恵((practical wisdom) を一般的にhorse senseと言う」と出ていました。

復習:
日本語の「常識」は英語では2種類に分かれます。

1. common sense: 良識。社会常識な認識・分別。
2. common knowledge: 社会常識な誰もが持っている知識。

日本語でも常識の意味上の種類はこれら二つです。
                                          DEC/08/10


( 1,625 ) entertainment


最近異なる場所で日本人が、具体例は思い出せないのですが、自分が趣味的に
やる楽しみの娯楽のことを「entertainment」と言っているのを聞きました。

entertainmentはentertain(楽しませる)という他動詞から来ているので、ちょっと違
和感があります。

確かに英和辞典には「娯楽」とも書かれていますが、Space ALCにある、「〔あるも
のから受ける〕楽しみ、喜び、気晴らし」の部分が正しい意味だと思います。「ある
ものから受ける」であって、「自ら作り出す」のではないのです。

Oxford Discrionaryには;
The action of providing or being provided with amusement or enjoyment / the
action of receiving a guest or guests and providing them with food and drink
と書かれています。

一般的に聞かれるのは、「making riddles is fun」のように、「fun」が自ら作り出す
娯楽です。

英和辞典は最小限の日本語で説明しています。日本語だけ読んで誤用している例
は沢山あります。国語辞典で確かめたり、元の動詞から適用を考えたり、英英で
理解してから使うのが安全で通じる英語になります。
                                          DEC/02/10


( 1,624 ) until you feel better


(病気などから)元気になるまで。「早く治ることを祈っています」は英語では「I hope
you will recover soon」とか「I hope you will be cured soon.」などとシリアスなことは
言わずに、「I hope you get better soon.」と現在形で言います。

I feel better.は「前よりも良い具合だよ」と回復してきている感じです。
                                          NOV/24/10


( 1,623 ) 再発行書類表記


書類原本を無くした場合に申請により、再発行してもらえることがあります。その
場合日本では「再発行」と書かれたスタンプが押されることがあります。ではこの
場合の「再発行」を英文書類上に表示するには、どんな英語が適切か。

和英を引けば、再発行する、は、「reissue、republish」などとあるので、「Reissued」
と印字すればいいか、と考える。でもいけません。reissueもrepublishも、原本を改
訂・訂正した場合にも使う言葉です。replacementは差替で、文字通り、前の書類
を正しいもの・よりよいものに置き換えること。

そもそも、欧米文化で「再発行」印などは押しません。同じ内容であれば、それが
2つ目の原本です。

相手に送付する必要がある書類ならば、送付メッセージに「I am sending the report /
the documents again.」などとすればそれで良いのです。
                                          NOV/16/10


( 1,622 ) tax haven


租税回避地。タックスヘブンと、日本語の音で覚えていたので、長い間てっきりtax
heaven(税の天国)かと思っていました。意味のつじつまは合うし。

でもheavenではなくて、「haven (避難所) です。

モナコ公国やサンマリノ共和国、バミューダ諸島、バハマ、バージン諸島、ケイマン
諸島、税金ゼロではないですが、所得税16.5%の香港や、シンガポール、マカオも
含まれると考えられることも多いです。

他のtax havenのことは直接知りませんが、香港在住だった頃、なぜ法人・個人共
に税率が16.5%でやって行けるか不思議だったので考えたら、当時の香港政庁は
その代わり、公共事業などで市民・企業を援助したりしないのですね。当時は英国
の植民地でしたし。

因みにGoogleでは「タックスヘブン」と入力すると「もしかして: タックス・ヘイブン ?」
と聞いてきます。
                                          NOV/04/10


( 1,621 ) big night on the town


町で豪遊する。「夕べ(宴会かなにかで)飲み過ぎたの? Did you drink too much? /
Hangover?」などの表現はあからさまなので、このような表現が使われることも多い
そうです。

(Did you have a) Big night on the town last night?のように。普通Did you have a
は言わないようです。言うと、やはり詰問口調になるからでしょう。
                                          OCT/26/10


( 1,620 ) iPS


iPS細胞はES cell (Embryo Stem cell) よりも倫理に反しないので最近よく目にし、
初期の癌発生率が高いという難点を低減するいくつもの改良手法が発表されて
います。

はて、これは英語で何の略語なんだろう?と考えたのですが、きっと英語newsでも
言っているはずなのに、残念ながら今のところ聴き取れたことが有りません。英語
力、低いなあ・・・。もっとも「iPS」とだけ言っているのは聴き取れるので、full spelling
を言うことが滅多に無いだけなのかも。

で、思いあまってnetで調べたら、

induced pluripotent stem 人工多能性幹細胞

と出ていました。

気を引いたのは「pluripotent」の語。難しい語に見えますが、分解してみるとそうで
もない。

「pluri-」は「多数の」の意味の接頭語です。複数形を「plural」というのはご存じです
ね?

potent は「力強い、性交可能な」の意味です。potentは未だ覚えていない人も男性
の「impotent」ならば聞いたことがあるでしょう。(ちょっと下ネタっぽくてごめん)。

というわけで、iPSのfull spellingを覚えるのは難しくないのです。知っている必要は
ないでしょうが、知っているとかっこいい。
                                          OCT/22/10


( 1,619 ) go unsolved


迷宮入りする(問題・事件などが)。米国では重犯罪の時効(prescriptionが無いか
らでしょうか、「迷宮入り」を直訳したような英語は見つかりません。以前聴いたミス・
マープルの音声短編小説の題名が「unsolved mistery」だったのを、単に「未解決
の刑事事件」と解釈していたのですが、どうやら日本だったらば迷宮入りになった
ような状態の事件だったようです。

そりゃそうだ。そうでなければ小説にはならない。ねっ?
                                          OCT/13/10


( 1,618 ) 親切な命令形


入門編で書いたかもしれませんが、英語の命令形は命令とは限らないという説明。
2010年6月のラジ英に端的な説明があったので、転記します。

"相手の得になる、相手が楽しくなる、あるいはそうなると見込んだ場合の指示は
命令形で事足りる"

現在形やら仮定法やら、この命令形やら、どうも日本語での英文法には誤解され
やすい見出しが多すぎます。

親切な命令形の例文としては、「Come this way.」「Take the tram to Concourse
D.」などがありますが、「こっちに来い」や「コンコースDへのトラムに乗れ」というニュ
アンスではなく、「こちらへどうぞ」「コンコースD行きのトラムに乗ってください」という
意味合いです。

これらの場合には下手に「please」を付けると、却って「丁寧な命令」に響くこともあ
り得ますので、ご注意を。
                                          OCT/01/10


( 1,617 ) enigma


謎。

数年前に海外留学者メンバーが「これを知っていると、おお!と感心される」と言っ
ていたので覚えた語です。

このenigmaという英語らしくない語、なぜなのか謎だったのですが、池上彰氏が
TVで説明しました。

第一次世界大戦後にドイツが「絶対に解読できない暗号」と自信を持った暗号作
成機の名前がenigma。タイプライターの様な機械で、一文字ごとに変換ルールが
違うようになっていた。あの宮崎 美子はドイツの暗号システムの名がenigmaだと
知っていた。さすがは才女。

でもWW IIで英国がその解読方法をみつけて、解けるようになったそうな。

全ての謎がとけた。

コリンズ類語辞典には「mystery, conundrum, puzzle, riddle」などとでています。
                                          SEP/28/10


( 1,616 ) folding green


greenが米ドル札のslangだということは広く知られていますが、moneyやcostの話
でもどうもいきなりgreenと言われても直ぐに反応できなそうで自分では会話の流
れで使う自信が無かったのです。

でも「folding green」という使い方を知って納得です。「折りたためる緑」。これなら
ば直ぐにドル札のことだとわかります。以前greenbackの方をアメリカ人に使って
みたのですが、「greenだけで良い」と言われました。

greenbackもちゃんとした(?)俗語なんだけれど、古いのかな?日本語と同じで、
どの年齢層と話すかで言葉の常識(common knowledge)も違うから、そんなこと
もあります。(常識はセンスの場合はcommon sense、だれでも知っているという
ニュアンスならば、common knowledgeを使います。

おまけ:
greenはエコ運動が広まって、エコの代名詞みたいな使われ方をします。「go green」
で「環境に配慮する」という意味です。でも「go green」で「裏切る」という意味もある
んだよね。緑には「青ざめた」という意味もあるし。turn green: 青ざめる。(英語で
は日本語の青に当たる表現をgreenという事が沢山あります。

第一、青信号がgreen lightだなんて。

でも日本でも江戸の頃は緑を青ということも多かったのですよ。「目に青葉」は今
でも青。
                                          SEP/24/10


( 1,615 ) snappy phrase


日本語がそのまま英語に出来ない言葉は沢山有ります。一例が「単身赴任」。英
語で言う場合は例えば「transfer not accompanied by family」などとしなければな
りません。説明の前に「英語ではちょうどいい言葉が無いんだけれど」などと前置
きしますが、この「ちょうどいい」を英語にするときに「exactかな、fittingかな、accu-
rate translation?」などと悩んでしまうのですがちょうどいい言葉を聞きました。

「snappy phrase」です。snapは指をぱちんと鳴らす時とか、snap shot (スナップ
写真) に使われるあれです。

snappyは「きびきびした、効果的な、的を射た」という意味を持ちます。 

おまけ:「的を得た」は間違いです。的に当たった状態なのだから、「射る」のが正
    しい。「的を射た」です。
もひとつおまけ:最近米国でも単身赴任が増えてきているそうです。そのうちsnap-
    pyな表現が作られるかもしれません。
                                          SEP/13/10


( 1,614 ) sabotage [sæ'bэtα:dз]


サボタージュではありません。いや、そうなんだけれど、日本語のサボる意味は無
いのです。

元は経営者に被害を与える為に労働者が工場の設備を破壊したことに発して
(sabotという素朴な木靴で蹴ったから)、敵に対するスパイの破壊工作一般を指す
ようにもなったらしいです。

で、なぜ日本ではサボるという意味になったのか調べたのですが、見つかりませ
ん。そこで勝手な推測をすることにします。

工場設備が壊れれば仕事のしようがない。そこには破壊行為という乱暴があるの
だけれど、従順な日本人はその部分を意識することを止めて、単に仕事をしない
ことをサボるという形で残ったのではないか。

もちろん日本でも百姓一揆などの決起は有りましたが、それはクーデターレベル
まではいかずに、年貢免除・削減を認めさせれば元の農業に戻ることで満足した
ものでした。首謀者は死刑でしたし。

サボるは英語では「slowdown 怠業」の他様々ありますが、goof-off は俗語で「だ
らだらと怠ける」意味で使われます。

日単位で「ちゃんとした理由が無いのずる休みする」は「play truant from school /
from work」が一番ぴったり来る気がします。
                                          SEP/07/10


( 1,613 ) anniversary day


記念日。これはあくまで「年次」記念日のこと。これは間違う人はまずいないでしょ
うが、米国の会社では「the」を付けたいような、通常の有休や病気休暇に付け加
えられることがあるpaid holidayのひとつだそうです。

ビジ英杉田先生がオハイオ州の会社に勤めた時に、anniversary dayとreligious
holidayの特別休暇を取ることができる、とあったのを、「結婚記念日が休暇になる
なんて、さすがはアメリカ、粋だね」と思ったけれど、確かめたら、入社記念日だっ
たそうです。実はBaronも以前たまたまこの英語だけを聞いて、ずっと「結婚記念
日休暇」だと思っていました。日本にも実際にある会社も存在しますし、ね。

日本でも今は珍しくは無くなりつつある中途採用が昔から当たり前だったアメリカ
らしい休暇と言えばいえると思います。

(とはいえ、日本の新卒採用主義は未だ強力で、今の大卒就職難の主要な原
因のひとつです)。
                                          SEP/03/10


( 1,612 ) presenteeism


absenteeismは「常習的欠勤、頻繁なずる休み」ですが、逆があるとは知りません
でした。

想像通り、具合が悪くても、人にうつす可能性のある病気になっても、なんとしても
出勤しようとすること。不況下で、休むと首になるのではないかと怖れている人が
増えたのだそうです。

でも例えばインフルエンザに掛かっているのに出社して菌をまき散らしたら、休まな
ければいけない人が増えてしまいます。absenteeismも褒められたことではないで
すが、presenteeismはもっと同僚に迷惑です。

「Stay home and get better.」が原則。
                                          AUG/30/10


( 1,611 ) Flat is a new up.


今回の質が悪いrecession (不況) 中では、flat(収益プラマイゼロ)は新しいupだ、
という意味。

景気が少し戻ってきたと思えばギリシャ財政を発端としてEUが足踏みを始めたり、
米国の雇用不安が再燃したり、メキシコ湾の原油流出で漁業やビーチ観光が壊
滅的打撃を受けたり、日本もそれらのせいでの円高、本当に「これでもか」のマイ
ナス要因が多くて、一部の業界やその中で業績を上げている会社を見ないと気が
滅入りそうです。赤字の会社が多いので、それに比べれば収支とんとんは以前の
好調と同じくらい好成績だと言いたくなるのも無理はないです。楽天的アメリカ人ら
しい言い方です。

基礎復習:
車のタイヤのパンクの英語は通常は「flat tire」。動詞にすると、have (get) a flat
tire。punctureは釘などが刺さって空気が抜ける場合で、破裂したらa blowout。一
度米国freewayでblowoutを経験したことがあります。何かの機械の破片のような
ものを踏んだらしい。パーン!って。時速55mileくらいだったけど、よく生きていた
と、今は思います。当時なぜ冷静だったのか、不思議です。今も変わらぬドンな男。

しつこいですが、日本人にとっては「易しい英語」は意味からすれば「flat English」
です。easy Englishは避けましょう。昔小学四年生用の英語辞書(米国国語辞典)
を覗いたら、全然分からなかった。
                                          AUG/25/10


( 1,610 ) We can kiss the bacon goodbye.


ベーコンとはお別れしないと。ラジ英のdialogueから。「kiss someone goodbye」
が「誰々にお別れのキスをする」となるのは分かるけれど、物にも使えるなんて。
一種の洒落だと思いますが、定着した表現らしいです。

kissが挨拶の範疇だから言えるんですね。日本人の感覚で考えたらあかん。
                                          AUG/17/10


( 1,609 ) hobby と pastime 補足


以前の「一口」で「hobbyには散歩や昼寝は含まれない。pastimeである」と書き
ました。では趣味というほどではないけれど、楽しみにやるものはなんと言うか。

「things to do for fun」などが適切と思われます。What do you do for fun?と訊けば、
答えにはhobbyも含んで良いのですが、専門的な追求を伴うものでなくても、「料理
するのが好き(趣味と言うほどに本格的ではないが)」とか、「web surfing」など、軽
い答えができます。
                                          AUG/09/10


( 1,608 ) Pack me in your suitcase.


相手が「今度○○に旅行するんだ」と、自分がとっても行きたいところだったり、相手
を喜ばせるために言う決まり文句です。

「私をあなたのスーツケースに入れて連れてってください」。

「Sure.」と答えるのが礼儀。本当に連れて行く必要は無いし、スーツケースに詰めた
ら犯罪になる可能性大です。

思い出したのは、なにか自慢話や自慢の品物を披露する前に言う「Guess what?」。
唐突な質問なので英語を知らないと、「I don't know / Why do I know?」とか、まじめ
に答えますが、もしも想像が付いたとしても、「What? (え?何なあに?教えてよ、と
いう気持ちで)」と答えるのが礼儀です。

英語にはこういった、何千回・何万回も繰り返されてきたはずの決まり文句ペアが
あります。日本にも童歌などにそういった決まり文句やりとりが残っていますが、普
段の会話では聞くことがなくなりました。そういう定番やりとりは心のゆとりからでる
ものなので、ちょっと寂しい気がします。
                                          AUG/03/10


( 1,607 ) You said ... / You mentioned ...


例えば You said you would make reservation. と言えば状況によっては、「あなた
が予約するといったじゃないか」という咎める感じになるので、単に「言った」事実を
述べたい時には「述べる」と訳される「mention」を使ったほうが良いです。

saidでも問題無い場合も少なくはないですが、mentionはsayよりもformalとはいえ、
通常の日常会話で使われる語なので、sayと使い分ける自信が付くまでは、ment-
ionを使っておけば間違いありません。

もちろん「He said」の様にyouが主語でなければ心配する必要はないわけですが。
                                          JULY/29/10


( 1,606 ) you-know-what


例のあれ。

エッチな語を直接言いたくないときの表現婉曲語です。対象の語は何でもOK。相
手が簡単に想像できる場合に使います。

Miss Innocent (かまとと)は分からない振りをすることがあります。本当に知らない
と思って詳しく説明したりしないこと。かまととでなくても、下ネタは例えその場は笑い
が取れたとしても、尊敬の元にはなりません。

thingy も「あれ」です。こちらは口に出すのが憚られる物の名でも、名前を出さなくて
も分かる場合とか思い出せない時にも使います。

昔の夫:「Hey, the thingy. おい、あれ」。昔の妻:「Gotcha. あいよ」。(という会話は
あちらでは無かっただろうと思う)。

因みに「You know what?」は「あのね(聞いて欲しいことがあるんだ)」の意味です。
「What? え、何々?(興味を持った雰囲気で)」と答えるのが礼儀。
                                          JULY/27/10


( 1,605 ) rare と scarce の違い


scarce [ske'эs スケアス] は良いも悪いも「希少だ」という場合に使いますが、rare
は同じ「希少な」の意味でも、よい意味に使うのが一般的です。「滅多にないので
貴重だ」、という意味合い。rare metal (レアメタル)、rare earth(希土類) がその例。

scarceは「スカース」と発音する日本人が多いことでも有名です。正しい発音が希?
つづりが「scarece」ならば「スケアス」と読みやすいのに、ちょっと例外的な綴りで
す。(Baronも実はアメリカ人に指摘されるまで間違えていた)。
                                          JULY/22/10


( 1,604 ) spangle


スパンコールの元の語で、スパンコールは日本語式になまった発音。spangle は
「spæ'ngl スパングル」と発音しますから、どうして「スパンコールになったのか不思
議です。もしかして他の言語での同じ意味単語から来たのかも知れません。

おまけ:
結婚式や行進などに投げる紙ふぶきは「confetti [kэnfe'ti カンフェティ]」と言います。
(一口紹介済み)
                                          JULY/20/10


( 1,603 ) sleeper


Sleeping Beautyはおなじみの「眠れる森の美女」ですが、このsleeperはスパイの
世界では「敵国に普通の市民として生活していて、事有る時にスパイ活動を始める
スパイ」です。わかりやすく言うと、忍者の内の「里忍」に当たります。

里忍はわかりにくいですか?白戸三平氏の説明によれば、「普通の住人として敵
国(当時の藩のこと)に住み、結婚もして子も設けて暮らす。国元から指令が有った
時点で隠密活動を開始する。生きている間に指令がなければ、そのまま普通の住
民として一生を終える」忍者、だそうです。(記憶で書いているので、文字通りの参
照ではありません)。

最近の米国での11名のスパイ逮捕の報道でsleeperの説明がされていました。

おまけ:
moleには「モグラ・苔」の他にスパイの意味もあるそうです。こちらも相手の体制内
に潜伏しているスパイで、007の様な目立った(?)スパイとは違うタイプです。
                                          JULY/12/10


( 1,602 ) Did you hurt yourself? Only my pride.


「怪我しなかった?」と訊かれて「恥をかいただけ(プライドが傷ついただけ)」と答え
ることが出来ます。ダジャレっぽいですが、普通に使われる常套句に近いそうです。

日本語に釣られて「Didn't you hurt yourself?」というと「怪我しなかったことは無いよ
ね?怪我したはずだよね?」になってしまうので、気をつけましょう。
                                          JULY/07/10


( 1,601 ) agree to disagree


互いの意見の相違を認める。「(お互いに)反対したり異なる意見を言うことに賛成
する」ということ。disagreeも動詞です。the disagreementとすると、「意見の不一致
に同意する」という意味になってしまうので、ご注意を。

agreeの面白い使い方の例:

Saitama's climate agrees with me.
埼玉の気候は私に合っている。

That kind of spice doesn't agree with me.
その種のスパイスは私には合わない。

agreeは意見についてのみでは無い、という例です。
                                          JUNE/30/10


( 1,600 ) seagull manager


気を引きました。今まで聞いたことも見たこともなかった。悪口なので習う機会
が少ないのでしょう。Space ALCから引用します。

= quote =
カモメのようなマネージャー◆社員が問題を起こしたときや、仕事のミスをした
ときだけ、その社員の所へやってきて、ガミガミ言う管理者。◆【語源】カモメの
群れが飛んできて、やかましく騒ぎ立て、糞を垂れて、飛び去っていく様子から。
= unquote =

元々は社外から突然雇われて入ってきて長になり、自分のやり方でそれまでの
組織のやり方を変えて、新組織を落ち着かせることもない間に、ヘッドハンター
されてまた外に出て行く人を指していたとのこと。

日本語訳は通常「鴎課長」だそうですが、managerは課長だけではなく、
manageする立場の人全てに使われます。plant managerは「工場長」。大抵は
本部長や役員が成ります。division managerは、いくつもの部を総合した、たと
えば事業本部などの長です。

一般的な組織は日米で違うので、役職名は直接逐語で訳すことは出来ません。
権限の大きさで意味で訳すようにすれば、比較的誤解が避けられます。
                                        JUNE/26/10


( 1,599 ) sit out


ラジ英で、「ダンスを一曲踊らずにパスする」意味で使われていました。解説する
までもないでしょうが、ダンスをしていない時には椅子に座っているから、曲の為
に立ち上がらないでいる = 踊らないですます、という事なのだと思います。

sit outには「加わらない、仲間入りしない、参加しない、終わりまで見る、長居する」
などの意味があります。共通点は「行動を起こさずに最後まで座ったままである・
じっとしている」こと。

outは最後までその動作をし通し上げる感じの副詞です。

help out: 成就する最後まで助ける。
count out: (ボクシングの場合)(勝負が決まる)10まで数え上げる。
                                         JUNE/24/10


( 1,598 ) vuvuzela


サッカー・ワールドカップの真っ最中。日本が初戦で勝利した時には視聴率が45.2%
にも達したそうですね。それはそれとして、あの開催国、南アの応援普段からあの
笛はかなり不評らしくて、CBS Evening News Podcastでも、トピックとして取り上げ
られていました。

地元の人たちは「これは我々の文化なのだから、他国の人たちも認めるべきだ」と、
気にしない様子。正論です。でも彼らのあの単調な大音響の音のせいで、他国の
応援の音が消されてしまうほどなのはどうかなぁ。彼らにも、他国の文化を学ぶ良
い機会なのに。

あの笛、ブブゼラとかブーブーゼラと呼ぶそうですね。Wikipediaによれば;
1mほどの長さのあるラッパの一種で、“スタジアム・ホーン”(stadium horn)とも呼
ばれるチアホーンの一種。音階調整用の機構は持たず、管を巻かないストレート型
の単純な構造で、咥えて吹くだけで霧笛や象の鳴き声のような単調な、しかし非常
に大きな音が出る。南アフリカのサッカーの試合でよく吹き鳴らされる。他国選手か
らはうるさ過ぎるというクレームが多い。

(今回のPodcastでは、他国選手は「彼らの文化だからね」と寛大に答えていました)。

vuvuzelaは英会話の必須単語とは言えませんが、サッカーもとうとう米国人に受け
入れられて百万人単位のファンがいますので、今後の為に覚えておきましょう。
                                          JUNE/16/10


( 1,597 ) stiletto heels


stiletto は先がとがったdagger(短剣)です。踵がそんな形状ってことは?答えは「ピ
ンヒール」でした。ピンヒールは案の定和製英語です。

満員電車などでピンヒールで足の甲を踏まれるとそれはそれは痛いし、世の中には
それで骨折する人もいるらしいです。あの踵は pin ではなくて、短剣だった。どうか、
履いている時には気をつけてください。
                                          JUNE/15/10


( 1,596 ) if I'm asked,


私に言わせれば、・・・。文章の後にも持ってこられます。

訊かれてもいないのに、そんなアクションをしていいのかな?などと思ってみたの
ですが、考えてみれば日本語の「私に言わせれば」だって、仮定であって、意見を
訊かれていない時に意見を言いたくて使う表現だから、同じです。

「If I may ask, ... 」 は、プライベートな質問など、もしかしたら相手が嫌がったり、too
intrusive (立ち入りすぎる)と感じるかも知れないと思ったときに使う表現です。文章
の頭につけると最初から確認を求めるようで、後に付けると、訊いてしまってから、
あ、もしかしたら訊いちゃあ悪いかな、などと思った時に付ける感じです。
                                          JUNE/09/10


( 1,595 ) 光熱費


和英辞典を引いて、「fuel and lightening expense」と言うひとが居ます。確かに通
じないこともないのですが、聴いた覚えは有りません。逆に直訳すれば「燃料と照
明費用」です。でも実際の光熱費には水道代も含まれますよね。日本語の「光熱
費」が意味するのは「light, fuel and water expenses」なのです。そう表現する辞書
もあります。それでも聞いた覚えはありません。そりゃそうです。光熱費を説明する
ような言い方で、語彙の少ない子供のようです。

実生活ではutility expenses / costです。専門用語ではないですよ。utilityは「公共料
金」のこと。

和英辞書が間違っているとも言い切れません。そもそも和英は日本語そのままが
英語にならない場合には、説明文を使うからです。昔は井戸を使っていて水道代な
どは無かったとはいえ、光熱費を光料金と熱料金のような説明文にしたのはちょっ
と不親切ですけれど。

例えば昔の和英には寿司は「raw fish on vinegared rice」などと出ていました。今は
Sushiで通じることが多いけれど、通じなかったから、説明文にしたのです。おかげ
で一時は生魚などは食べ物では無かった欧米人に「気持ち悪い野蛮人の食べ物」
みたいに思われてしまった。

「公共料金」を和英で調べれば、「utility bills (公共料金明細)」も出ています。
                                          JUNE/08/10


( 1,594 ) That hat is very flattering on you.


「flatter」は「お世辞を言う」。「Flattering takes you nowhere. (お世辞は何の役にも
立たない、私にお世辞は通じないから、実力・実績で勝負しなさい)」などと使うくら
いで、これもネガティブな響きしか知りませんでした。

ところが、表題のように「その帽子は君を引き立たせるよ」という使い方もあるので
すね。改めて辞書を見ると、「写真・服装などが人を実物以上によく見せる、引き
立てる」という意味がありました。

ついでに、「It's you!」は、「すっげえ似合っている!」という様な意味合いです。その
洋服がとても似合っている状態が本来の(魅力をフルに出した時の)あなたそのも
のだ」という感じかな?
                                          MAY/26/10


( 1,593 ) to put it bluntly,


bluntlyは「ぶっきらぼうに、無遠慮に」で、あまりいいことではないのですが、「To
put it bluntly, ... 」は、「遠慮無く言えば」としてよく使われる表現です。「To put it
bluntly, I don't care for this kind of dress. (はっきりいって、この手のドレスは好き
じゃない)」の様に、時にははっきり言った方がよいこともあります。

「失礼ながら申し上げます」というニュアンスでは「With all respects due,」がありま
す。cliche (kli:ʃe'i クリシェィ 陳腐な決まり文句) だと言われますが、他に言いよう
がない場合には使います。

初級編の頃から何度も提示して恐縮ですが、「なんと言ったらいいか」を「How can
I say?」というのはとても不自然です。やはりこの「to put it」を使って、「How to put
it?」の方が聞いていて違和感がありません。「Well, ... 」「Let me see ... 」などの、
単に言いよどむ時以外の、本気で適切な単語・言い方を探す場合はこれ以外には
聞かないと思えるほどです。
                                          MAY/12/10


( 1,592 ) H1N1


豚インフル(swine flu)と呼ばれた新インフルエンザはインフルエンザ分類では「H1
N1」で、「エイチ・ワン・エヌ・ワン」とは慣れるまで言いにくいです。

heinieとも読むそうですが、子供が考え出した「ハイ・ナイ」は、「1」を「I」と見なす読
み方で、わかりやすく言いやすい。一般的になるかどうか不明だそうですが、便利
ですね。
                                          MAY/07/10


( 1,591 ) false nails / false eyelashes


間違った爪、間違った睫毛ではもちろんなくて、それぞれ「付け爪 / 付け睫毛」の
こと。どうも「false」とついていると、「間違い」というネガティブなイメージが強いの
ですが、ここでは「偽の」という別なネガティブ。

では「付け毛」は「false hair」かと思ったら、「weaved hair (編んだ毛)」だそうです。
付け毛をした髪全体を指します。

おまけ:
ピンヒールってありますよね。女王様が履くような、細くて高いヒールの付いた靴の。
英語では pin heelsとは言わないで、stiletto heels です。stilettoは「小剣」のこと。
道理でピンヒールに足を踏まれると痛いのなんの。骨折する人もいるそうですから、
満員電車で履くのは止めましょう。
                                          MAY/03/10


( 1,590 ) bedside manner


bed manner (こんな英語はありません)ではないです。bedside manner。「お医
者さんの入院患者に対する接し方」です。

mannerは、「manners」で「行儀、身だしなみ、作法」の意味で、etiquetteも「礼儀、
作法」の意味がありますが、誰々の行儀が良い・悪い、という場合にはmannerを
使います。He has good manners。etiquette [e'tikэt] は具体的な定められた形式
を表し、mannerは作法・行儀を守っているかどうか、という点で言うからです。
                                          APR/28/10


( 1,589 ) with all due respect


人の意見に反論する際の表現にはとても気を遣います。英語はclearなのであって、
初期学習者が言う(あるいは習う)directではありません。相手の意見を尊重しなが
ら、上手に反論したり、提言したりします。相手が間違っていることを指摘する場合
もいきなり「You're wrong!」と言うことは滅多にありません。

以前書きましたが「you may as well go to your boss first」が「ボスのところに先に
行った方がいいよ」の様な「柔らかい助言の表現」みたいに説明されることがあり
ます。これは英語自体の意味は「あなたは今までの考えに加えて (as well = too)
ボスのところに先にゆくことを選択肢として選ぶかも知れない(may)」ということです。
間接的な表現ですが、言いたいことがclearです。

でも、どうしても「恐れながら・失礼ながら・僭越ながら申し上げたい」、と明確に相
手に反論することもあります。その場合の発言の頭に言う常套表現が表題の「With
all due respect」です。

With all due respect, your remarks are sometimes too rough and hurt listeners'
mind, Sir.(誠に失礼ながら、あなたの発言は時にラフ過ぎて聞き手の心を傷つけ
ることがあります)。など。

with all due respect を文字通り訳せば「払うべきすべての尊敬を持ってして」で、
「あなたをとても尊敬しているけれども、それでも」という感じです。

かっこいいな、と思ったのですが、clicheであり、ここぞという時以外には、あまり使
わない方が良いという意見もあります。でもそもそも、ここぞ、という時に使う表現な
ので、そういう時には使いましょう。
                                          APR/27/10


( 1,588 ) I know America well / I know a lot about America


know の意味を表す二つの文章です。

「アメリカに関する知識がある」ことを「アメリカを良く知っている」と考えて I know
America well.というのは変なのです。

I know him. と言えば、彼とは親しい間柄で、彼自身のことをよく知っている、という
こと。I know Michael Jackson. というと、マイケルの知人だと言っていると解釈され
ます。

アメリカに関する知識が豊富だと言いたければ、I know a lot about Americaの方
が適切です。
                                          APR/23/10


( 1,587 ) The pleasure's all mine.


こちらこそ。

It's a great pleasure to see you. (お会いできてうれしい)などの挨拶に対しての挨
拶常套句。英語では常に同じ言葉を繰り返さないようにするものですが、この場合
も相手と同じ表現を使うのを避ける鉄則が働いています。

でも「Thank you.」に対して(こちらこそあなたに感謝するという気持ちで)は「Thank
you.」で答えて構わないです。但し、you にアクセントを置きます。それで繰り返しで
は無くなります。
                                          APR/14/10


( 1,586 ) You look tired.


「太ったね」とか「やせたね」とか言うのが失礼なのと同じで、「あなたは疲れて見え
る」というのは日本語同様英語でも失礼な表現です。

Baronがどうしてもhello / good morning などの代わりに使われる「お疲れ様です」が
受け入れられないのも、20世紀には日本語でもなんでも無いときにいきなり相手が
疲れているはずと決めつけた表現が失礼だったから(というよりも挨拶に使う用法
は無かった)でしょう。文法的には今も20世紀のマナーのままです。50歳以上の人々
のほとんどは挨拶に使われると違和感や嫌悪感を持ちます。

「お疲れ様」はねぎらいの言葉。つまり相手が一仕事終わった時に言います。上司
をねぎらうのは失礼なので、本来は上司には使いません。平等思想が企業にも取り
入れられてきたので1990年代にはかなり許されるようになっていましたが。

ちなみに目下に言うのは「ご苦労様」。これも会社などではあまり使われなくなりまし
た。使用人や雇った職人などに対しては未だ使います。失礼ではありません。
                                          APR/13/10


( 1,585 ) hot purpose


この項目は日記に書いたhot purposeに関する一口的説明です。

「hot purpose」という成語は無いのですが、最近聞いた表現です。「熱い目的」。
自分が「こうなりたい」と強く望む目的だという感じだと思います。

日記に書いた5つの段階的に変化した目的はそのときそのときのhot purpose。

「hot」は「熱く流行している」「(彼・彼女に)お熱だ」など、とにかく精神的な
高熱を伴う状態に使える語です。

a hot subject: 今人気の(多くの人が熱く語る)話題。
She's got the hots for him.: 彼女は彼にお熱だ(激しく恋している)。
He's hot.: (そういう話題で) 彼は欲情している。
                                          APP/02/10


( 1,584 ) people skills


人間関係能力、社交術です。簡単な表現ですけれど、知らないと思いつかない英
語です。

cat skill も有ったら楽しいだろうなあと、Google してみたら「猫との関係能力」とい
うのは有りませんでした。ただ、Catskill (キャッツキル) というのがあって釣りに使
う毛針の一種でした。猫の様に魚を釣れるという意味なのか?でもそれならばカ
タカナは「キャットスキル」になりそうなものです。

でもcat skillを発音してみるとキャッツキルと聞こえなくもないな。

実はCatskillは地名からきたはずなので、cat skillとは関係ありそうもありません。

とめどもなく意味の無い追記をしてしまいました。社交術を疑われそうです。

因みに最近のMEDDHYディスカッションテーマでは「social skill」という表現が使わ
れていました。個人的な感覚で、ですが、socialの方が「社交上そつがない」感じで、
people skillは「人間としての付き合い」の意味合いが強い気がします。人とうまく
やってゆくだけではなくて、良い意味でも悪い意味でも他人を操る力も含んでいる
ような。
                                          MAR/18/10


( 1,583 ) look like something the cat dragged in


疲れ切ってぼろぼろの様子である。飼い主に見せるために猫が引きずって持ち込
んだ獲物のような様子からだそうです。

今時の都会の飼い猫にはチャンスは少ないでしょうが、あれだけ愛玩ペットの代表
のように扱われていても、実は predator (捕食動物)としての本能は残っています。

ライオンや虎など大型猫科動物は「big cat」と呼ばれます。なぜあれら猛獣が可愛
ゆい猫ちゃんの大きいものと呼ばれるのか不思議と思ったこともあるのですが、そ
もそも猫も今も猛獣なのでした。
                                          MAR/16/10


( 1,582 ) No worries.


元々は豪州・NZで使われていた独自英語が、今では便利だからと英米でも使われ
るようになりました。心配無用、大丈夫、の意味です。

何が便利かというと、Never mind! / That's all right. / You're welcome.など、本来
の英語であれば状況により違う表現をすべきところを、どの場合でも使えるから。

So sorry, I'm late. No worries.
Thank you so much. No worries.
Oops! I spilt wine over your shirt! No worries.

こりゃあ便利だわぁ。
                                          MAR/12/10


( 1,581 ) tough decision / tough call


どちらも難しい決定のことです。違いは、toughが「今週末はコンサートに行こうか、
映画にしようか、どちらも逃したくない」ような、単にどちらにするか・どれにするか
迷う場合に使われ、callはもっと判断が難しい大変な決定に使われます。

職業の英語には多少ニュアンスの違いはあるものの、job, occupation, business
などが使われますが「天職」は「call」です。どうやら神が召くような運命的にやること
になっている職であるかららしい。日本語の「天職」も、「天から授かった職業」です
から、ここでは発想は同じですね。

今回のdecisionにおいても、callは神から決断を迫られている様に、シリアスな決断
です。苦渋の決断をすることになるでしょう。
                                          MAR/04/10


( 1,580 ) ubiquitousの発音


発音記号は [ju:bi'kwitэs]。この語の発音は上級者にも非常に難しいらしく、Baron
(中級)だけではないと知ってほっとしたのですが、anglophoneにとってもたやすく
はないようです。「Y」の音が日本語よりもかなり唇をすぼめるのに、その後で「K」
という強い音、そして別な、唇を極端にすぼめる「W」音と「I」音の連続。日本人の
苦手な音のオンパレードです。

最近ひとつのknack (コツ)を思いつきました。ネイティブでも最初の[ju:] の部分を
少し伸ばしています。つまり「ィユ− ビ クィタス」。しかも「ビ」は通常のアクセント
の有る音節よりもやや強めで、その分ちょっと長くなります。英語には無い吃音
(「っ」の音)があるみたいな「びっ」に近い感じです。

四音節の語だというだけで単語として長めなのに、数の多い二音節の語の様に短
く発音しようという無意識が働いていたのだな、と感じました。

電子辞書の発音機能などで比べながら自分で発音してみましょう。「急がないで」
発音に気をつけながら、ネイティブのように四音節分の時間をちゃんと取って発音
すると、辞書と対抗できます。
                                          FEB/25/10


( 1,579 ) car keys


車の鍵。keyは複数形。昔の自動車はエンジン用と、ドアやトランクの鍵が別なもの
だったので、複数形で言っていて、それが習慣として残ったそうです。

自動車以外でも「鍵を落としちゃった」場合には、I lost my keys.と複数形になること
が多いのは、キーホルダー (key ring / key chain) には複数の鍵が付いているから
ですが、一つだけの場合も my keyというと、「私の」が強調されるから複数で、とい
う意見があります。

でもひとつだけならばmy keyでも構わないと思います。「私の」を強調する場合に
は「my」にアクセントを置きますから。

Having said that (そうは言ったものの)、そんなにこだわらないでmy keysと言い
習わしておけばよいでしょう。誰も困るわけではないですから。
                                          FEB/19/10


( 1,578 ) It shows


それは目立つ。

映画若草物語(Little Women)でJoeがドレスのお尻部分を暖炉の火で焼いてしま
い、貧乏なのでつぎあてをしたが、やはり目立ってしまい、特に招かれたパーティ
のダンスなどはとても出来ない状態だったときに姉妹達が「It shows.」と言っていま
した。

このフレーズ、辞書によってはあたかも悪い状況にしか使わないかの様な説明
(に見える)をしていますが、良い成果にも使います。He has carved a new con-
cept sculpture. It really shows.とか。

この「it」を主語とした表現、「it reads ... (それは何々と読む)」、「it says ...( それ -
単語など - は何々と言っている - 意味している)」、「This car won't start.」など、
人を主語とするのと比べて、誰にとっても(客観的に見て)明確にそう表している、
という感じを表す方法で、英会話には必須の表現だと思います。

ところでTOEICも最近Podcastingを始めました。日記で説明します。
                                          FEB/17/10


( 1,577 ) Experience is the name everyone gives to their mistakes.


Oscar Wilde (Irish poet, playwright and novelist, 1854-1900)の言葉です。「経験
とは、だれもが自分の間違いに付ける名前だ」。

そりゃそうだ。でもね、逆に言えば「失敗を経験として活かす」ことに繋がるのだから、
この皮肉をさほど気にしなくてよいと思います。この皮肉屋さんめ。

面白かったのは、この19世紀の警句(?)に、singular theyが既に使われているか
に見えること。everyoneなのだから、their ではなくて(当時ならば)hisになるはず。
でも近年男女平等からあらためてhis / her (his or her)とならなければいけなくなり、
そして口語ではsingular they が認知された今と同じ結果になっている。

もしかしたらOscarはhis(当時は人間の単数形は男性形で足りた)の複数形として
のtheyを使ったのかな、それとも今のsingular theyの先取りでしょうか?
                                          FEB/12/10


( 1,576 ) seaweed


And what is a weed? A plant whose virtues have not been discovered.
それでは雑草とは何か。その良さをまだ発見してもらっていない植物のこと。

Ralph Waido Emerson - U.S. philosopher, poet and essaist 1803-82の言葉で
す。

巻き寿司の「海苔」は英語で「seaweed 海草]。(西洋人には海草は雑草でしかな
いので個別の名前に乏しい)」としか言いようがないけれど、今は巻き寿司が「ma-
kizushi」でずいぶんと通じるのが嬉しい。

因みにOxford dictionaryでは「nori」は「an edible seaweed eaten wither fresh or
dried in sheets, especially by the Japanese.」と書いてあるのですが、未だ巻き
寿司には言及していません。もう一息です。

注:「食べられる」という英語で「eatable」は「美味しいとはいえないけれど、食べる
ことが可能(able)」であり、「食べるのに向いている」意味での「食べられる」ならば、
「edible [e'dibl ディブル]と言いましょう。
                                          FEB/10/10


( 1,575 ) All us parents have to ...


主語なんだから、All we parents が正しいと思っていました。

ところが実際にはAll us parentsで始めるのが一般的で、All we parentsと言うと、
「Pretty funny」なのだそうです。

もちろん、we/usの後にparentsなどの名詞がこなければ、All we can do is to wait
for the result. などと、weが使われます。
                                          JAN/29/10


( 1,574 ) Be safe.


ラジ英から。「気をつけてね」。

同じような意味合いの別れのカジュアルな挨拶では「Take care.」が多用されるけ
れど、これは知らなかった。文字通り訳せば「安全でいなさい」という命令。

説明は無かったかも知れないけれど、感じとしては若者用語です。

最近のラジ英ダイアログには時々若者用語がでてきます。果たして自分が使う機
会があるかどうか。寸劇の登場人物が3名になる時には遠山先生も出演者になり
ます。若者役をやる時には後でなにやら言い訳っぽいことをいうのが(失礼ながら)
可愛い。講座の為とはいえ、若者語を使うのには忸怩たるものがあるようです。
                                          JAN/27/10


( 1,573 ) Is it a he or a she?


赤ん坊のことを「男の子さんですか、女の子さんですか? Is it a boy, or a girl?」と
訊くのは文法的には正しいけれど、実生活では赤ん坊が目の前に見える場合には
女の子を前提として話すのが礼儀と言えるということは昔書きました。

表題は、犬の性別を訊いているケースです。面白いのはここでは「he」も「she」も
可算名詞であること。代名詞でしか知らなかったです。辞書を見ると、ちゃんと「男、
雄」「女性、雌」と出ています。すると、人間に使って「あの人って、男?それとも女?」
と言えることになります。TVタレントなどを対象にしてしか使えないでしょうけれど。

                                          JAN/25/10


( 1,572 ) humor / humour


映画「verdict 評決」で、証人として来てもらった医師に、主人公の弁護士が予約し
たホテルでなくて弁護士の自宅に泊まってくれと、強引に頼み込むシーンがありま
す。

最初の証人が相手(defendant 被告)の手に掛かってどこかへ連れ去られてしまっ
たので、今回はそんなことにならないように、自宅に泊まってくれるように強要した
わけです。医師は予約ホテルの方が楽ちんに決まっているので、訳がわからず、
断ろうとしますが、その時の主人公の台詞が

「Humour me.」

でした。

humour / humorは名詞では「ユーモア」ですが、動詞だと英和辞書には「相手の
いいなりになる、好きなようにさせる、同調する」などと出ています。しかしこれは
不親切な訳です。英英で調べると、「相手のいうことが理不尽であろうとも、とにか
く頼み事を受け入れる」様なニュアンスの説明が出ています。これで、このシーン
でhumourを使った理由が分かりました。

humorは人間味に関係ある語です。ごり押しするのに相手の優しさに頼る感じで
覚えると納得できると思います。

英語学習では「或る程度英語に慣れたら英英辞書を使おう」と言われます。面倒
です。でもちょっと難しいと感じる語や、今回のように、珍しい語が使われている場
合などは、ちょっとだけ英英も見ましょう。英和辞書の日本語の説明の本当の意
味が分かることも多いのです。
                                          JAN/20/10


( 1,571 ) not mind ... He doesn't mind you.


「ドンマイ(英語では Never mind )」で使われる語なので、「気にしない」という動詞
だとは誰もが知っていると思います。ただし、not mind と not careでは意味が違い
ますので、気をつけて。

表題の例文では「彼はあなたなど眼中にない、何を言っても無視する」という感じ
です。heが犬の場合、「彼はあなたの言うことを全然聞かない」という意味になりま
す。

最近今日の一口英語が数日の一口になってしまっています。多忙なのと、ネタ切
れのせいです。どなたかネタをください。待ってます。

日記も今日やっと更新しました。
                                          JAN/16/10


( 1,570 ) ... and you're in business


「仕事中で」の様に受け取ってしまい勝ちです。しかし「It's none of your business.
(それはあんたにゃあ、関係ないないことだ)という場合に使われるように、business
のもとの意味は「やるべきこと」の意味です。だから、

You'll need a filer and a pump, some gravel for the bottom, and you're in business.
(NHKラジオ英会話2009年10月より)は、「あなたが必要なのは、フィルターにポンプ、
それと(水槽の)下に敷く小石です。それで準備OKになります」の意味で、「そうす
れば商売が始められます」とか「仕事に戻って大丈夫です」という意味ではありません。

もちろん仕事の話をしているのであれば、「仕事中で」「営業中で」などの意味になり
ます。

このように単語・成句は使われている状況で日本語に置き換えようとすると別な意味
に見えてしまいます。しかし根源的な意味は同じですから、日本語にこだわらずに
意図と意味を感じられるようにすることが重要且つ実際的であると、改めて思います。
                                          JAN/07/10


( 1,569 ) figure of speech


比喩的表現。巧みな言い回し。相手が誤解するような言い回しをしてつっこまれた
時に、「それは言葉の綾(あや)だよ」と、逃げるときにも「It was just a figure of
speech, you know?」などと言えます。

むかしこの「言葉の綾」を英語でなんというのだろうと辞書を調べた時には見つか
らなかったのですが、今はSpace ALCにもあるし、簡単にみつかりますね。

もう少し高尚というよりは素直な英語は「rhetoric」。修辞法・雄弁術のことですが、
政治家がよくこのレトリックに凝って議題の本質の追求を忘れていると互いになじ
りあう場面で出てくる語です。一般的にも使います。

そういえば英語でもそのまま通じることが多くなったアニメなどの「figure」、英語で
も「a person's bodily shape」の意味で使われる語なので、日本のフィギアがその
まま理解できても不思議ではありません。いや、決して「figure of speech」で言う
のではなくて。

ところで3ヶ月ぶりにたぬバロ日記を更新しました。なんの変哲もない英語生活日
記ですが、ささやかなおまけで最近の年号の読み方傾向に触れています。あなた
は2010年を英語でどう読みますか?
                                          JAN/01/10


( 1,568 ) pencil someone in for


これは想像すれば分かるかも知れません。仮に誰々を何々の予定に入れておく。

何かの予定の話をしていて「う〜ん、まだ絶対に参加できるかどうかわからないの
だけれど、行きたいなあ・・・」という返事に、「OK, I'll pencil you for the party.」など
と、予定表にボールペンなどで書かないで鉛筆で書いておく感じ。その人が結局行
けなくなったと知らせて来たときには参加者メンバー表から消しゴムで削除。

しかし考えてみると古い話です。今はPCや携帯の予定表に書き込んでも簡単に
消せる世の中です。
                                          DEC/28/09


( 1,567 ) fit / suit


どちらも「合う」と訳せるせいか、混同されることがある語です。

fit は洋服などのサイズが合うこと。
suit は「似合う」こと

です。「似合う」の英語で好きなのは「That dress is becoming to you.」という言い
方です。「その服はあなたに成りつつある」って感じ。

もちろん辞書には「becoming = 服装などが良く似合う」などと出ていますけれど。
                                          DEC/27/09


( 1,566 ) boneheaded


最初に見たときに、「頑固な stubborn」という意味かな、骨って硬いから、頑固の意
味だろう、と思ったら、大間違い。「頭の中が骨だけで脳みそが無い = 馬鹿な、間
抜けな」という意味でした。

peanuts books (スヌーピーの漫画シリーズ)で「You, blockhead!」という台詞が有っ
て、「blockheadは間抜けという意味なんだな」って知ったけれど、boneheadedから
考えて、これも「頭の中がブロックだけ」ということなのでしょう。
                                          DEC/24/09


( 1,565 ) That was then, this is now.


昔は昔、今は今。その時と今では事情が違う。

日本語とそっくりです。そういって良い場合と、それでは済まない場合があります。
詳しく述べると語弊も生まれそうなので、表現の紹介だけにしておきます。
                                          DEC/18/09


( 1,564 ) What's eating you?


何があなたを食べているの?

The tail wags the dog.(尻尾が犬本体を振る)みたいな主客転倒な言い方に聞こ
えるかも知れませんが(え?そんな風には思わないですか?)、もちろんそうでは
なくて、「何をいらいらしているの? / 何があなたを悩ませているの?」の意味です。
「what」がlionやaligatorだったりすると、そんなことも言っていられないですが、こ
の場合の「what」は事項・状況を指します。

最近Baronをeatingなバイト語の一つは、「お召し上がりですか?」です。McDや吉
野家で聞きます。「召し上がる」はもちろん「食べる」の尊敬語。最近まではこれらの
店でも「こちらでお召し上がりですか?」と言っていたのだが、バイト語は客を不快
にさせるからと排除に努めるファーストフードの店が増えているのに、どうなってい
るのか。食べるものを買いに入って「食べるか」と訊かれると、「はい、食べます。
持ち帰るので包んでください」と言いたくなる。最初に聞いたときは本気で意味が分
からなかった。

因みに英語で「店内で食べる」は「eat in」、「持ち帰り」はAmEでは「takeout」、BrE
では「takeaway」です。「Eat here, or to go?」と訊かれることもあります。

pet peeve (いつもの不平の種、とりわけしゃくに障ること)も使い勝手のよい成句
です。他の人にはどうってことないのに、自分にはむしゃくしゃする物。確かに日本
語もきちんとしているMEDDHYメンバー達は「召し上がりますか?」も、心広く気に
していないのを知ってショックでした。心が狭いBaronなのかぁ・・・。
                                          DEC/17/09


( 1,563 ) 何々語訛りの英語


non-anglophoneはどんなに勉強・練習してもどこか日本語訛り、ドイツ語訛り、中国
語訛りなどが残ってしまします。いわゆるcritical age (言語習得の臨界年齢)を過
ぎると母国語での思考・聴力などが完成してしまって、母国語以外の音は脳が排除
するからです。聴けない音は発音できません。

それとは別として、何国人であろうとも、外国語を学ぶ時には学習途中の状態があ
ります。発音も本当の英語とは目立って違う時期も続きます。

このような未熟な発音のことでも、「German pronunciation」などとは言いません。
「German accent」と、「accent = 訛り」を使います。

因みに中級以上と言える英語学習者でもなぜか「フランスの」「ドイツの」という形容
詞をそれぞれ「France」「Germany」としてしまう例が多く見られます。知識としては
知っているはずなのに不思議なことですが、これは直しましょう。
                                          DEC/16/09


( 1,562 ) speed dial


携帯電話の「短縮ダイアル」です。「short dial」ではありません。

I've got you on speed dial. あなたの電話番号は短縮ダイアルに入れてある。

着信音は「ringtone」だったのですが、着メロは「music ringtone」で、着歌フルは
「full music ringtone」。

待ち受け画面はPCと同じく、「wallpaper」。

マナーモードは「vibration mode 震動モード」です。でもmanner modeは通じないか
も知れませんが、礼儀を重んじる日本人らしい命名で良いと思います。
                                          DEC/11/09


( 1,561 ) I woudn't go to that restrant again, if you would paid me.


「もしもあなたがおごってくれれば、わたしはそのレストランには二度と行きません」
という意味では、勿論、ありません。

「if」以下は、「even if you would pay」とほぼ同じ意味です。すなわち、「たとえあな
たがお金をだすとしても、あのレストランには二度と行きません」という意味です。
かなり強い拒否を表します。

少しスタイルは違いますが、肯定・否定で間違い易い他の例は、
That country is the last destination I want to go.など。

「その国へは行きたくない」という意味です。文字通りに訳すと「その国は私が最後
に行きたい所だ、行きたい国の順に行ったとして順番が最後の国だ」です。

これらも「英語表現はdirectなのではなくてclearなのだ」ということの例です。ちゃん
とした英語は相手や物事に関する表現は間接的になり、しかし、意味は聞き間違
いようもないものです。

でも今回の表題の例は、non-nativeには慣れるのが大変です。何回も自分で言っ
てみて、感覚が言葉と ふっ と一致すれば、考えなくてもそう聞こえるようになりま
す。
                                          DEC/09/09


( 1,560 ) anglophone 続き


辞書によれば、「特に多言語国での英語話者」となっていましたけれど、国際社会
全部を多言語地域と考えればそういう観点からも全然変じゃない。

因みに同様なフランス語話者は「francophone」だそうです。ジーニアス英和には、
それ以外の国の言語は出ていませんでした。英語にあるのは「英・仏」だけという
のは、この二つの言語の因縁を思わせます。歴史的ライバルだもんね。

そういえば昔覚えた「gramophone 蓄音機」は死語に近いですねぇ。これに取って
代わった「record player」は、CDに負けて無くなるかと思ったら、最近はアナログ音
の良さが見直されて、市場がまた広がりつつあります。
                                          DEC/07/09


( 1,559 ) anglophone [ae'ngloufoun] アングロゥフォウン]


anglo-は anglicize (英国式にする、英語にする) で見られる通り、英国・英語に関
係させる接頭語です。

-phone は電話から想像する通り、音や、話者の意味。

従って、anglophone は「英語を母国語とする英語話者」のこと。

我々はそういう人をネイティブと言い習わしていますが、nativeは単独では英語話
者とは限らない(native Americanとか、その土地に生まれ育った人も、native)か
ら、軽くこの語を使うのもいいのではないかと思います。

早速ドイツで生まれ育った、両親がアメリカ人という人に使ってみたら、普通に通じ
て大丈夫でした。少なくとも限られた知識人しか使わないような語ではないことにな
ります。
                                          DEC/04/09


( 1,558 ) atmosphere


雰囲気。状況や環境・場所などに使う言葉で、「I like his atmosphere.」などと人の
「雰囲気」を示すことはできません。人の場合は「mien [mi:n ミーン]」が近いようで
す。「物腰、態度、顔の表情」。

Oxford Dictionary には、「a person's appearance or manner, especially as an
indication of their character or mood.」とあります。例文は、「He has a cautious,
academic mien.」。でもふつうにはappearance、character、personalityなどで十
分だと思います。

ちなみに「atmo-」は空気、「sphere」は球のことで、atmosphereで、「大気圏」です。
惑星によってその成分は違います。普通は地球のそれを指します。
                                          DEC/03/09


( 1,557 ) bigwig


big wigは、でかいカツラ。英国では昔、弁護士や裁判官など、重要な地位にある
人はカツラを被る習慣が有った。そして一番偉い人が一番大きなカツラを被ってい
た。

で、bigwigは「大物、立役者、重要人物」の意味の俗語になりました。

「大物」を表す英語は覚えきれないほどに沢山あります。

big cheese / big banana / top dogなどは面白いですが、想像の通り、あまりいい
意味合いを持たないので、本人に「You're a big cheese.」などと言わないようにし
ましょう。

髪の「モリ髪」はbig wigかと思っていたのですが、違うのかな?
                                          DEC/02/09


( 1,556 ) You've lost me.


相手の説明が全然分からなかった時に、こんな言い方もあります。

友人同士では悪気なく使えるみたいですが、non-nativeとしては、やはり「自分が
理解できないのはあなたの説明が悪いからだ」となじっている様に聞こえてしまい
ます。文字通りに考えると「あなたは聞き手(解らせたい相手)の私を無くしてしまっ
た(お気の毒にも)」ですから、別になじっていないのです。

おまけ:
「Got lost.」は「I got lost.」の意味で、「理解ができません」のカジュアルな言い方で
す。英語は必ず主語が入ると言いますが、カジュアルな会話では頻繁に主語が省
かれます。「Got it?」は、「分かったかい?」です。

当たり前のことですが、カジュアルな会話は仲の良い仲間でやるもので、ビジネス
や目上の人に対しては主語抜きや「Gotcha! 分かった!/してやったり!」みたい
な崩れ表現は使わないほうが良いです。
                                          NOV/26/09


( 1,555 ) quick-change artist


「早変わりの名人」。歌舞伎や劇で場面が変わるときに短い時間で衣装を変えて
直ぐに再登場する人達のことです。ここでの「artist」は芸術家のことではなくて、
「何かしらの技能の達人」のこと。「art」は「技術」の意味で使われることも非常に多
いのです。

「con artist 詐欺師」は「confidence artist 信用させる技術者」でだということを以前
述べました。

ところで、「quick-change artist」には「変わり身の早いいかさま師」の意味もあるっ
て、知っていました?Baronは知らなかった。
                                          NOV/25/09


( 1,554 ) If practice makes perfect and nobody's perfect, then why practice?


ビジ英2009年11月号のGraffiti Cornerから。

前半分は「練習すれば完璧になる(習うより慣れろ)」で、後半は「完璧な人は居な
い」。では練習しても完璧になるのは無理なのでは?なぜ練習なんかする必要が
あるの?

というおふざけです。

道理で自分は8年間英語を学習してもこんなに不完全なわけだ。

と嘆くつもりはありません。Anglophonesだって、完璧な英語を話す人はいないの
だから、不完全であること自体を嘆く必要はありません。でも完全を目指すことで
十分な力が着き、今まで使った時間が無駄にならないと考えています。

でも誰も完全じゃあないのだからと、不完全でもいいのだと考えるのは危険です。
やはり各段階での完全を目指してこそ、十分な域の不完全になるのでは?

今日の復習:
最初の段階では殆どの人が「英語をマスターしたい」と考えます。でも「Nobody's
perfect.」です。母国語を含め、一つの言語をmasterするのは無理です。十分に使
いこなせるレベルを狙っているのですから、「I want to conquer Englsh. (conquer
[kα'nkэ]: 制覇する、overcomeする)」が適切な表現だと思います。
                                          NOV/20/09


( 1,553 ) singular they


「単数の彼ら」・・・ん?

何回か話題にした、一般的な人を意味する「he or she」を受ける代名詞の「they」
のことです。

It is politically not adequate to refer a person as "he" only. You are supposed to
say "he or she", instead.

だから後で彼らを受けるのも引き続き「he or she」でなければいけないはずですが、
面倒くさいので「they」を使う、というあの話です。

Everyone can join the club. Only thing they need to do is to fill in an application
sheet. の場合も、everyoneが単数なのに、theyで受けるのが一般的。。
                                          NOV/19/09


( 1,552 ) You're asking for trouble.


「ask」は「頼む」。だから表題は「あなたはトラブルを求めている」です。もっとニュ
アンスをだせば「あなたがやっていることは事実としてトラブルを求めていることに
なってしまっている」でしょうか?

ラジオ英会話で撮影禁止場所で「わかりっこない・みつかりっこないって」と言いな
がら写真を撮ろうとしている男の子に連れの女の子が言った台詞がこれです。

これもとても英語的発想ですね。この様にずばっと事実を簡単に表せるようになり
たいものです。日本語感覚が残ったままだとどうしても回りくどい言い方になってし
まい勝ちです。

「You will not know. They might find you taking a picture. Don't take a chance.」
とか・・・。

ああ、まだるっこしい。

頑張ります。
                                          NOV/18/09


( 1,551 ) tomb / cemetery


墓に関する英語も色々有ってややこしいのですが、まずこの二つ。

tomb [tu':m トゥーム] は「ひとりあるいは一家分の」墓、cemetery はそれが集まっ
た所。今はtombよりもgraveが同じ意味で使われることが多いようです。

graveyardは本来は「教会に属さないcemetery」を指すそうですが、キリスト教徒
でないからピンと来ません。属すそれは「churchyard」で、もっとピンと来ない。

それよりも婉曲表現の「memorial park」の方が言いやすいです。

逆に葬式「funeral 」の後の「三回忌」などは仏教なので英語では直接的なものは
ないです。死後忍ぶための集まり「告別式、慰霊祭(何年後でもあり得る)」などは
全て memorial serviceですから、例えば七回忌は「my father's 6th year memorial
service」などと説明します。(回忌は亡くなった年を含んで数えますから、英語だと
「六年後の」になります)。
                                          NOV/17/09


( 1,550 ) wit


日本語の「あの人はウィットに富んでいる」のようなウィットは概して「ユーモアがあ
る」という意味に取られます。さらに日本語のユーモアは「可笑しい」感じになってし
まっている。しかし英語の「wit」は「理性、機知、正気、分別」などの理知的な意味
合いの言葉です。(ユーモアのおかしみも理知的なおかしみですけれど)。

だから、He was at his wits' end.は、「彼はユーモアの種に尽きた」ではなくて、「彼
の機知の限界に居た」、つまり「これ以上はどうして良いか思いつかず・分からずに
途方に暮れていた」という意味になります。
                                          NOV/16/09


( 1,549 ) hot dog


2007年の一口で、中国語では「熱狗 (熱い犬)」と書くと紹介しました。

ではなぜ英語で hot dog なのか。それは一時のMcDonald'sのうわさ、ハンバー
ガーには犬の肉が使われているというものと同じく、米国でhot dog (a type of sau-
sage in a roll) には犬の肉が使われているという噂が広まったからだと言われて
います。しかし噂だったら、なぜそのまま名前で定着したのかが不思議です。

もしや・・・。

ちなみに hotdogには米俗語で、「才能のあるやつ、できるやつ、自慢家、目立ち
たがり屋、離れ技、腕利き」という意味があるそうです。そういったことが出来る人
をhotdoggerとも言います。

これもなぜなのかわからない。hotに「かっこいい、cool」の意味があり、dogに(蔑
む意味合いで)「奴」という意味があるけれど。

肝心なことを言い忘れていました。今日のtips。hot dogは口語で単に「dog」と言わ
れることがあります。食べ物の話をしている時に「I like dogs.」と言えば、ホットドッ
グが好きだということ。「I like dog.」といえば、犬の肉が好きだということ。動物の好
きずきを話している場合には「I like dogs.」は、犬という動物が好き、ということです。
念のため。
                                          NOV/13/09


( 1,548 ) fair, dark or mustached


映画第三の男のAnnが求婚するHorryに言う台詞から。会ったこともない男から電
話を掛けてきたとして、その男がどんな見かけかも分からないことを意味して。婉
曲に求婚に対する拒否になっている。

この「fair」が分からなかった。学習仲間が教えてくれました。fairには金髪の意味
がある。そう思って調べるとちゃんと辞書にも出ているのですが、知らなかったで
す。であればdarkは「顔が浅黒い」意味で使われているのは分かるから、「金髪か
どうか、顔は白いのか浅黒いのか、髭面かどうか」という意味だと分かりました。

辞書不要なくらいに語彙を豊富にするのは無理なので、いつもは知っている単熟
語をつなぎ合わせて分かろうとするのですが、「見かけのことを言っているんだな」
としか分からないのと、金髪かどうかを訊いているんだな、と分かるのと、どちらが
楽しいかと、考えさせられました。やはりボキャは豊富なほどに楽しめる。

因みに色黒の肌は「dark」であって、「black」ではないことは、黒人が「black people」
であることから明白です。もっともこの質問の場合は時代からしてMexicanやアラブ系
の「dark skin」を含めたdarkではなくて、黒人かどうかを訊いているはずですけれど。
                                          NOV/12/09


( 1,547 ) sophisticated operation


sophisticatedには「擦れた、都会擦れした」という意味があることはご存じの通り。
でもsophisticate operationが「巧妙な詐欺行為」の意味があるとは、思いつきま
せん。

単独では「洗練された運営」と考えるのが普通です。これはあくまで詐欺の話で出
てきた場合に、「巧妙な詐欺行為」の意味合いになるということ。

今日の復習:
特に学習初期段階では英語と日本語は一対一でなければならないと感じ、一つの
表現にいくつもの異なる意味が有って覚えきれず、結局、その場でそのまま使える
和訳を選んで覚えるだけ、ということが多くなります。

でもつくづく思うのは、そこで「全部の異なる和訳の共通点は何か」を探す必要性
です。もちろん英英辞典で見る場合も同じです。が、英英辞典の場合はORIGIN
(語源)が載っている場合が多いので、共通点を探すのに非常に助けになります。

sofisticateの場合には「as an adjective in the sense 'adulterated', and as adverb
in the sense 'mix with a foreign substance (異物の意。外国の物質ではないです)'」
と出ています。ピュアな若者が大人になったり異物と交われば洗練もされれば擦れ
もします。考えも単純なものから複雑なものへ。
                                          NOV/09/09


( 1,546 ) on both sides of the pond


idiomです。「太平洋の両側で、英米で」。

オバマ大統領の演説にも出てきました。pondは「池、水たまり」ですが、「the pond」
と特定すると「海、特に大西洋」の意味に使われることを知らないと、逐語では意味
がわかりません。海を指すのはもともと彼ら特有のユーモアセンスから来ています。

pondの発音は[pα'nd パンド]です。colleage や cottonの「α」音は取り上げられるこ
とが多いですが、こういう初期に覚える短い単語は修正しないままになっている語
が多いです。意識して修正しましょう
                                          NOV/08/09


( 1,545 ) shitlist /shit list


Non-Anglophoneは使うべきではないfour-letter-wordの一つである「shit」が使わ
れている語句。

意味はご想像の通り「くず野郎 (shit) のリスト」。とても主観的なので、当然個人個
人違うものです。自分の基準で、「こいつには協力すまい、便宜を図るまい、いや、
機会あれば邪魔してやる」という対象を「心の中に」作成するリストです。

ネタ在庫の枯渇が近い(6年間に何回もこう言ったけれど、今度こそ、と思う・・・の
だけれど・・・)ので、こんなのも一口仲間にしてみました。
                                          NOV/04/09


( 1,544 ) (year) 2012


1900年代は1989を「nineteen eighty nine」などと数字を二桁ずつに分けて読みま
す。この2分割は20世紀の場合、1920年から始まったと言われます。それに対し
て2000年からは2001を「two thousand one」、2005を「two thousand five」などと、
そのまま読んでいるのですが(some announcer called the latter 「twenty ou five」,
though) 、London Olympicsの2012は殆どの人は「twenty twelve」と読んでいます。
それに従うかの如く、2010も「twenty ten」と読み直す人も出ています。

以前書いた通り、これはruleではなくて、人々が言いやすいように自然に読み方が
収束してくるからで、いよいよ21世紀も年を二桁ずつに分ける時が来たようです。
ただし、2003など下二桁が10未満の場合はtwo thousandから始めます。
                                          NOV/02/09


( 1,543 ) I've felt better.


体調・気分が今よりも良かったことがある。つまり、「今は良くない」という意味です。
慣れていなかったので、最初聞いたときになんとなく「気分が良くなった。今は大丈
夫」に聞こえてしまいました。ひとりで恥ずかしがりました。ビジ英で、母親が詐欺
に引っかかってもおかしくない体験をした状況での回答でした。このあと実際に何
があったかを説明して、同僚とひとしきり事件について話していました。

How are you?は健康状態を聞いているわけではなくて単なる挨拶でしかないので、
普通の状態ならばfineかそれに近い当たり障りの無い返事をするのが普通なの
ですが、気の置けない身内ならば、何か特別なことが有った時にはこうした返事も
あります。

注:「気の置けない人」は何でも気さくに本心を話せるほどに親しい人のことです。
  「気を置く = 気を遣う」で、「気を遣う必要のない相手」の意味です。「油断なら
  ない、注意して話さないといけない相手」だと間違って解釈している人が増えま
  した。

最近自分が取り入れたのは「I can't complain.」です。「まあまあ、平穏無事だね」
という感じ。

でもまた戻りますが、初めて会った人やそれほど親しくない人には「(I'm) fine, thank
you.」が無難で、自然な返事です。でも同じ人に毎回それではさすがに飽きられま
すから、早めに別な表現も覚えましょう。ちょっと堅いですが、「Fair to middling.」
も、親しくなった人の虚を突いて受けたので気に入っています。

訊き方で試したのは「What's cooking? (元は、何か計画を企んで実行している感
じ)」、「What's tricks? (cookingと同じ様なもの)」、「What's up?」など。挨拶表現
は他にも沢山あります。闇雲に試しても構わないと思いますが、構成単語の元の
意味を知って本来のニュアンスを知った上で使うと、親しくなるのに役立ちます。

「(I'm) So-so」は、「まあまあ、よくもわるくもない」意味です。間違った英語ではない
ですが、初対面の挨拶では聞いたことは有りません。ネイティブが苦笑する場面を
何回も見ました。考えてみれば日本語でも初対面の人やそんなに親しくない人に
「よくも悪くもないよ」と言ったら相手は変に思いますよね。
                                          OCT/28/09


( 1,542 ) foolproof


waterproofはなじみの語です。防水の。「proof」は「証拠・証明」の意味で使われ
ることが多いので、別な語源かなあと思っていたのですが、形容詞で「耐える」と
いう意味があるのですね。

だから「-proof」というsuffix (接尾辞) は「何々を通さない」という意味です。
airproof: 気密の / bulletproof: 防弾の、など。「childproof」も子供が触っても操作
できない造りに対して言います。

だから「foolproof」は「馬鹿を通さない」だ、と考えると、意味が分かりません。本当
の意味は「馬鹿でも扱える、だれにも簡単に使える」の意味です。この場合の
「-proof」は「・・・にも扱える」性質を表します。

むりやりこじつけて、「この装置が使えないほどの馬鹿はいないので、馬鹿を排除
したことになる」と考えました。

お遊びですけれど、違和感を除くのに役立ちました。

もうひとつだけ例を。recession-proof。「不況知らずの」です。そういう企業は羨ま
しいです。

ところで10月に2回日記を更新しました。もうMeddhy英語Tips部屋にふさわしいと
判断する出来事は滅多にないのですが、こうしてたまに書くことがあります。
TOEICスコア有効期限は何年?E. T.は日本語を話すか?
                                          OCT/27/09


( 1,541 ) Woohoo!


うわー!すっごーい!  大満足を表す間投詞で、TV cartoonのSimpsonsから。
発音は[wu'hu' ウーフー。二カ所にアクセント]なのですが、いかにも浮かれた感じ
の裏声みたいな言い方は文字では表せません。

テレビアニメから出た語なので子供だけが使うのかと思っていたら、今ではある程
度大人の年齢に入った人でも使うようになっています。日本語でも定着した流行語
はその世代が大人になっても使い続けて、だんだんに高齢者以外も使いますから、
同じ現象なのでしょう。

気を引いたのは、遠山顕先生がアシスタントに「Kids use it, right?」と訊いたのに
対してKatieが「... It's growing.」と答えたこと。ネイティブは使用層の年齢が上がっ
ていくと共に、その語も年齢を重ねてゆく感じをうまく表すものだなあ、と、思いまし
た。

遠山先生の質問はわざとだと思います。時々学習途上の我々が疑問を感じたり間
違うであろう点を問うたり嘘んこ間違えたりしてくれます。そうすることで我々の記
憶の定着度が上がる。ありがたいことです。
                                          OCT/26/09


( 1,540 ) diphthong [di'fθo(:)η ディフソング]


二重母音、複母音。この語を知るまで、double vowels などと誤魔化していました
が、音声学の言葉とはいえ、このdiphthong以外にはちゃんとした言葉はなさそう
です。だから覚えることにしました。

この部屋では再三再四書きましたが、日本人の不得意な、というよりは不注意な
発音がこのdiphthong。「go [go'u ゴゥ」が「[go: ゴー]の様に長音になってしまう癖
です。「L」「R」などと違い、音自体は難しくないですから、早期に癖を直しましょう。
直ぐに直るはずです。

またもやの繰り返しで恐縮。ですがある時ふと気づきました。中国語系の英会話
者は複母音を長音ではなくて単音にしてしまう人が多い、それで日本人には聞き
取れないことがあるということに。

「go」が[go ゴ]です。「hope」が[ho'up ホゥプ]ではなくて[hop ホプ]に。他国人に英
語の発音を指摘することは失礼かな、と、言えないですが、逆に国際人でありたい
聞き手としてはこういう癖を認識して中国語訛りの英語を聞き取るtipsにすればよ
いと思います。

因みに短母音は「monophthong」、三重母音は「triphthong」です。triphthongの例
は「fire [fa'iэ(r) ファイァ]」。thongは革紐ですが、関係ないでしょう。
                                          OCT/23/09


( 1,539 ) latte factor


これも最近のcoined word(造語)です。latte は「カフェラテ・ミルクコーヒー・カフェ
オレ」のこと。latteは造語ではありません。

で、どんな意味かというと、「日々ほんの十数ドル(千数百円)のカフェラテ代でも、
一ヶ月では結構な出費になる」ということ。つまり、節約においても「塵も積もれば
山となる」ことを忘れるな、です。

なんじゃこりゃ?と思いました。これを理解するには、近年米国人が一杯3-5ドル
する珈琲を飲む習慣が根付いたことを知る必要があります。昔の米国では水質
の悪い土地が多くて、珈琲は飲み水代わり(だから日本でアメリカンコーヒーと呼
ばれるほどに薄かった)、お茶代わり。オフィスでも常に大きなポット入り無料の珈
琲が有り、カフェテリアでも珈琲は一杯数十セントだったし、ホテルでも2ドルも出
すことは少なかったと思います。

まさか5ドルの珈琲を毎日何杯も飲む習慣が根付いたなんて。1980年代の為替
レートならば千円以上ですよ。

それよりびっくりなのは、「latte factor」という造語をしなければならないほど、一回
一回の少額消費に無頓着だという事実です。少なくとも我々日本庶民には大昔か
ら先ずは気をつける点だったはずです。latte factorで関心喚起するべき人口の割
合がどの程度かは知りませんが。
                                          OCT/22/09


( 1,538 ) I don't mind / I don't care


どちらも「気にしない」ですが、意味が違います。端的に言えば、don't mindは「そ
れを嫌がらないで行う」、don't careは「特にpreferenceは無い」感じだと思います。

I don't care whichever you buy.:
   あなたがどちらを買おうと私は気にしません。
I don't mind picking up a beach ball for you.:
   あなたにビーチボールを買ってくるのは構いませんよ。

入門ビジ英2009年4月号に出ていた例文;
「アメリカ人は内容を重視するため、商品のパッケージはとくに気にしない」
   X) American consumers don't mind about the package.
   ○) American sonsumers don't care about the package.

    おまけ:
Do you mind? だけで、「もういいかげんに止めてくれる?」という意味になる場合
があります。そういう場面で言うから、mindの後のwordsが省かれていても(...
mind stopping talking about it?とか)わかります。同じDo you mind? でも、煙草
を出しながら言えば、「吸ってもよろしいですか?」という意味になるわけです。

単語も熟語も、辞書、特に英和で見たら、「場面によってはそういう意味になるの
だな。ではどういう場合だろう?例文を見てみよう」という姿勢で臨めば用法の間
違いが少なくなります。

ちょっときつい言い方になりますが、「辞書には間違いが多い」という人は自分の
解釈の仕方をreviewしてみるのも良いかと。Baron自身、どうしてもそんな意味に
なる理由が分からない場合があり、国語辞典や英文例文をいくつも見て、自分の
日本語力の無さを恥じることが一回となく、あります。
                                          OCT/21/09


( 1,537 ) private detective


私立探偵。private investigater。口語ではもっと簡単に「private eye」とも言われま
す。何故単数?

ネットで探すと;
アメリカのピンカートン私立探偵事務所のレターヘッドには大きな目(eye)が描かれ
ており、誰もピンカートンの目から逃れられないということを表していた。そこから
private detectiveのことをprivate eyeとも呼ぶようになった。 そうです。

でもでもなぜ片目?

ビジ英に答えがありました。「investigatorの最初の『 i 』 のこと」だと。

でもなぜ探偵がeyeなんだろう、という疑問が残ります。辞書によれば、eyeには「監
視の目、注視、見分ける力」の意味があり、この意味では目の働きが問題になって
いるので、単数で使うものなのです。

実にどうでもいい一口英語でした。
                                          OCT/20/09


( 1,536 ) メリット・デメリットの英語


復習です。日本語のメリット・デメリットは殆どの場合英語ではadvantages and
disadvantages です。NHKラジオ英会話10月号に明確な例が出てきたので改め
て紹介します。

英文: What are the advantages and disadvantages of a fishbowl?
和訳: 金魚鉢のメリットとデメリットは?

merit と demeritの分かりやすい使用例は履歴書や成績表の「功罪・賞罰」です。
                                          OCT/19/09


( 1,535 ) baby weight / stretch mark


それぞれ「妊娠で増えた体重」と「妊娠線」のことです。stretch mark from pregnan-
cyは辞書でも分かるけれど、baby weight はどう調べてよいか分かりませんでした。
weight gain due to pregnancy などと説明するよりもずっと簡単で分かりやすい表
現だなあって、思いました。

どちらもNHKラジオ英会話から。

今日の復習:
baby step: 赤ん坊の様になかなか進まないけれど、前進はするステップ。Baronの
場合で言えば、「the improvement of my English is a baby step」なのでございます。
でも本当に進んでいるのか、疑問も感じます。ぅえ〜ん・・・

baby fat:
赤ん坊のようなふくふくとしたデブ。直接はもちろんのこと、もしかして間接的に対象
者に伝わる可能性がある時には気をつけて使いましょう。
                                          OCT/15/09


( 1,534 ) Do you need a hug?


「ハグが必要?/ ハグしようか?」

辛い状況にある相手に慰めの行為として提案。提案というよりも、することを前提
の声掛けです。日本人には分からない感覚と言われるけれど、最近はフリーハグ
という運動も有ったし、実際には子供だけではなく大人も人に抱きついてもらうと心
が落ち着くものです。ただ日本文化としてはしたない行為に見えるから抑えている
だけです。

だからって誰彼なく「ハグしていい?」とか「ハグして」と言うと気味悪がられることも
多いのでご注意を。
                                          OCT/14/09


( 1,533 ) triskaidekaphobia [triskaidekэfoubiэ トリスカイデカフォビア]


13恐怖症。えらく難しい語ですけれど、キリスト教系の人には「13は不吉な数字
だ」という感覚が身についています。「-phobia」は病的な恐怖症ですから、そこまで
の人はどれだけいるものかは知りませんが、面白いので紹介します。「superstiti-
ous serious fear of number 13」とでも言いますか。今でも13階とは名を付けずに
14階という名にしているホテルもあるそうです。

覚え方:「トリス買い、でかっ(とびっくり)」。トリスではないですが、安いウィスキー
何種かは、2.7リットルで2千円前後だったりします。最初に見つけた時にはでかい
のでびっくりしました。なんて、どうでしょ?

やはりあまり面白くない?

では「4恐怖症」の英語は?日本語・中国語では「四」は縁起が悪いですけれど。

答は「tetraphobia」。tetrapod (防波堤などに使う四つ足のテトラポッド)の「tetra-」
は「四の」という意味です。こちらはこじつけなくても覚えやすい。

さすがに通常の辞書には出ていません。
                                          OCT/13/09


( 1,532 ) this and that


日本語で言うと「あれやこれや」。順番が丁度逆です。

"You look so busy. What are you engaged in?" "Nothing particular. Just busy
doing this and that."

これとは違いますが、「you name it」という成句があります。

In order to shed pounds, I have tried mushroom, banana, onion, ... you name it!
痩せる為にキノコも試したし、バナナも、タマネギも・・・とにかくなんでもだよ!

途中でリストするのが面倒くさくなったり思いだせなかったりして、「あなたが思い
つくダイエット食品や食べ物を何でも言ってみて。どれも試したから」という感じの
終わらせ方です。

途中で全部リストするのをくじけた・諦めたわけなので、「and you name it」とは言
いません。割と「and」を入れてしまう人がいるので念のため。
                                          OCT/12/09


( 1,531 ) 発音に関する復習 No. 25


発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる点を記
します。今回は最終回、「Z」です。「Z」には「最後のもの」という意味と「未知なるも
の」の意味があります。大人になった日本人には外国語の日本語と違う部分は聞
き取れないといいます。でも発音練習により、次第に多くの部分が聞き取れるよう
になります。

時間は掛かりますが、周囲の日本語英語が変に平たく聞こえてきたら、それだけ
自分の発音はネイティブに聞きやすくなっている証拠です。どこまで近づきたいか
は個人の自由ですが、相手が聞き取りに苦労しなくなるほどに話の内容レベルを
上げてくれるので、会話が楽しくなります。

「S」は無声音で、それを有声音にすると、「Z]音になります。やはり歯と歯の間か
ら母音を入れずにこの音を長く出す練習が効果的です。

おまけ:
get some Z's は、うたた寝をすること。cartoonで眠って寝息・鼾を立てている擬音
によく「zzz」と書かれています。あの「z」です。AmE発音の [zi:]で読みます。

お休みなさい。zzz ...
                                          OCT/09/09


( 1,530 ) 発音に関する復習 No. 24


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「Y」です。

今の日本語の五十音表では「ya yu yo や・ゆ・よ」しか有りませんが大昔は「ya yi
yu ye yo」と、ちゃんと五音有ったそうです。や行は「拗音」と言われるとおり、決し
て母音ではありません。

この音は文章で説明するのが非常に難しい。日本語「ウ」を言う形をとり、唇の両
側の筋肉は「east」の練習みたいに横に張り詰め、上下の唇は「オ」の様に上下に
開き、「イ」を言うと「Y」の音に近くなる。

わけがわからないと思いますが、この音は「英語の発音には口回り・唇・舌・喉など
の筋トレが必要」だということが実に当てはまります。

「yield [ji':ld ィイールド] が「イールド」ではなく言えると、「Y」の音は完成です。
                                          OCT/08/09


( 1,529 ) earful


「xxxful」は「xxxで一杯の」という感じの形容詞がほとんどです。beautiful, powerful,
spoonful (これはスプーンで一杯の、ではないけれど), careful, その他数えきれず。

でも earful は違うようです。「驚くような面白いニュース(耳に一杯になるような
NEWS)」の使い方もあるけれど、「My boss gave me an earful」と言ったら、「上
司に散々文句を言われた」という意味です。

あれ?小言で耳が一杯になるわけだから、いいのか。spoonfulと同様に、何かが
受容物に一杯になるということですね。

自分が最初になぜ「give an earful」が「さんざん文句を言う」という意味になるのか
分からなかったので取り上げました。わかってみればどうってことのない理屈でした。
                                          OCT/05/09


( 1,528 ) 発音に関する復習 No. 23


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「X」です。

「X]は大抵「K」音や「ks」・「z」などになるので、これを独立して練習することは無い
と思います。 発音とは関係ないけれど、メールの最後に書かれることがある「XXX」
は「kiss, kiss, kiss」です。実際に会っているならばそうしただろう、強い好意の表
現です。
                                          OCT/01/09


( 1,527 ) 発音に関する復習 No. 22


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「W」です。

一番唇をすぼめる必要がある音です。「R」の発音にはその寸前に「W」の形が必
要だし、「wood [wu'd] 」で分かる通り、「U」の音と「W]の音は違います。英語の
「U」は日本語の「ウ」よりも広い音ですが、「W]は「U」の何倍も口をすぼめます。
っと言うか、殆ど唇が一点に集約します。

それが出来ていないと「wood」が「[ud] ウド」に聞こえてしまいます。

日本語の「ワ」の音の「W」は英語よりも弱いですが、「wa wi wu we wo ぅわ・うぃ・
うぅ・うぇ・うぉ(正しいひらがなは わゐうゑを)」という「完全わ行」を出来るだけ英
語の音にして練習すると結構効果があります。弥生時代には日本語にも「W」音
が有ったという研究結果もあるので、練習すれば出来るはず。

ついでに言うと、「ya yi yu ye yo」の音も有ったので、それらを含めれば「ン」の音を
除いて、日本語には正確に「50音」ありました。十行 X 五列=五十音。

                                          SEP/29/09


( 1,526 ) "Good luck!" "Thank you. I need it."


Good luck! と言われれば、返事は Thank you. が普通だと思います。でもなんか、
物足りない気がしたり、「それでも不安」な気持ちを乗せたい時に、この「Thank you.
I need it.」は便利です。

「幸運を祈ってくれてありがとう。ほんと、やるだけのことはやったけれど、ちょっと
不安だ。今回、ついていることを祈るよ」という感じです。

「I need it」を使う面白い例は、「I need it yesterday!」。

「未だ終わっていませんけれど、お急ぎですか?」と聞かれて、「大至急だ!少しで
も早く!」という感じで使います。だから「need」が過去形になっていません。The
deadline is yesterday. (締め切りは「大至急」だ)と同じ感じの使い方です。
                                          SEP/28/09


( 1,525 ) One false move and you're history!


結果を表す、and の使用例です。「間違った動きをしたら、あなたは歴史である =
下手な動きをしたら死ぬからね」。

and の用法よりも、この全体の表現が面白かった。NHKラジオ「ラジオ英会話」の
例文です。

「One false move and」は「下手な動きをすると・・・」という意味のset phraseです。

history は「歴史」。あなたは歴史になる、つまり、今の世には生きていない状態に
なる、ということ。

「you will be history」と未来形ではなくて現在形であるのは、相手の現時点での運
命をいうというよりも、「そうなるという定理だ」と、一般的な事実として言っているか
らです。

現在形は日本語の「現在」というよりも「現時点で真実である」ことを表す形なのだ
と考えると、英語の現在形というものが理解しやすくなります。
                                          SEP/23/09


( 1,524 ) 発音に関する復習 No. 21


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「V」です。

「F」同様、摩擦音です。唇から血が出るほどに強く噛んでも、唇が草笛のように震
動していなければ、日本語の「B」音のような音になってしまいます。

唇は噛まずに、歯を軽く当てた方が、というよりも当たるか当たっていないか微妙
な位置に置くほうが、摩擦音は出しやすいと思います。草笛が出来る人はその要
領でやれば簡単です。
                                          SEP/21/09


( 1,523 ) 発音に関する復習 No. 20


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「U」です。

「U」は日本語の「ウ」よりも口の前方から音がでます。また、口腔を膨らませるよう
にして、響きのある音にしましょう。「オ」にも聞こえる感じです。「book [buk] ブク」
が「ボク」っぽく。

日本語の「ウ」は弱いので、この比較では曖昧母音の「э」の音に近く感じられます。
                                          SEP/18/09


( 1,522 ) See you around.


「また会おうね」ということですが、ここでは「around」がミソです。

「around the theater」の様には具体的な場所が示されていない(あるいは暗示さ
れていない)場合は「around」だけだと、「この近辺」の意味合いになります。たま
たまいつも来る場所で出会って会話して、分かれる時に「また何かの機会にこの
辺で会えるといいね」という感じで言います。つきあいたいと思えば別な具体的な
お誘いをするでしょう。

「around」が「・・・の辺りで」に使うだけではなく、単独の意味を持って使えることの
確認でした。
                                          SEP/17/09


( 1,521 ) 発音に関する復習 No. 19


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「T」です。

英語の子音は日本語のそれよりも強い、ということを念頭に、「舌で上歯茎を叩く」
つもりで発音すれば出るはずです。他の音で述べた通り、舌が十分に鍛えられて
いないと「叩く」ことはできません。
                                          SEP/16/09


( 1,520 ) invite


以前「invite」は招待側が経費を持つから、そのつもりが無いときには「offer」が良
いと書きました。でももっと細かく言うと、「inviteする方が経費を持つのが常識であ
り、招待客はそう期待する」ということだと再認識しました。日本語の「招待」も、そ
れが常識であって、非常識な人はどこにでもいるようです。考えてみれば、「今日
飲みに行こう」と誘った人が最後になって「今日、おまえの奢りなっ」などと言ったり
割り勘だったりすることはあります。

先週のビジ英を聞いていてこのことを思いました。

ただし、これは「inviteは支払を負担するという意味を持っているわけではない」と
いうだけの話で、やはり招待する側が経費負担をするのが常識なことには変わり
ません。

ついでの復習:

expectは「期待する」ですが、良いことだけを期待する語ではありません。Further
restructuring is still expected under the current yet terribly sluggish economy. な
ど、「予想される、予想する」に近い語です。

thanks to も感謝しているとは限らず、The road became very muddy and slippery,
thanks to the heavy rain in these three days. などとも使います。
                                          SEP/15/09


( 1,519 ) 今日の復習 = silent shadowing


上級者の英語練習法だと思われがちなshadowing。実は学習初期からやった方が
上達が早まるのです。それどころか、やれるもの、やるべきものです。いや、そう信
じています。

赤ん坊の言語体得は、五感・第六感を集中して駆使することで実現します。「赤ん
坊の様に学ぶ」はものすごく大変なことなのです。全く話せない段階では母親の口、
口の中、目、表情、感情、動き、全てに集中します。その内、母親の話に合わせて
口をもごもごと動かし始めます。これがshadowing。

shadowingは同時に英語を完璧に言わなければならないと思っていると、いつまで
も始められません。赤ん坊の喃語のように、わけがわからない音だけでいいんです。
聞き取れる音だけでいいから同時に繰り返します。間違っていても構わないのです。
英語を克服するまでは、意味を取ろうとしないこと。意味を取ろうとすると、どうしても
日本語訳を考えてしまいます。それは英語を英語のまま理解する邪魔になるだけで
す。

完全に日本語を排して英語の音だけを聞くshadowingをしていると、それこそ赤ん
坊の様に、はっきりと英語が英語の意味を伴って聞こえてくるようになります。

もうひとつ。我々は日本語を聞くときには無意識にさいれんと・しゃどーいんぐをし
ています。shadowingは言語を聞くときに自然とするものなのだと知りました。英語
でも声を出してのshadowingが難しい環境ならば、silent shadowingをやっても、
声を出すそれに近い効果があるそうです。日本語でのそれを考えると納得です。

未だにTOEICのListening満点さえももとれない身で説得力はないと思いますが、
CNNやBBCなどで、あきらかにlistening skillが伸びていると感じます。知らない単
語がまだまだ多いことを割り引くと自分の進歩に驚くほどです。数十年進歩しなかっ
たのに。四捨五入100歳のBaronでさえも進歩するのです。学習初期にshadowing
は上級者のみのものではなくて万人がやって当たり前・自然なのだと気づいていた
ら、と、残念に思います。
                                          SEP/14/09


( 1,518 ) State of the Union Address


日本語で「(米国の)一般教書」。

どうしてそういう訳になるのか、どうしても分かりませんでした。「State = 国」だから、
「union 統合」している国、あ、USAのことか。では全体で米国のaddress(演説)っ
てことだな」と、どこかちぐはぐな気がしながら、それはそれとして英文のまま暗記
しようとしていました。

Baronにはこれが苦手。単語ならば仕方ないけれど、二語以上の句やフレーズは
どうしてそういう構成になるのかを納得しないと、覚えきれない。一般教書もいまま
で何回忘れたことか。

ある日、はっと気がつきました。「State」は「現状・状況」の意味がある。ほんでもっ
て、the Union = United States of Americaではないか。つまり「State of the Union
= 米国の現状」。「教書」は「上の者が一般に教えを与える意見書」の様なものだか
らそれをaddress(演説)する。

これで本当に納得です。
                                          SEP/11/09


( 1,517 ) 発音に関する復習 No. 18


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「S」です。

「S]は歯と歯を軽く合わせてその隙間から「スーーーーーーーーーーー・・・」と息
が続く限り伸ばすことが出来れば完成です。僅かでも母音がはいると同じ調子で
伸ばすことは不可能です。

チェック方法は、「S]の音だけでドレミを出してみること。「S]が出来ていれば音階
は作れません。
                                          SEP/10/09


( 1,516 ) physique [fizi':k フィジーク]


体格、体型のことです。You have a good physique. / He has a poor phisique. な
どと使います。個人の体型のことなので、あまり使う機会は無いと思いますが、well-
built physiqueな人を褒める時には使えます。

一度体格自慢らしき話しぶりの人に使ったら、えらく喜びました。

He flexed his biceps [ba'iseps] 。彼は力こぶを作ってみせた。
この様に、筋肉を強める動作は「flex」を使います。
                                          SEP/09/09


( 1,515 ) 発音に関する復習 No. 17


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回はいよいよ「R」です。

「R]の音は「舌を巻く」と習いますが、正しく表すと「口の中のどこにも触れないで出
す」です。普段舌はなんとなく上歯茎裏辺りに待機していると思いますが、「R]の音
を出す時には、その停留所からも離れなさい、ということ。巻く必要はないというよ
りも、巻くと下記動作ができません。

「R」は学習初期に感じる「濁った・くぐもった音」ではありません。「鋭くクリアな音」
です。音の定位(発生場所)は唇よりも前にあると言って過言ではありません。

そしてその為には唇の助けを借ります。「R]寸前に一旦唇を極度にすぼめます。
そうです、「W]の音を出す口の形をするのです。そしてその反動を利用して、口の
前に音の発生源をもってくる感じで「R]の発音をします。実際、特にAmEでは一瞬
「W」音が先行する様に聞こえます。

だからネイティブの幼児の聞き間違いNo. 1は「R]を「W]に聞いてしまうことなの
です。
                                          SEP/04/09


( 1,514 ) 発音に関する復習 No. 16


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる

点を記します。今回は「Q」です。

「Q]自体は「K」の音と同じですが、quick [kwi'k クィク] / quality [kwα'lэti クァラティ]
などのように、「Q]の次に母音がくると「W]の音が続くと、途端に難しくなります。
「K」の音は喉の奥で発生する強い音です。それに負けない様にこの「W」の音を
きちんとしないとこれらの単語は「キク」「カリティ」の様に響いてしまい、聞き取りに
くくなるのです。さらに「α」を日本語の「オ」と間違える人が多いので、「コリティ」に
なる場合がとても多い。するとqualityの発音とは全く違う発音になってしまいます。

「W]の番になったら説明し直しますが、「W」の音は唇を極度に縮めて出します。
「K→W→母音」で一音節ですから、口回りの筋トレ(瞬発力含む)を十分にやって
いないとなかなか正しく出ません。
                                          SEP/02/09


( 1,513 ) This lock isn't cooperating with me.


cooperateは「協力する、助け合う」だから、この文章の意味は説明無しでわかると
思います。「このロックは私と協力してくれていない。なかなか開かない」です。でも
cooperateを人外に使うのは面白いですね。

法人・株式会社を示す語で「corporation」があります。両方を同じ様に発音しない
ように気をつけましょう。

corporationは [ko`:(r)pэre'i∫n コーオパレイション]で易しいですが、
cooperationは[kouα`pэre'i∫n コ・アペレイション]。

「coop」の部分を「コー」と長音にしてはなりませぬ。「コゥ・アp」と、「co-」の部分を
複母音で発音した後に「op」の「o」をcoの部分よりも少し強く発音します。「オ」では
なくて広い(喉を開いた)「ア」です。複母音を長音に、「α`」を「O」の綴りにつられて
「オ」で発音してしまいがちな私たち日本人ですが、それらをちゃんとしないと聞き
取りにくい英語になります。
                                          SEP/01/09


( 1,512 ) superciliously [su`:pэsi'liэsli スーパシリアスリ] 上から目線


聞き慣れない語ですが、小説「Colombo」に出てきました。だから一般的な言葉だ
と思います。意味は「人を蔑むように」です。

こういう堅そうな語は大抵語源にラテン語が絡むのだけれど、これも案の定、
supercilium (eyebrow)から来ていて、superciliosus (haughty) とも絡みます。生
物学のciliumは睫毛 (eyelash) のこと。

理屈はともかく、自分の目の上の辺りに相手に対する意識があるようで、いかにも
現代日本語の「上から目線」って感じがしません?

小説でも前後関係からそんな意味合いがあることは間違いないと思いました。さも
なければ、単に「haughty, arrogant」などと言えばいいわけなので。
                                          AUG/31/09


( 1,511 ) 発音に関する復習 No. 15


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「P」です。

「B]同様、破裂音です。腹から出てくる息とそれを食い止めようとする唇が接戦し
て、結局唇が負ける、という感じで出せると、英語音になります。どの音の発音練
習にも言えることですが、練習時には極端なくらいにその音の特徴を強調した方
が、身について軽く発音した時にも特徴が残ります。英語の発音練習はphysical
exercise と言っても過言ではないと言えるくらいです。歌の発声練習とも似ている。

個人的な話ですが、コロコロと穏やかな優しい声で話しているのにちゃんと英語特
有の音の強さを保っている人の英語を聞くと、うっとりとします。そして彼我(この彼
は女性も含む)の差に、「自分もいつかは」と翌檜の様な気持ちになります。力まず
に、でも音のキモは明確に。

何卒Baronが、あすなろのままで終わりませんように。一応nativesにはacceptable
と言われているのですが、やはり「コロコロ」が理想です。
                                          AUG/28/09


( 1,510 ) kill、「人を殺す」の英語


Michael Jacksonの死因がoverdoseによる「kill」だと発表されました。お抱え医師
が強力な麻酔薬を大量に与えた結果、マイケルが死んだと。新聞記事の表現は、
the anesthetic propofol combined with at least two sedatives to kill Jackson.な
どです。

この「kill」は主格が人間であれ、物であれ、事象(災害など)であれ、人を死に至ら
しめることです。殺人に当たる英単語は基本的なもので3つあります。

1.murder
殺意による殺人。謀殺と訳されます。

2.manslaughter
計画性のない事故殺人。過失によるものを含み、今回の医師はこれに問われる
可能性があります。業務上過失致死と訳される場合もありますが、刑法の仕組み
が違って、murder同様殺人罪対象ですので、定義としては故殺と考えるべきでしょ
う。殺人の一種です。要人を殺してしまうと、第一級殺人扱いになる州もあるとか。

3.homicide
謀殺・故殺をひっくるめた殺人。刑事コロンボはこの部署の警部補(lieutenant)で
す。
                                          AUG/27/09


( 1,509 ) 発音に関する復習 No. 14


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「O」です。

ball [bo':l]の様に「オ」の長音は難しくはありませんが、[o]の音も喉の奥を十分に
開いて腹式で発音します。日本語の「オ」はこれと比べると曖昧母音の「э」に近い
と思えるくらいです。

気をつけたいのが[ou オゥ] の複母音 (diphthong)。boatなどのこれは長音ではあ
りません。英語では長母音と複母音は全く違う音です。

三重母音(triphthong)(例: bowel [ba'uэl] の方が却って発音しやすいのは、長母
音になりようがないからでしょうか。
                                          AUG/26/09


( 1,508 ) few and far between


「めったにない、とても希な」。これは簡単なフレーズのはずなのに、なかなか覚え
られませんでした。何回も見聞きするので、よく考えてみました。「few」は「僅かな」、
「far」は遠い、「between」は「・・・と・・・の間」。

はっ。そうか、 「between」の後には「fewなもの」が来る。従って、「極僅かしか無
いもので、その僅かなひとつと他の僅かなひとつの間が遠い」ってことだ。

「いまさら何言ってんのお?」という声が聞こえます。そうなんです。最初から気づく
のが当たり前だと思います。でも気づかなかったBaronには目から鱗でした。
                                          AUG/25/09


( 1,507 ) 発音に関する復習 No. 13


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「N」です。

「L」同様に、舌を上歯茎裏にしっかりと押しつけること。

それが出来ると例えば「no」の発音も「ンノゥ」の様に聞こえます。この「ン」の音が
とても大切です。全体的に英語の子音は日本語のそれらよりもずっと力が必要だ
という意識で聴いてみると納得いくでしょう。
                                          AUG/24/09


( 1,506 ) 発音に関する復習 No. 12


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「M」です。

日本式に「ム」から母音を取っただけでは不十分です。唇をしっかり結ぶのがコツ
です。そして、唇の筋肉もまた、十分に鍛えてあることが要求されます。筋肉が弱
いと「N」と間違えられることがあります。もっとも、英語の「N」の音も舌の筋肉を強
く使う音ですので、はっきりと「N」と聞こえるわけではありません。

繰り返しですが、本物の英語の音を出すには口の周り・唇・舌・さらには口腔の筋
肉を十分に使うことです。鍛え方が足りないと、ぼけた音になります。場合によって
は通じません。
                                          AUG/21/09


( 1,505 ) workout


physical exerciseと同じ。腹筋運動・腕立て伏せなどをセットで行います。

pushup: 腕立て伏せ
backbend: 後屈

などは調べればすぐにでてくるでしょう。でもsitup(起き上がり腹筋運動)が腰を痛
めやすいからと、膝は曲げたままの腹筋運動が一般的になっていて、これをなん
ていうのかは調べにくいと思います。たまたまビジ英で聞いたので、ご紹介します。

crunches。

crunchは、「バリバリとかみ砕く音、経済的危機」などに使われる語なので、なぜ
腹筋運動がcrunchesなのかは分かりません。とにかくそう呼ぶのです。

因みにworkoutとexcerciseとは意味は違わないのですが、excerciseは軍事訓練
や激しいトレーニングのイメージがあるので昨今は個人的な健康維持のためのも
のはworkoutと呼ぶことが多いのです。厳格な決まりではありません。
                                          AUG/20/09


( 1,504 ) 発音に関する復習 No. 11


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「L」です。

日本人が不得意とする音の代表は「R]と「L」の区別。実はちゃんと発音するのは
「R]よりも「L」が難しいかも知れません。

l ル: とにかく舌の筋肉を鍛えて、歯茎に強く押しつけられるようになりましょう。「軽
く歯茎の裏に舌を当てて」と言いますが、実際には当たった瞬間の舌は十分に緊
張している必要があります。その上で、短い時間だけ当てるので、「軽く」当ててい
る感じに見えるのです。

演歌歌手の坂○冬美・門○有希が、特に「ル」をほぼ英語式に発音しているのは
興味深いです。
                                          AUG/19/09


( 1,503 ) 発音に関する復習 No. 10


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「K」です。

k ク: これも英語では勢いよく吐き出る息を喉の奥でせき止めようとしてから解放
します。そのため、日本語のカキクケコと違って、喉の奥から強く出る音になります。
                                          AUG/18/09


( 1,502 ) pardon


北朝鮮で逮捕され、12年の重労働の刑の判決をうけた米国ジャーナリスト二名を
クリントン元大統領が引き取りに行きました。米国政府はクリントン大統領の訪朝
は完全に個人的なものだと繰り返し、なんの政治交渉もしなかったと言っています。
でもそんなはずは無いよね。クリントン大統領の奥さんはヒラリー・クリントン国務
長官secretary of stateですよぉおォ?

その一連のニュースの中で何回も出てきたのが「Kim Jon Il's pardon」という表現。
え?米国が北の将軍のお許しを?確かに結果的にジャーナリストの罪を認めたこ
とにはなるけれど、pardonなどという卑屈な表現を使うなんて・・・と思ったバカがこ
こにいます。名はBaron。

将軍が与えたのは「恩赦」。これが英語で「parton」です。和英辞書を引くと恩赦は
「act of grace / amnesty」とか出ていますが、今回の場合は「pardon」なのかなあ。
辞書にも「恩赦」の意味は出ていますが、「許す」と考えると、変な気分。

おまけ:
米国では前大統領も元大統領も現職と区別する必要がある報道などをのぞき、呼
びかけも参照も現役同様に「President」です。日本の首相に置き換えれば今日の
時点で「小泉首相、きょうのご予定は?」と話しかけるような感じ。
                                          AUG/17/09


( 1,501 ) 発音に関する復習 No. 9


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「I」です。

i イ: イとエの中間の音と言います。しかしアクセントの有る場合のこの音は正しく
出すには、唇の両脇の筋肉が緊張している必要があります。

i: イー: 日本語の抵抗して「いーっだ!ベーっ!」という時の「いー」に近い音です。
口を十分に横に開き、唇の両脇の筋肉を緊張させます。
                                          AUG/08/09


( 1,500 ) cash for clunker


おんぼろ自動車を辞書で引くと jalopyなどと出ていますが、今米国で行われている、
古い gas-guzzler (ガソリンをがぶ飲みするもの = 従来のアメ車)を新しいエコカー
に買い替えると、政府が補助金を出すという施策に出てくるのが、この「clunker」で
す。「手入れの悪い古い機械、おんぼろ自動車、jalopy, junky car」の意味です。

世界中でエコカーへの切替と景気対策で似たような施策を導入しています。ついで
に、clunkerという言葉を覚えることにしました。

英語には日本語と比べて同義語・類字語が数倍も多いので、どれから覚えるべき
か迷います。結局はこういった、実際にニュースなどで現在多く使われている語か
ら覚えるのが一番効果的と思います。
                                          AUG/06/09


( 1,499 ) Very funny.


「とても可笑しい」。簡単です。

ところがそこは英語、反語にも使うのです。たとえば「借りた限定本、お風呂に落と
しちゃった」と言われて「大切な本を風呂で見るはずが無い。冗談だよね」と言う気
持ちで「Very funny.」という場合があり。

もっと簡単なのは、全然面白くない冗談を言われて「Very funny.」。白けた調子で
言います。

関係ないのだけれど、ウェストポーチは「waist pouch」と言っても経験上は通じた
ことはありません。米国人に「ふぁにいばっく」だと教えられて暫く「funny bag」だと
思っていたけれど、正しくは「fanny pack = small pouch that is fastened around
the waist with a belt-like strap」。BrEだと「bum bag」。fannyは「お尻」、bum
は「浮浪者、怠け者」。どちらも俗語です。

では普通の語ではなんというかというと、どうもよく分かりません。「waist pouch」も
「waist bag」も、一応あるようですが、そもそもカジュアルな服装でしか使わないバッ
グだから、俗語の方が一般的なのも無理もないのかも。

因みに米国ではfanny packのpouch(小物入れ)部分は尻の方に向けるから、but-
tockの俗語であるfannyを使うらしいです。
                                          AUG/05/09


( 1,498 ) 発音に関する復習 No. 8


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「H」です。

h フ: の音は軽んじられています。しかしこれも腹式言語の英語らしく、日本語の
「H」音とは違い、大量に息を消費します。口の前に火の点いた蝋燭を立て、英語
式にハヒフヘホと言ってみましょう。火が大きく揺れたり、消えてしまうほどにお腹
から強く息を吐くのが英語のH音です。

例えばHe has hooped a hula hoop in the hall を一息で三回言ってみてください。
体格のいいネイティブでもへとへとになります。
                                          AUG/04/09


( 1,497 ) 発音に関する復習 No. 7


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「G」です。

g グ: これはさほど難しくありません。喉で掛ける息へのブレーキが日本語のグよ
りも強いということ程度です。

dressing [dre'siη]の様に、「g」ではなくて、ngで「ηング」になる場合とは区別しましょ
う。「n」で停めた息が抜ける先が口ではなくて鼻になります。
                                          JULY/30/09


( 1,496 ) She owes you an apology.


彼女はあなたにごめんと一言あってしかるべきだ。

owe は「借りがある」ということ。owe は借金があることを表すのに使われることが
多い言葉です。誰かが代表してそれぞれの希望するファーストフードなどを買って
立て替え払いしてくれた時に、「How much do I owe you?」と言いうのはよく聞く使
用例です。

表題のように、金銭以外の「借り」にも使えるので、色々と使ってみましょう。

I owe you lunch.
以前米国の同僚が特別な手配をしてくれた時に、e-mailでの礼状に使ってみた言
葉です。馬鹿受けしました。

He must know he owes my parents what he is now.
彼は今彼があるのは親のおかげだと知るべきだ。

米国加州ではついに州が支払の為に小切手の代わりに IOU (I owe you 借用書)
を発行しました。心配です。
                                          JULY/29/09


( 1,495 ) 発音に関する復習 No. 6


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「F」です。

テキストによっては今でも「Fは上の前歯で下唇を軽く噛んで出す」と説明します。そ
れはそうだけれど、もっと大切なのは、それで「噛んだ箇所から摩擦音が出ること」
です。「摩擦音Fは上の前歯で下唇を軽く噛んで出すと出しやすい」というのが正解。
噛んだだけでは摩擦音は出やしません。逆に強調されない単語では殆ど噛まずに
摩擦音を出します。

「V」も「F」と同じ摩擦音です。違うのは「F」は息だけの音で、「V」は「有声音」と言っ
て、声帯が震えるという点だけです。
                                          JULY/28/09


( 1,494 ) 発音に関する復習 No. 5


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「E」です。

e エ: 日本語のエよりも口が開きます。横にだけではなくて、上下にも開きましょう。
だから語の組み合わせによってはアに聞こえます。英語のアイウエオに似ている
音も全て、日本語の五母音とは違う音だと認めるところから英語の母音が理解が
始まります。一番の違いは、「喉を開く」こと。他にも「一番の違い」いくつかあるけ
れど、省略です。他は発音編頁や今回の復習編に出てきます。
                                          JULY/24/09


( 1,493 ) mockumentary


motel は日本のモーテルと違って、純粋に車庫付きビジネスホテルの様なホテル
です。「morter + hotel」の造語です。

最近の造語の例、edutaiment (education + entertainment) / infotainment (inform-
ation + entertainment)なども大分知られて来ていると思います。しかし mockumen-
taryは分かりませんでした。「mock (偽の) + documentary。ちょっと見にはドキュメ
ンタリーに見えるのですが、滑稽な箇所が多くて、実は嘘っこのドキュメンタリーだ、
という作りだとか。未だ実物は見たことがないのですが。

因みにバラエティ番組そのものの米国番組は無いそうです。テレビタレントの英語
も無くて、それぞれその人の職種で呼びます。actorとかsingerとか。強いていえば
TV personalityだと説明してくれるのですが、どうやら多くのテレビタレントはその域
に達していないと思われていて。

ほっといて頂戴。文化の違いなのだから。日本式「どこでも居そうな、自分もタレン
トになれるかも知れないと思わせてくれる」タレント像を評価する欧米人だって居る
のだから。

もひとつ、celebrity に関してもう一度。本来は「名士 (今はsocialiteが近い)」の意
味だったこれも今は「金持ちで有名な人」であればそう呼ばれるのが普通になりま
した。日本の「セレブ」は高級住宅街に住んでいるだけで、無名の奥様でも「セレブ」
と呼ばれるので、依然として英語・日本語間の意味の違いはあります。
                                          JULY/23/09


( 1,492 ) 発音に関する復習 No. 4


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「D」です。

d ドゥ: 上歯茎の裏に舌を強く押しつけてだすのがコツ。「L]の回でも述べますが、
英語の発音は腹式であることと、口の筋肉・舌の筋肉・口腔の筋肉・喉の筋肉を鍛
えてあることが「らしい、通じやすい英語音」を出すのに必要なことです。

Dも舌の筋肉が弱いと音が濁ります。

ds ズ: cardsの最後の子音「dz」はDの音を出す時に既にZの音の準備をしておき
ます。準備を怠ったまま発音すると、carsになってしまいます。発音でこの二つを区
別できるようになるとネイティブがcarsと言っているのかcardsと言っているのかが
分かるようになります。
                                          JULY/22/09


( 1,491 ) grim reminder


いやなことを思い出させるもの。grimは「厳しい、残酷な、無慈悲な、怖ろしい」とい
う意味です。

そこで思い出すのは「Grim Reaper」「無慈悲な刈り手」、つまり「死に神」のこと。
一般的に顔はどくろでscythe [sa'iδ サイズ] = 大鎌を持っています。地獄先生ぬ〜
べ〜では死に神は可愛い女の子でしたが、ちゃんとscytheは持っていました。

reminderの日本語が見つかりません。仕事でreminderを出すこともあるのですが、
相手が英語を使う部署でないと非常に気を遣います。reminderは単に「思い起こさ
せるもの」という意味合いでのニュートラルな使い方もあるのに、日本語訳は「思い
出させるもの、督促状、合図」などとなっており、親切心でreminderを出す時などに
は、とてもそのままでは使えやしない。e-mailの件名に「思い出させるもの」とは書
けない。
                                          JULY/21/09


( 1,490 ) 発音に関する復習 No. 3


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「CH」です。

t∫i チ: 日本語の「チ」では弱すぎます。「チッ!ミスった!」の舌打ちに近いような
掃き出し方をしましょう。口の外に出ようとする強い息風を歯と舌で邪魔します。
                                          JULY/17/09


( 1,489 ) Just what I need.


こんなときに。とんでもないことを。これは反語的表現で、相手(大抵は子供や目下)
が最悪のタイミングでなにか粗相をしでかした時に使います。「よりによってこんな時
になんてことするんだ」っていう感じ。

Just what I needed.ではありません。これだと、「それが必要だった」になってしまう。
surprise gift (相手に予告せずに、より喜ばそうと考えて、突然あげるプレゼント)を
貰った時には Just what I wanted! と「丁度まさにこれが欲しかったんだ!」という喜
びを表すことができます。

米国人は日本人から見ると感情表現がオーバーなので、心では大したものでは無
いと思っていてもこれをよく使います。

とはいえ、日本人同士でも大したものではなくても「これ、丁度欲しかったんだ」とい
うのは礼儀かな?オーバーアクションでは無いだけで。そして相手が素直に信じる
と、同じようなお歳暮が毎年届いてうんざりしたりして。贈り物選びは難しいですね。
                                          JULY/16/09


( 1,488 ) 発音に関する復習 No. 2


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「B」です。

日本語のバビブベボの「B」と違って、身体から勢いよく出てくる息を唇でせき止め
てから破裂させるのがコツです。子供が実際にふくれっつらをすると、唇周辺裏側
が風船のように膨らみますが、あれが息を唇でせき止めている感じです。

とにかく英語は腹筋も使います。日本語の胸式発声ではどの音も聞き取りにくいの
です。自戒を込めて繰り返しますが、日本に住んでいる英語ネイティブ達は日本語
発声英語に慣れているからあまり聞き返さなくても分かる事をお忘れなく。でも来日
ほやほやのネイティブは、やはり聞き返すことが多いです。ましてや、現地では、苦
労しまっせ。
                                          JULY/15/09


( 1,487 ) Perhaps it would be more accurate to say
that there's a close correlation between your ability
to speak Japanese and English.



「多分こう言い換えた方が正しいでしょう。人の日本語を話す能力と同じ人の英語
を話す能力の間には相互関係があると」。

実践ビジネス英語2009年7月号に有った「言い換えれば」という表現の例文です。

この文章は事実だと思います。ある程度不便無く英語が話せるようになると、ネイ
ティブはその英語でその人の知的レベルも感じるようになります。日本語に置き換
えてみれば納得できると思います。

そして実際に身の回りを見ても多くの場合は、英語力と日本語力は比例しています。

fluentlyに話せるかどうかではありません。多少つっかえつっかえだろうと、大人の
英語を使えるかどうかです。

自分自身元々正しい日本語は英語よりも好きなのですが、英語学習をするように
なってから英和辞典の日本語を国語辞典で調べ直して自分の日本語の間違いに
ひとり顔を赤らめたり、普段から正しい日本語に注意が更に向くようになりました。

不思議なことに以前は可成り気になり嫌だったバイト語や間違った日本語が許せ
るようになったのは意外です。なぜだかは置いておいて、ただ良い日本語の方が
聞いていて気持ちがいいな、と思うのみです。
                                          JULY/14/09


( 1,486 ) 発音に関する復習 No. 1


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。今回は「A」です。

α ア: 一番「喉」を開くアです。全部の母音に言えますが、歌手のそれらと同様、
喉だけで音を出さずに身体全体に共鳴させる感じで出すと、本当の英語の音に
なります。

э ア: 「inverted e 曖昧母音」。日本語ふりがなでは「ア」と書きますが、英語のこれ
は日本語のアイウエオのどれからも同距離にあるような音です。無理に出すので
はなく、その単語の他のアクセントがある母音をちゃんと強調すればこの音が反動
的に弱くなり、自然に出ます。意識してだすのではないことがポイント。

「pearl [pэ':(r)l] はアクセントのある曖昧音なので少し例外ですが、やはり無理に作
ろうとせずに「ぼんやりした音」に力を入れます。

Λ' ア: cut, but, butterなどの「U」の部分の音です。喉をαほどには開かずに、息を
喉で詰める感じで、少しオが入るように強く破裂させます。力を抜いたままでは曖昧
母音のように響きます。

ae ア:これは簡単だと思います。アとエの中間と言っても大丈夫でしょう。ただし、
アの音の方が多少多い方が上品です。

どれも身体全体(特に胴体)を共鳴板にするほどに英語らしくなります。
                                          JULY/10/09


( 1,485 ) untamed information


発音復習はとびとびにやることにします。

頼んでいないのに勝手に送りつけてくるメールを unsolicited e-mailと言いますが、
untamed informationというのは面白い表現です。

tameは猛獣などを訓練して手なずける場合に使い、おどけて untamed husband
などとも言うので覚えたのですが、untamed informationは「訓練されていない情報」
ですから、やはり「頼みもしないのにやってくる情報」の意味になります。
                                          JULY/08/09


( 1,484 ) 発音に関する復習 No. 0


暫くは発音の仕方の復習をします。発音テキスト・CDなどの補足的に、キモとなる
点を記します。次回からアルファベットに沿って復習しますが、今回は「英語音発
声」の基本の復習をします。

日本語的発声でもあるレベル以上になれば通じますので、「英語らしく・通じやすく」
したい人向けです。

1.筋肉を使う。
英語は腹式で発音する言語、ということに加えて、口回りの筋力が要求される言語
です。口の周囲・唇・舌・喉の奥など、十分な力が付くまで意識してトレーニングする
と、通じやすい発音になります。

2.音の定位を知る。
日本語は殆ど口腔の中央辺りから音が出ますが、英語は音により、喉の奥、鼻孔
周辺、喉中央、唇、歯茎、口の先の空間などに発声地があります。音楽で臨場感
を出すためにスピーカーの配置を工夫するのと似ています。「音の定位」も音楽用
語だそうです。つくづく英語って、音楽です。

3.低いキーで話す。

英語が音楽であるということと関係ありそうです。自分が楽に出せる音程の一番低
い音で話すと、響きが増し、英語らしく通じ易くなります。
                                          JULY/07/09


( 1,483 ) mondegreen


聞き違えのことです。遠山顕先生がラジオ英会話で使っていました。手元の辞書に
は無いのでどの程度汎用性があるか分かりません。Googleでも8万ちょっとしか
ひっかりませんでした。Space ALCやWikipediaで調べたところ、米国著作家Sylvia
Wrightが子供の頃にスコットバラードの一節「"laid him on the green"を"Lady Mon-
degreen"と聞き間違ったことからだとか。

我々ノンネーティブには英語の聞き間違いがいくらでもあるし、ネイティブの子供も
いくらでも間違える例があると思うのですが、なぜこの言葉だけが一般化したのか
分かりません。どうやらこの著作家が造語として使って広めたようです。

英会話で使う機会があるとは思えないけれど、なんとなく紹介します。

因みに某TV番組で有名な「空耳」は外国語を日本語に聞いてしまうものですから、
mondegreenとは違います。だからBaronがmondegreenを「揉んでくれ」と聞いた
のはmondegreenではありません。空耳にしてもひどい。

会話では「mishear」で十分です。
                                          JULY/06/09


( 1,482 ) knowledge worker


NHKラジオビジネス英会話2009年1月号から引用します。

= quote =
「知的労働者」の意味で、データ・アナリスト、プランナー、プログラマー、研究員、図
書館員などをさす。講義には弁護士や教師、科学者あるいは情報産業に関わる人
を含む。マネジメント・コンサルタント Peter Druckerの1959年の造語とされる。
= unquote =

いわゆるwhite-collar(事務労働者。工場労働者blue-collarではない)とはまた違い
ますね。まさに自分の特殊な知識を使う仕事。ここでの図書館員は一般事務員な
どは含まず、図書館運営などの専門知識を持つ人達を指します。curator(学芸員)
も博物館・美術館などで資料の収集・保管・点字・調査研究などに携わる専門家の
ことですから、knowledge workderだと思います。
                                          JULY/03/09


( 1,481 ) turn the corner


危機を脱する。ここで「the」が使われています。定冠詞の性格からして、このcorner
は誰にでも分かる「あの」cornerのはずです。どれかと言うと、最終コーナーのこと。
いくつもの試練を越えて最後の試練も越え、今後は良くなる、という意味合いから
「危機を脱する」になります。

「the」の使われ方の良い例だと思います。

「turn a corner」ならば、聞き手・読み手が特定できない、どれかのコーナーですの
で、「危機を脱する」意味にはなり得ません。

ちなみに「homestretch」も最終段階の意味ですが、こちらには単に最終段階であっ
て、その後好転するとは限りません。
                                          JULY/02/09


( 1,480 ) Ahmadinejad


アハマディネジャド。イラン大統領の名前です。カタカナ読みでさえも覚えるのが大
変な名前で、日本語、英語、現地語、全部アクセントの位置が違うのが面白い。

日本語:「ネ」にアクセント。
英語:「ディ」にアクセント。
現地語:「ジャド」にアクセント。
現地語で母音+「D」で終わる語はその最後の母音にアクセントが有って「D」は殆
ど無声になるらしい。どうでもいいけど。

英語も現地語も五音節なのだけれど、日本語では七音節。思ったよりも違わない
な。

英語に於いてアクセントの位置は発音よりは重要性が低いと思われます。発言者
の強調する気持ちでアクセントの位置が辞書や通常とは違うことがよくあります。
でもアクセントの移動には法則があり、知らないままやると通じないけれど・・・。

対して日本語の「雨と飴」「橋と箸」など、アクセントの位置で全く意味が違うのは英
語ネイティブの日本語学習でかなり悩む点だそうです。北京語の四声や広東語の
七声などは悪夢でしょう。

と考えてみるのも英語力の伸び悩みが続いているBaronには心のなかでの憂さ晴
らし。
                                          JULY/01/09


( 1,479 ) go nuclear


原子爆弾を持つに至る、という意味ではないですが、イメージとしてはそうです。「怒
りでひどく興奮する」こと。すごい表現ですね。

go ballistic は「弾道に至る」つまり「・・・のことでかっとなる」。こちらの方が良く知ら
れていると思います。でもこれって、ICBMの様に、やっぱり戦争のイメージがある
気がします。

ICBMは「Intercontinental ballistic missile 大陸間弾道ミサイル」の略です。

怒るにもほどがあるというか。

どちらも「・・・に関して」は「over」を使うのが一般的で、go nuclear over the fraud の
様に使います。日本語の「怒髪天を衝く」も誇張表現だけれど、爆弾は使わない。
やはり英語の誇張表現にはいつもびっくりします。
                                          JUNE/30/09


( 1,478 ) Michael Jackson has died.


マイケルジャクソンが現地時間6月25日に亡くなりました。洋楽音痴のBaronでさ
えもスリラーやゲーム好きなことや数々の奇行のことは聞こえて来ていました。

この「Michael」という綴りですが、マイケルジャクソンの話でなければ、英語に慣れ
ていない人は大抵「ミカエル」と読みます。大天使ミカエルはこう綴りますから無理も
ない。欧米人の名前は元は聖書から来ている名前が多いですが、読み方が変化
しています。

マイケルの死因はcardiac arrest(心不全、心拍停止)。この「cardiac 心臓の」は医
学用語ではありますが、日常の会話にも出てきますので、覚えておきましょう。

マイケルのご冥福をお祈りします。
                                          JUNE/26/09


( 1,477 ) slip one's mind


何かをど忘れしてしまう。「心から滑ってしまう」のです。

遠山顕先生は昔「I slipped my mind.」と誤用して笑われたことがあるそうです。ご
本人が明かしていました。slipの主語は忘れられる対象物です。「Wow! That prom-
ise of having lunch with her just slipped my mind!」。・・・絶望。

「度忘れ(ど忘れ)」は、「よく知っていることを一時的に忘れてしまう状態です。

「senior moment」は「年寄りの物忘れ(具体的な状態で)」ですが、若者がど忘れし
た時にも「Just a minute. I'm having a senior moment.」と使います。
                                          JUNE/24/09


( 1,476 ) on the verge of tears


「on the verge of」が使われているのは「on the verge of bankruptcy」だとか「on the
verge of crisis」など、ネガティブなケースが多いので、そういう場合に使うのかと思っ
ていました。でも「on the verge of tears (今にも泣きそうな) / on the verge of a smile
(今にも微笑みそうで)」などの使い方もあるのですね。

vergeは単純に「端、へり、境界」などを意味するニュートラルな語です。

今日の復習:
vergeに定冠詞「the」が使われるのは、「他でもない、涙のverge」なので聞き手・読
み手にとって最初に出てくるvergeでも特定することが可能な名詞だからです。「the」
は「聞き手・読み手にとって特定」できる場合に使います。

我々日本人は自分で特定できるからとかたっぱしから「the」を付ける傾向がありま
す。ネイティブは日本人英語に慣れている人でも、その度に一瞬とは言え、「え?ど
の?」と惑いますので、落ち着かないそうです。
                                          JUNE/19/09


( 1,475 ) a good excuse


「良い・上手な言い訳」と聞こえるので、てっきり「うまく誤魔化すような言い訳・口実」
という感じかと思っていたら、間違いでした。「もっともな口実・理由」の意味なのだ
そうです。without a good excuseは「もっともな理由無しで」という意味ですし、good
はもともと「立派な、正統な、上等な、申し分無い、優れた」の意味です。

excellent, awesomeなどに慣れすぎて、いつの間にかgoodを軽んじていた気がし
ます。
                                          JUNE/18/09


( 1,474 ) Now I've heard it all. 続き


今回は前回の一口の内、shadowing部分の続きです。

「ネイティブだって聞き取っているのは60%程度だ。だから100%を聞き取れなくて
もあまり気にするな」と言いますが、個人的には「ネイティブは残りの40%は無意識
に聞き取っている」のだと感じます。さもなければ以前のhearing skillでもnatural
speed Englishが苦にならなかったはずです。もちろん学習の途中段階では「60%
でも落ち込む必要はない」のは確かで、あくまで「完全に聞き取れる様になりたい」
段階に来たらの話です。中心者でも、初級でも、です。

初心者の段階でも効果自体で言えば、hearingの練習にはrepeat afterよりもshadow-
ingが有効なはずだと信じます。これこそ、赤ん坊がボキャゼロから、ものすごい集
中力で母親の言うことを口を動かしながら意味を取ろうとしている姿です。「赤ん坊
の様に英語を学ぶ」とは本来はこのことです。赤ん坊は聞き流して覚えたりしません。
                                          JUNE/17/09


( 1,473 ) Now I've heard it all.


「なんとももまあ大変なこって。とても信じられないな。」という意味です。とても信じ
られない話や言い訳を聞いた時に使います。「だから何?」って感じです。でも高い
ところから相手を下に見て言っているような感じがしました。「上から目線」って言
うのかな?そりゃあそうです。文字通り訳せば「さて、それについて全部聞いたぞ」
であって、「I see.」のように納得したことにはなっていないだから。

今日の復習:
聞き取り能力を言う時には今は殆ど「listening skill」で済ましているようです。でも
「hearing skill」が有ってこそ、listening skillを磨くことができます。hearは「聞き耳を
立てなくても意味を持って聞こえてくる」ことで、listenは「聞こうとして聞く」ことです。

そしてhearing skill向上には、やはりshadowingが一番だと思います。silent shad-
owingでもかなりの効果が望めます。一番のコツは「意味を取ろうとしない」こと。完
全な英語耳になるまでは、意味を取ろうとすると、どうしても日本語で解釈してしまう
からです。日本語が完全に排除できると急に英語のまま概念が入ってくるようにな
ります。Baron自身は完璧にはなっていないものの、silent shadowingを心がけてか
らhearing skillが急に向上しました。意味を取ろうとしなかった英語の細部が耳に残
るのは感動ものです。

日本人は日本語を聞いている時には無意識にsilent shadowingをやっているはず
です。silent shadowingは当たり前のことだったと知りました。
                                          JUNE/16/09


( 1,472 ) クレームとcomplain


「苦情・苦情を言う」を和製英語では「クレーム・クレームを付ける」と言います。こ
れは初級なので、割と初期に訂正してcomplainを使うようになると思います。でも、
なぜ英語でちゃんとcomplainと言うのに、claimだと思ってしまうのでしょうか?入
門編か古い一口でその理由に関して触れたことがあるはずですが、ビジ英で杉田
先生とChrisがこの和製英語を少し庇った発言をしていたので、もう一度触れます。

失礼して、Chris Matsushita氏の発言をそのまま紹介します。

■ file a claim
It's never used in English to mean "complaint." It's a formal statement of some-
thing that you say is true. I think the mix-up occurs because often you file a claim,
you formally say that something was not correct. It's a formal complaint, I guess
you could think of it that way.

つまり、「あなたがやったことは間違っている。これが正しい。是正し補償せよ」と
claim(主張)することが多いので、claimが「苦情」の意味だな、と、勘違いしたのだ
ろう、と。

baggage-claimは「claim tag (正しく自分の荷物だと主張する裏付けに使う荷札)」
によって、自分がbaggageの正統な所有者であることを主張しています。
                                          JUNE/12/09


( 1,471 ) fried calamary / fried calamares


イカフライ。烏賊(イカ)はsquidと覚えていましたが、料理に使われる烏賊(イカ)は、
calamaryと呼ばれることがあるようです。calamaryは特にイタリア料理での名詞で
すが、オクスフォードによれば、「squid served as food」とあります。イカは脚が10
本(内二つは手だという研究結果有り)あって「カラマリ易い」って覚えました。

これはcow 対 beef、pig 対 porkのような関係ですね。

日本語でも、こだわる場合は「卵」は動物学的に使い、「玉子」は料理で使われます。
昨今はあまり区別しないようですが。

英語とは全然関係ないのだけれど、最近のTV Programで、鶏が歩く映像が流れ
ていました。これはクイズのヒント。「疲れないで普通のjoggingと同じ体質改善効
果を上げるランニングがある。それはある筋肉を使わない方法である」。筋肉には
瞬発力に使う「速筋」と持久力を養う「遅筋」があります。答は要するに「slow run-
ning」でした。番組を見た時には「へ〜」と感心したのですが、考えてみればこれは
普通のwalkingではないですか?確かに治験者たちは半年で血圧・血糖値・コレス
テロール値に目立つ改善があり、体重も減っていました。

因みになぜ鶏がヒントなのかはわかりますね?「鶏→チキン→遅筋」。くっだらねぇ。

おまけ:
chickenは俗語で「臆病者」。hen(雌鶏)にも、cock(雄鶏)にもそれぞれ俗語での意
味があります。知らない方は辞書で調べましょう。
                                          JUNE/11/09


( 1,470 ) ditch


溝、排水溝。He ditched me.は「彼は私を排水溝に落とした」という場合にも使わ
れますが「約束をすっぽかした、ほったらかした」という意味にも使えます。neglect
にも育児の放棄やほったらかす意味がありますが、こちらは礼儀以前の深刻な問
題です。

ditchは意図的に約束を無視する感じで、学校などをサボる時にも使えます。あまり
良い行為とは言えません。何しろ排水溝だもの。

今日の復習:
「Why do ... ?」は「何故・・・なのか」を訊く時に使います。しかしこの訳は罪深いで
す。間違ってはいないのですが、もっと詳しくニュアンスを述べると、

「どうしてわざわざ・・・するのか?普通に考えればする必要はないはずなのに」で
あり、相手の行ったことに対する異議申し立てを意味する時に使われるものです。

だから「Why do you study Englsh?」と言われると、「あんたが英語を勉強しても仕
方がない・意味がないはずなのに、何故?」みたいに響いてしまう。「What makes
you study English?」と言えば、学習のきっかけや目的などを訊いていることになる
ので、攻撃的なニュアンスは無くなります。

もちろんどんな感情・顔つき・雰囲気でいうかはもっと大切なので、後者もぶっきら
ぼうに言ったら、あまり嬉しくありません。
                                          JUNE/10/09


( 1,469 ) Pretty please with sugar on top.


ほんとにほんとにお願い。子供の言い回しです。可愛い表現だと思ったので紹介し
ます。大人も甘える状況で使って構いませんが、上司に使ったりしないこと。

prettyには「可成り」の意味もありますが、ここではやはり「可愛い」の方でしょう。ど
ちらと考えても構いません。両方掛けていると考える方が正しいかも。
                                          JUNE/08/09


( 1,468 ) crutch


松葉杖、支え。自動車のクラッチはclutch。

英和辞書を見ると[米俗] で「マリワナ煙草の吸い残しを挟むもの」とも出ています。
直接は関係ないですが、crutchの「支え」の方の意味は精神的なことも指します。
例えばアルコールや過度のパチンコ気晴らしなど。これらの例の様に、支えといっ
ても比較的negativeな意味合いが強いようです。となると、もしやマリワナの方も関
係あるかな・・・。

良い支えは普通にsupportが良いでしょう。emotional support: 心の支え / I have
continued running these websites supported by visitors.

websiteには「go to the webside」もいいですが、多くは「visit the website ウェブサ
イトを訪問する」と表現します。
                                          JUNE/05/09


( 1,467 ) cell-phone elbow


「tennis elbow」はテニスのスイングが過剰だとなりがちな肘の故障です。

最近の新語がこれ、「cell-phone elbow」。ご想像の通り、その人の限度を超えた
携帯のボタン早打ちを一日中やっていると、テニス同様に肘が故障する。そういう
症例が米国で増えているのだとか。気をつけましょう。

ご存じの通り、mobile phoneは米国でも通じるものの、初期にはcell-phoneしか
言わなかったようですし、今でも多くの場合にはcell-phoneと言っています。元の語
は「cellular phone」で、電波通達におびただしい数の中継局を使う電話ということ
から名付けられました。だから「cell 細胞」と言うと変に聞こえるかも知れませんが、
cellular自体が「細胞の、たくさんの細胞で出来た」という意味ですから、ま、いいで
しょ。

Baronは未だにe-mailさえも滅多に打ちませんから、cell-phone elbowには成らな
いのではないかな。友達いないのかな?

それにしてもほんの3年ほど前までは「ケイタイは電話が出来ればいい」と言って
いた米国人がとうとうネットも音楽プレーヤー・カメラ機能まで使い出したのは意外
でした。beeper (ポケットベル)も現役ですけれど。

おまけ:
言葉を短くするのが好きな米国人、cell-phoneもだけれど、ケイタイでのe-mail打
ちも「text (動詞)」にしてしまいました。 I texted him yestereday, but he has not
replied to me yet.」などと。過去形も「text」だった気もしますが、未確認です。ご
めんなさい。
                                          JUNE/04/09


( 1,466 ) What's black and white and read/red all over?


まずはお知らせ:
前回の#1465の後半が抜けていたので、追記してあります。

これは子供向けなぞなぞです。声にしていう場合のみ、有効。日本語に訳すと意味
がありません。英語で書いてもばれてしまいます。答は下記の2つです。

a newspaper 従来は白黒印刷。でもレッド(赤)と聞こえる語がreadの過去分詞だ
と考えると、「白黒印刷で、読まれるもの」なので、なぞなぞとしては、新聞が答え。

もう少し気が利いているというか、子供らしい答えは a blushing zebra、つまり顔を
赤らめたシマウマです。

この辺が聞いた途端に分かればかなり英語感覚が身についたと言えると思います。
読む場合もread / hurt / quit などが過去形で使われている場合に迷うことなく過去
形で伝わってくれば締めたものです。
                                          JUNE/03/09


( 1,465 ) Why is it that your feet smell and your nose runs?


Graffiti。単純に和訳すれば「なぜ足が臭って鼻水がでるというのか」で、何がおか
しいかさっぱりわからない。逐語訳をすれば; 

「なぜ足が臭い、鼻が走るのか」

やっぱりわからない。

要するに「臭いをかぐのは鼻の役目、走るのは足の役目なのに、なぜ逆なのか」
という疑問を投げているのですが・・・。

ギャグは説明すると面白くないけれど、このおかしみの理由を理解しないと彼らの
ジョークに反応できる力が付かないので、しかたがないですね。

この「Why is that」は質問を間接的にして、柔らかくするのに便利なフレーズです。
ここでのそれの役目は少し違いますが。

今日の復習:
「Why do you ... 」は場合によっては危険な問い方になります。代表的なのは初め
て会った英会話仲間に「Why do you study English?」と訊く場合。聞き手に英語感
覚がある場合、「あなたはなぜ学ぶ必要のない英語なんかをやるのか。」と聞こえ
る場合があります。ひがみっぽい相手だと、自分の英語力の無さをなじられている
気までしてしまう。

「why」は、ある事実がそうであることが不思議な時に使う語です。What makes you
study English?(何があなたに英語を学ばせるの?と、直訳で考えた方が分かりや
すい)の方が安心です。「Why are you here?(なぜあなたがここに居るの?)」を考
えると分かりやすいでしょう。

Why is it that you refused his proposal?
彼の申し出を拒否したのはなぜなの?

Why did you refuse his proposal?だと直接的なので、状況によっては「拒否する
なんて馬鹿じゃない?」と、相手をなじるようにも聞こえます。

What made you study English?
なにがきっかけで英語学習を始めたの?

Why do you study English?これも状況によれば「なんでまた英語学習をするの?
あんたなんかやっても仕方がないのに」。になってしまいます。そこまで悪気ではな
いまでも、相手が英語学習するのが意外だという感じはあります。
                                          MAY/29/09


( 1,464 ) See you. は間違い?


なんだったかで、「nativesは See you.とは言わない」というコメントを知り、本当だ
ろうかと首を傾げました。自分の周りでは聞きますよ。

その後色々と思い出したりして考えました。

確かにネイティブが言う時には「See you later.」「See you around.」「See you soon.」
など、何かしらsee you の後にもう少し具体的にする何かが付いていますね。「See
you.」を聞くこともあるのは、どうやらこちらが先に「See you soon.」などと言ったの
に対する答の時だったようです。あるいはくだけた表現の「See ya.」は単独でもあ
り得るらしい。

自分自身はここ何年かは無意識に何かしら加えていることが多かったと思うけれ
ど、単独が不自然とは思わなかったので「See you.」だけを言った場合も有ったか
も知れません。

生煮えの情報で恐縮です。ただ、ようっく感じようとすると、「I'll see you.」では只単
に「あなたといつか会うことでしょう」という可能性を述べているだけで、会いたい気
持ちは特には無い感じがしてきました。何かしら付ける方が具体的なまた会いた
い・会う予定があるという別れの挨拶と感じるので、今後は常にきっと何かを付け
て言うつもりです。

ビジネスでは「I'll see you next monday.」「Ok, see you then.」などと必ず具体的な
日時を加えざるを得ないので、上記情報の正誤がどうであれ、大丈夫でしょう。
                                          MAY/28/09


( 1,463 ) one way or the other


どちらにしても。一つの道を選んでも、他の道を選んでも、行き着くところ・目指す
結果は同じ、という意味合いです。

一番似合う日本語は「何の道(どのみち)」なのですが、最近聞かない表現です。

今日の復習:
名詞にはcountable noun(可算名詞)とuncountable noun(不可算名詞)があります。
基本的に個々の物を指すのが加算で、集合的に指すのが不可算。そういう意味で
は「fish」を「魚」と考えるよりも「魚類」と考えたほうが不可算だということが納得し
やすい。

でもこれも多分に感覚的です。色々な種類の魚がいる話をしたい時には「a lot of
fishes」で良いわけだし、旅先の澄んだ空に感動した時に「It was a wonderful sky.」
と言っても構いません。

ちょっと話は、ずれますが、「沢山お金を持っている」を「He has much money.」と
「much」を使う例は少なく、通常は「a lot of money」と言います。理由はともかく、辞
書にも「I have much money.は不自然」と書いてあります。not muchなど否定形で
使う場合以外は出来るだけ「a lot of」に置き換えた方が安全です。
                                          MAY/27/09


( 1,462 ) Look at the time


the が付いていますから、時刻が限定されます。「(時計を見て)お、もう(定めた)時
間だ!(出発しなくては)」という使い方をします。

Do you have the time?も the が無ければ「おひま? / 時間有ります?」みたいな感
じですね。付いているから、「現時点の時刻を持っていますか? / 何時ですか?」
の意味です。

今日の復習:
定冠詞「the」は初期に「名詞が特定できる時に使う」と習います。ものすごく不親切
な説明です。殆どの人が「自分が特定の物を指しているか」で判断してしまう。でも
試験でバツだったり、話相手のネイティブに怪訝な顔をされたり。

解決法は簡単。「聞き手・読み手が特定出来る名詞にtheを付ける」です。会話で
初めて出てくる名詞でも、相手も特定できるものならば、「the」です。自治会で話す
際の町内でただ一つの図書館 (the library) のこととか。「Do you have the time?」
も、「the time」と言えば相手にも「あ、現時点の事だな」と分かるから成り立ちます。

Baronの場合は、冠詞は中学校で習ったのに、迷わないで済む正しいルールに
気づいたのは四半世紀も経ってからでした。今は学校では是正されているのだろ
うか?

この点さえ分かれば、固有名詞にはその所有者の希望で「the」が付くことがあるな
ど、いくつかの例外はありますが、殆どのケースでなぜ「a」なのかなぜ「the」なのか
は分かります。

日本語での英文法は現地の文法書の和訳だけれど、紛らわしい訳が多すぎます。
「現在形」「仮定法」など、その最たるものです。
                                          MAY/26/09


( 1,461 ) そんな、またまたぁ。


大げさなほめ方は前回一部面白いと思うものを紹介しました。では、逆に「いやあ、
そこまではちょっと」は、という表現は?

英語では褒められたら先ずは「Thank you.」というのが基本。日本人のように「いや、
全然だめです」と謙遜すると却って折角褒めたつもりの相手はちょっとがっかりと
いうか、話の腰を折られたのと似た感覚になります。

でも最近ラジ英で、「そこまでのものでもないよ」と照れる表現を聞きました。

思いついたキャッチフレーズに対して相手が「You're a creative genius!」と言った
のに対して、
Aw, shucks! (またまたぁ!)
と答えていたのがそれです。

会話全体を知らないと前述の基本とどこが違うのか分かりにくいですが、仲間内で
半分大げさに褒めたのに対して言っているので、変ではありません。

shuckは「安物」の意味で、少なくとも1980年代には米国で「Radio Shuck」というラ
ジオがらくた部品屋(ジャンク屋)が多くありました。日本の秋葉原もその頃はそう
いうお店で溢れていた時代です。形容詞としては「謙虚な、控えめな」です。

Oh, shucks! は失敗した時に「しまった!」という気持ちでいう間投詞的フレーズで
「いやあ、そんなぁ」という意味になるのは不思議かも知れないけれど、「謙虚!」
という単語をまじないの様に叫ぶ約束事と思えば共通点はあります。同様に名詞
の「安物」とも感覚的に共通点を見いだすことは可能です。

aw-shucksは「控え目な性格の」という形容詞です。
                                          MAY/25/09


( 1,460 ) You're an angel. / You're a gem! / You're a saint!


またまた「英語表現は大袈裟だ」と思う表現群です。何か親切にしてくれた相手を
「天使・宝石・聖人」などと呼ぶのも平気です。もっとも、よほどすごい親切でなけれ
ば、ぐっと親しい間でないとさすがにマジに取られて「何をオーバーな」と思われる
と感じます。カジュアル表現として親しい仲で使った方がいいでしょう。

逆に親しい友人にはたまに使うと楽しい。以前「gem」を英会話喫茶で使ってみた
ら、ネイティブがとても嬉しそうだった。(もっともこれはnon-nativeが使ったことが
面白かったのだと思います)。

You're the best! (あなた、最高!)は若者表現だそうです。
                                          MAY/22/09


( 1,459 ) look busy


命令形で「忙しいように見せなさい」。つまり「仕事時間中なのだからだらだらとして
いないでしゃきっとしなさい」ということ。以前紹介した下記の表現と比べると面白い
ですよ。

workshy(仕事嫌いの):仕事をすることに対して恥ずかしがり屋?

busywork(忙しく見せるためのひまつぶしの仕事):busyにする為に作り出した仕
事です。workだからといって、必要な仕事とは限りません。とにかく稼働していれば
それはworkなのです。jobが賃金の為の仕事や成果を出すための仕事・行為なの
と, そこが違います。

This new copy machine is working well.
He's working on making a list of his favorate restaurants in the town.
This medicine works for me.

などなど。
                                          MAY/21/09


( 1,458 ) cut a deal / be cut to


cut paper / cut a budget などは「紙を切る/予算を削減する」という意味だと分か
るのですが、

cut a deal: 取引が成立する

は、「取引を切ってしまう」みたいに感じて変に感じるかも知れません。これはもう
ひとつの;

be cut to: 何々に生まれついている (生まれつきの歌手だ、なるべくして成った歌
手だ、などの使い方)

を考えると納得がいくと思います。cut は大きなものから一部分を「切り出す」と思
えば、deal は「取引の可能性の中から今回の取引を切って抜き出す」のだから、
取引が成立したことになるのだな、と。

服を作るのも、生地から必要な部分を切り出すことから始まるのだから。
                                          MAY/20/09


( 1,457 ) pupil


瞳孔、小学校の生徒。日本の学校教育法では小学校の生徒は「児童」、中・高生
のそれが「生徒」で、大学生が「学生」です。高校生までは授業を受けるのにくらべ、
大学では自分から学ぶ、学問をするところなので、学をする徒(門人・なかま)だか
ら。実際にはまれには自分から課題をみつけてゆく小学生も、授業を受ける人で
しかない大学生(まれかな?)もいるようですが。

で、このpupil(児童)は英国では高校生までを含むそうで、さすがは子供を大人扱
いしない伝統のある国だと思いました。大学生になってやっと「student」と呼ばれま
す。米国はpupilも含めて全部「student」と呼ぶ傾向はあります。

でも州毎の学制の違いもあり、grader (elementary school入学から数えて何年目
か。日本の中学三年生相当が9th grader)と呼ぶ方が良いらしいです。やはりpupil
をstudentと呼ぶのは変なのでしょう。高校生はstudentでOK。実際にあっちの高校
では宿題はassignmentと呼ばれ、自分で調べて研究しなければならないものが多
いらしいです。

今日の落ち:
小説「24の瞳」を直訳英語でいうと「24 pupils」。さて、生徒は何人だろう?題名だ
けだと誤解もあり得るのかな?実際の英語名は「Twenty four Eyes」ですから、ご
安心ください。
                                          MAY/19/09


( 1,456 ) Who do you work for?


これは我々には結構答え間違い易い質問かも知れません。「誰の為に働くのか?」
と考えて「for my family」などと言ってしまいそう。でも「work for」は「〜に勤めてい
る」という熟語ですから、「I work for a trading company.」などと、会社の事を答える
のが正解です。会社を有機体と考えて we / them / you などの代名詞を使うのは極
一般的なこと。だからwhoも会社のことにもなるのです。

家族の為に働くならば「work for my family's sake」と、sake ([se'ik] ・・・の為に) を
付けるのが普通です。この「為に」は、その対象者の得になる意味合いです。You'd
better stop smoking for your sake.は、「自分自身の健康や様々なベネフィットが
あるから、煙草は止めたほうがいいよ」、という感じ。

「for」も「為に」と訳されることがあるから先の誤解が生まれます。I stopped smok-
ing for my girlfriend. ならば、「私は彼女が煙草が嫌いなので彼女の為に止めた。
別に彼女の健康の為ではなくて、嫌われたくないから」という感じかな。
                                          MAY/15/09


( 1,455 ) sworn enemy


誓った敵?意味は「怨敵・不倶戴天の敵」の意味です。swornに「絶対の」という意
味がありますが、これは主観的に絶対なのだから、sworn enemyは「自分がそう
誓った目の敵」だと捉えて間違いないと思います。

昭和時代には母親達が目の敵にした漫画も今はサブカルチャー。

Japanese comics once were the sworn enemies of mothers. motherに「s」を付
けると、smother (息を詰まらせる、窒息させる)。でもなんでも学校のせいにする
モンスターペアレントよりは、親として子供を教育しようとする熱意は本物でした。

もうひとつ「Arch Enemy」という言葉があります。この「arch」はアーチと同じ綴りで、
別語源の「第一の、主の」の意味の語です。「(人類)最大の敵」、つまりSatanの
婉曲語だそうです。archenemyと、一語にも綴ります。

以前紹介したfrenemyという新語もありますね。「友の振りをした敵」。

こうして見るとenemyもなかなか興味深い語です。
                                          MAY/14/09


( 1,454 ) Party A and Party B


多くのgay coupleの場合、bride and groomは居るような居ないような・・・。米国
Iowa洲では、political correctnessというか、なんというか、party A and party Bと
呼ぶと定義したそうです。

partyは第三者を「third party」と呼ぶように、「者」を意味します。そう考えると、het-
erogeneous coupleでも同じ呼び方が出来るわけですが、何とも味気ない。

今日の復習:

political correctness: PC。
言葉による差別を避ける表現です。stewardess / steward がflight attendantになっ
たなど。horizontally challengedは、太っていることのPC。「水平方向に難題を持っ
た」という意味合いです。PCって一体なんなんだろう?

gay:
日本語のゲイは男色だけで女性を含みませんが、英語では同性愛者両方に使い
ます。
                                          MAY/13/09


( 1,453 ) オーストリー (2006年のミクシィ日記から)


どこのこと?Australiaと間違えられるAustriaが業を煮やして日本語読みを「オース
トリア」から「オーストリー」に変えるように依頼したとか。政府間の正式なものかど
うかは未確認ですが、少なくとも日本のAustria大使館に電話すると、「はイ、おー
ストりぃ大使カンでス。」と答えるそうです。

(注:その後2009年も新聞でもオーストリィは見ませんねぇ。)

確かにBaronも英語の文章を読んでいてAustriaをAustraliaと読み間違えることは
ゼロではないけれど、英語からは読みようの無い「オーストリー」がどれくらい認知
されるやら、心配です。

でもちょっと調べたら、日本では19世紀から1945年までの間、Österreichはまさに
「オウストリ」と表記されていたのだそうです。(注:Österreichの最初のアルファベッ
トは「O」の上にドット二つ)。道理でオーストリーの音自体はどこか耳になじんでい
た。子供の頃周囲の大人たちは未だそう発音していたのでしょう。自分もあるいは
わけもわからず使っていたのかも。

ここにもanglicize(英語化)と、米語追随のカタカナ文化の影響があるようです。
                                          MAY/12/09


( 1,452 ) flip the bird


何のことか分からなかった。鳥をはじく?

答はあの、「中指だけを上向きに立てて相手を挑発したり怒りを表す動作」でした。
Google画像検索しました。2百万件ほどヒットして、一頁目の20枚に前米国大統
領がこれをしている異なる画像が3枚ありました。

よい子は絶対に真似してはいけません。

友人間で冗談で通じる場面もあることはあるのですが、いくら英語がぺらぺらでも
こういった動作の使い分けは文化まで理解してからでなくては無理です。そうでな
くてもどんな文化においても外国人のやる下品な動作は母国人には倍増して汚く
見えるものです。

おまけ:
eyesore: 目の痛み?=見て不快なもの、目障りな者・物
「目が痛む」はhave a sore neck同様に、have a sore eye でOK。 
                                          MAY/08/09


( 1,451 ) prizefighter


プロボクサー。prize (賞金)の為に戦うボクサーだから、ということだが、fighter =
boxer なの?boxing は「king of sports」と言われることが関係しているのかしら?

ビジ英でChrisが「stable」の名詞としての意味を説明する際に、「同門の人達が集
まる訓練所の意味がある。例えば prizefighter」という主旨のことを言っていたので、
それまで知らなかったこの語を調べてみました。

この意味でstableが使われるもう一つの例は「a stable of sumo wrestlers」です。
相撲部屋。Kokonoe Stable(九重部屋)とか。

しかしこの「部屋」としてのstableの語源は「家畜小屋」なのだけれど・・・。

ネイティブとの会話で相撲の話は出てきますから、stableを使う機会は結構ありま
すよ。
                                          MAY/07/09


( 1,450 ) hot potato


やっかいな事、厄介者。ここでのhot potatoは単に「焼きジャガイモ」の事ではなく
て、焼きたての文字通り熱い、あっちっちなジャガイモのことです。そんなの素手で
持てば熱くてもてあますに決まっています。例:dump something like a hot potato.
このdumpは捨てることですが、恋人を振るのもI dumped him already.などと。

この「hot」という言葉、物や状態なども抽象的に「熱い」という意味で使い勝手のい
い言葉です。

This game is hot.: このゲームは今大流行だ。
She thinks she is hot.: 彼女は自分がとても魅力的だと思っている。
get hot: 正解に近づく。気持ちが熱くなってきますね。

It's selling like hot cakes.: それは飛ぶように売れている。この熟語でのhot はちと
例が違います。ホットケーキは英語ではpancakeというのが普通です(pan=フライ
パンなど で焼くcake)が、発明された頃には hot cakeと呼んでいたらしいです。
今では「ホットケーキが飛ぶように売れる商品の象徴」と聞くと「そうかあ?」と首を
傾げますが、発明されるまではフライパンで簡単に焼けるケーキなど無かったから、
こりゃあ便利だと、飛ぶように売れたそうです。

もっとも今でもpancakeは米国でも軽食には欠かせないメニューです。こうして熟
語になってしまった言葉はその言葉が古くなっても熟語は使われるので単語や文
章を見ただけでは意味が想像つかない熟語も多いのですね。困ったもんだ。
                                          MAY/06/09


( 1,449 ) eye candy


突然ですが、eye candyは 見かけ倒しのこと。見た目は綺麗だったり可愛かった
りするが、中身はさほどでは無いもの。必ずしも性格が悪いとか、醜いとは限りま
せん。今は才色兼備(通常女性を形容する)な人が多いなあ。男女ともに。

eyefulは「人目を引くもの、美人」です。形容詞ではなくて名詞。「-ful」となっていて
形容詞でないものはめずらしいです。spoonfulも名詞。だからearfulも名詞。意味
は「がみがみと続く小言、大目玉」。小言で耳が一杯になります。「耳が一杯になる
ほどに驚くような・面白いニュース」の意味もありますが。

mouthfulも面白いですよ。長ったらしくて発音しにくいような語を言います。あるいは
「口いっぱいに広がるような名言」。

「pneumonoultramicroscopicsilicovolcanokoniosis 塵肺症」は英語で一番長い単
語だそうです。とてもひとつやふたつの口では足りそうもありません。

「noseful」という語は無いみたい。
                                          MAY/05/09


( 1,448 ) 反面教師


以前の日記から転用: 間違った事、マナー違反をする人には腹が立ちます。しか
し腹を立てるのは自分には何の得にもならない。だから「自分はああは成るまい」
と、人としてみっともないことは何なのかを知り、それをやらない事を学んだと思い
ましょう、という、ありがたい人生訓が「反面教師」です。反面教師が存在するので
はなくて、反面教師と見なしなさい、というmaxim(格言、教訓)。

英語ではなんというのか?どう考えてもぴったりの言葉が思いつかない。辞書に
は説明的な表現ばかりでながったらしい。短い表現で聞いたことがあるのは「teach-
er by negative example」ですが、これも意味を直訳すると「良くないサンプルを以
て教える教師」で、反面教師とは違います。

ネイティブに訊いてみました。

結論としては、「直接その概念を表す成句は無い」でした。「強いて言えばobserv-
ation objectiveかな」と言っていましたが、彼も反面教師そのものでないことは承
知の上でした。

反面教師はやはり日本的道徳観による人生訓・世渡り術と考えた方が良いようで
す。反面教師と考えるのは自分が損しない為の方便であり、まともな教師から学ぶ
方が遙かに自分の為になります
                                          MAY/04/09


( 1,447 ) hold something at arm's length


at arm's length と言えば、「手の長さの所に在る」ですから、「手の届くところにある」
という意味である気がします。しかし英語だと、その意味でも使うけれど、「手を伸ば
した距離だけ離れて、よそよそしく」という意味もあります。矛盾しているような二つ
の意味ですが、実は裏表の表現ではないかと思います。つまり、「手を伸した位置に
あるからその気になれば手を伸ばすだけで届くけれど、直ぐ手元にあるわけではな
い」から、その対象による感情で意味が違ってくるのだと。

頭に動詞の「hold」や「keep」が付くと、もっとはっきりと、「手の長さの距離に保つ」
意味がつかめるので、なるほど、と分かりやすくなります。「手を伸ばした距離だけ
離れたまま、よそよそしくして」。「つかず離れず」の距離ですね。「keep」が「その
範囲内」なのに対して「hold」は「その位置から動かさない」感じがあるのが違いで
しょう。

「手の長さの範囲内に」と言いたければ「within arm's reach」です。でもこれは物理
的な意味であって、「親しい」感じは表しません。そちらはclose friend(心理的に近
しい、親しい友人)などとすれば良い。
                                          APR/30/09


( 1,446 ) split one's sides


sideは脇腹(flank)のこと。split one's sides で、「大笑いする」。日本語の「お腹の
皮がよじれる」ほど可笑しいのと似ています。

「へそが茶を沸かす」を英語で何というのかなぁと調べたのですが、navelやbelly
button を使う表現は見つかりませんでした。

今日の戯れ言:
広辞苑第五版には「臍で茶を沸かす」と出ていますが、腹を抱えて大笑いしている
と、臍も揺れ動くことになるのでお茶がぐらぐらと沸いている様子に似ていることか
ら来ているはずなので、「へそが茶を沸かす」で正しいと思います。「語源」は諸説
あるのが普通なので、絶対にこれ、とは断言しませんけれど。
                                          APR/29/09


( 1,445 ) march of technology


もちろん「技術の3月」ではなくて、「技術の進歩」のこと。そもそも3月はMarchで
あって、marchではないですが。この「march」は「行進、進軍」の方です。marching
band (楽隊)は普通の 音楽のバンド(band)と違い、march(行進)します。威勢が
良い感じがあります。

杉田敏先生がジャーナリストだったころ、「日本経済の3月」という出版物に関する
問い合わせが有ったそうです。英語の本で題名は「March of Japan's Economy」。
題名なのでmarchの頭文字が大文字になっていたから「3月」としか思いつかなかっ
たのでしょう。本来の意味は当然「日本経済の進展・進撃」のようなものです。
                                          APR/27/09


( 1,444 ) IBOC (in-band on-channel)


high-definition (高解像度の)はテレビでの話だと思っていたら、この語は北米で
はラジオでも使われるそうです。やはりこちらもデジタル放送です。従来のアナログ
に比べて精細度・鮮明度が高いこと。definitionには「精密度・鮮明度」の意味があ
るので、音についても言えるのですね。

IBOCはそのようなhigh-definition radio broadcastの名称です。

おまけ:
英語ネイティブ同士でも言葉のdefinition(定義)は人によって違います。特に契約
書の様な取り決めには先ず、その中で使われる語のdefinitionから決めるのが通
常のこと。ビジネス会議でもそうです。ひとことでは説明出来ませんが、英会話でも
言葉の受け取り方の違いで話がすれ違うことも見かけますので、ちょっと相手とズ
レを感じたら、キーワードの意味の確認をすることをお薦めします。

また、IBOCに限らず略語を使う場合には多くの人が知っていそうなものでも、最初
にその略語の元の語を付け加えるのも礼儀です。「UN, United Nations, is ... 」と
か「I've got an MBA (Master in Business Administration).」などです。聞き手として
も知らない略語が出てきた時には素直に「What does it stand for? それは何の略
ですか?」と訊きましょう。

日本語マナーとしても、業界用語だと気づかずに略語だけを使ったり、相手も知っ
ていると決めつけて使うと失礼になることがあります。
                                          APR/23/09


( 1,443 ) look someone right in the eye


誰々の目を見て。西洋人が「日本人は何を考えているかわからない」という理由
のひとつはこれ。日本では失礼に当たることもある「相手の目を直接見て話す」は
彼らには誠実さや真剣さを感じ取るためにとても重要な態度です。

日本でも「目をそらす」のは、罪悪感からだと思えますから、彼らの言うことも感覚
的に分かると思います。

しかし、英語を話さない日本人同士での会議などでの「相手のネクタイ辺り・鼻の
下くらい」を見て話すマナーと、西洋人と話す時の見つめた話し方との切り替えは
うっかりすると逆になったり、難しいですね。Baronも日本人同士の会話で目力を
入れすぎることがあるので気をつけなくては。

ちょっと一言:
よく初級・中級・上級などと言いますが、これの区別基準は曖昧です。ましてやここ
の「今日の一口英語」の様な表現の一例を挙げる場合はどの級なのか判断する
のは無理です。なので原則、どの級用なのかは書かないようにしています。

でも、この「目の合わせ方」は初級、というよりも、最初に知っておかなくてはならな
いことです。
                                          APR/22/09


( 1,442 ) Can a man fly?


Yes, he can. 「fly」を「空を飛ぶ」とすれば間違った答えですが、flyには「空の旅をす
る」という意味があります。Will you go to Osaka by train, or fly there? などと言え
ます。

flyの過去形・過去分詞はそれぞれ flew / flown だけれど、野球のフライを打つに使
う場合には、flied です。

今日の復習:
米国の漫画では恋する乙女の表現は、ハートに羽根が生えて空を飛んでいる様子
が一般的です。「My heart flys, when I see him.」は、普通の表現です。日本人は身
体ごと天に昇るけれど。昔の西洋人が心は心臓に在ると考えたのに対して、日本
人は胆(キモ)(肝臓)に在ると考えたことの関係あるのでしょうか。My liver flys.は
通じないと思う。

   ってか、そんな日本語も無いって。
                                          APR/21/09


( 1,441 ) I'd like everyone to write down their names in this notebook.


前にも書いた気がします。復習ってことで。

everyone が単数なのにそれを受ける代名詞がtheirだなんて、習った文法と違い
ます。 his / her name としなければ。しかしそれはネイティブにも面倒らしく、theyで
受けることが受け入れられています。昔の様に一般の人を表すのには manだけで
良かったころはそんな心配は無かったのでしょうが、PCの考えから、なんでもgen-
derless、あるいは男女平等な表現にしなければならない世になった以上、こういう
変化が出てくるのも当然でしょう。

とはいうものの、全部男女lessにすると困る表現もたくさんあるのではないかと思い
ます。

ビジ英の杉田先生の「はじめに」に出てきた新聞見出しの例、「Man, Women Man
Yacht」などがそれ。二番目の「man」は「人を配置する」という意味で、「男と数人の
女がヨットに乗り込んだ」ということです。この動詞「man」は名詞の「(男女を問わず
に)人間」という意味からのものなので、genderlessな表現にするのは難しいと思い
ます。そりゃあ、普通に「board」などを使えばいいけれど、「Man, Women Board
Yacht」では面白くも何ともないわい。
                                          APR/20/09


( 1,440 ) life-sized / full size


life-sized は「等身大」のこと。lifeには「実物」の意味があります。full size も「原物
大」の意味ですが、人間の等身大というよりも、物の「原寸」という感じが強い言葉
です。

でも人間に使えないことはありません。ビジ英では相手の「life-sized」の言葉に対
して、「同じ言葉のくり返しを出来るだけ避ける」という英語の性格を発揮して、「full
size」を使って応答していました。

おまけ:
実物大マネキンは「full-size mannequin」。「小便小僧」は「Manikin Piss」で、語源
は共通のようですが、manikinは「小型の人、小人」。でもAmEでは、mannequinと
も綴る、とのこと。

山手線浜松町駅の小便小僧もイベントに合わせて衣装を替えて楽しいですね。オ
リンピック・夏祭り・ワールドカップ・運動会、etc.でも最近見かけていないので(この
原稿は2年ほど前に起稿)、あるいは無くなりましたか?

気づいたら一口が平日なのに三日ぶりの更新になりました。
Sorry, I had been swamped with business.
                                          APR/17/09


( 1,439 ) 努力する


以前似たことを書いたと思います。努力するは和英では「make an effort」とあり、
通じます。でも「make one's utmost effort」などと、「utmost 最大限の」は使わな
い。昔つかったら、分かったような分からないような顔をされました。「最大限の努
力」を直訳しても意味合いが違ってきます。

最近ビジ英Chrisが言っていたことは、make effortsは文法的には問題ないのだが、
あまり言わず、「try one's best」が一般的だということです。

個人的な感覚ですが、英語的には「努力する」から良い結果がでるわけではなく、
「自分で可能な最善を尽くす」ほうが日本語の「(良い結果が出るように)努力する」
に近いのかも知れません。

そんな理屈はともかく、make one's utmost effortも、make effortsも、実際にはあ
まり使われないことを覚えておきましょう。
                                          APR/14/09


( 1,438 ) face to face / in person


どちらも「直に会って」です。「face to face」は「顔をつきあわせて、直談判で」という
感じで、ちょっと緊張感がある感じなのに対して、「in person」は、「とにかく同席で」
という感じです。有名人に直接会って握手してもらった、などのケースは後者の「in
person」で、face to faceは例えばプロ・テニスプレーヤーと「talked about tennis
face to face with Mr. Tennis.」の様に、単なる同席以外の直接のアクションが有る
ときに使います。

でもface to faceの状況でも in person と言っても構いません。in personは広い範
囲で使えます。
                                          APR/13/09


( 1,437 ) You know something?


こういうのが自然に出てくるようになったらばかっこいいと思いながら、まだ達成で
きずにいます。無理して意図的に言ったことはあり。

意味は「ねえ、ねえ、あのね、知ってる?」という感じの、本題を言うまえの注意引き
表現の一つです。質問ではないのですが、「What?」と答えるのも可です。「Yes, I
know everything.」とふざけて言ってもいいと聞きましたけれど、ありふれていすぎ
てあまりいただけません。言えるタイミング・状況に合えば笑いもとれますけれど。

そのほか、注意を引くときの表現には、Look. / Tell you what / You know what? /
Say, など、色々あります。どれも疑問形や命令形の形なので、知識として知って
おいたほうがまごつかないで済みます。

What did I say? (ほら言ったとおりでしょ?)も、疑問形だけれど疑問では無いこと
は共通しています。仲がいい間で得意そうに言います。あるいは相手の無知をなじ
る時に。
                                          APR/10/09


( 1,436 ) recession chic / conspicuous austerity


最近の大不況下での言葉です。会話にも今後は出てきそうだし、面白いので紹介
します。

recession chic: 不況下でも節約や賢い買い物で上品さとファッション性を維持する
生活スタイル。「chic [∫i':k シーク]は日本語の「シックな装い」の「シック」です。

Baronは1・2年前にこの発音がネイティブに通じなかったのでショックでした。「she」
に「k」音を付けるだけなのに・・・。今考えるとそのネイティブ、まさかこの語を知らな
かったということはあるのか?フランス語だしいぃ。日本語では多用されるカタカナ
語も、本国ではあまりその元の語を使わない例はあります。いや、今回はBaronの
発音のせいでしょう。最近特に発音に自信をなくしています。ただ、英語では「ele-
gant」の方が多用される気がします。その時も、chicをelegantを使って説明しました。
でも、chicの発音のお手本はしてくれませんでした。

conspicuous austerity: ビジ英では「誇示的質素」と訳されていました。recession
chicを実行している人が、逆にそれを自慢している感じです。

conspicuousは従来はconspicuous consumption (誇示的消費)で使われるのが
普通です。いかにも裕福に暮らしているように見せる為の見栄による高め(自分の
経済力を超える額のことが多い)の消費で、austerityの場合もどちらもあまり褒め
られた態度ではありません。
                                          APR/09/09


( 1,435 ) bite off more than one can chew


「噛めるよりも多くを噛み取る」という訳すとちょっと変。biteもchewも「噛む」ですが
ニュアンスの違いがあります。biteは「囓る」、chewは「咀嚼する」意味合いです。表
題はだから、「自分が咀嚼できる以上に囓り取って口にほおばる」ということ。つま
りやることを、自分の能力以上に抱え込む意味です。

自分の能力以上にやろうと背伸びする、という簡単な英語の例は「overstretch
oneself」。「自分自身をストレッチし過ぎる」ですから、わかりやすいです。

「必要とされる以上にやりすぎる」は「go overboard」。overboardの「board」は船の
甲板のことで、overboardは「甲板を越えて、水中に」の意味。

「overdo」が一番簡単な「やりすぎる」の表現かな?
                                          APR/08/09


( 1,434 ) goof off / play hookey (hooky)


どちらも「さぼる」ですが、goof offは「出席・出勤しつつ、サボる」ときに使い、play
hookeyは出席・出勤そのものをしない時に使います。

goofは「馬鹿・どじ」の意味で、hookeyは「盗む」意味合いからきた「ずる休み」の意
味です。出席・出勤するべき日を「盗んで自分の為に使う」と考えるのは、穿ちすぎ
でしょうか。穿ちすぎですね。

goofy joke はphysidcally(身体的)なユーモアで、アメリカ人が好みます。動作で笑
わせるので、割と世界中に通じるユーモアなので便利ですが、アメリカ人の間でも
高いレベルのユーモアとはとらえられてはいません。もちろんユーモアはレベルの
高い低いで評価するものではなく、その場に合わせた種類のユーモアを使い分け
るのが重要ですから、goofy jokeがいけないというわけではないのですが。
                                          APR/06/09


( 1,433 ) one-to-one dialogueとネイティブ達の会話


また学習自体についての復習です。

ある程度英会話が出来る段階になると、多くの人が「複数のネイティブ達と話して
いるときに、自分が話しかけられている時には普通に話せるし聞き取れるのだけ
れど、ネイティブ同士の話になると分からない」と感じます。

これも当たり前だったなあ、と、最近つくづく思います。もちろん先ずスピードが違う
こともあるけれど、使っている語彙の広さが全然違う。米国現地の一般市民はこち
らが外国人でも「英語は話せて当然」と考えて容赦ない英語で話して来ますが、そ
れでも分からない時にはそれなりに言い換えたりキーとなる単語を繰り返してくれ
たりはします。

でも、日本人を含んだ会議や集まりなどで彼ら同士が話す時には日本人に聞こえ
ても構わない範囲で話すものの、彼らにとっての「普通の英語」で話すのです。

いかに今まで(いまでもまだまだ)普通の英語を知らなかったかと思い知らされる今
日この頃です。最近の一口の繰り返しになりますが、彼らの自然な会話には熟語・
成句がぎょうさん使われるのです。

日本語感覚では英語だって同じ言語なんだから、普段の会話がまさかそんなに熟
語ばかりのはずはないと無意識に思っていたのですねぇ・・・自分。

とにかく、英語という言語世界と日本語世界は単熟語・成句の地位や役目も全く違
うのだ、ということ。

同じ単語や表現は繰り返さない、熟語は当たりをソフトにするために、あるいは意
味合いを深める為に日本語の何倍も使う。これが英語と日本語の大きな違いでし
た。

文法の問題ではありません。「言語は文化そのものである」と言われる通り、英米
人の文化の結果の英語と日本文化が作った日本語とは根本的に異なる性質をも
つのは当たり前です。いまさらながら思いを強くしました。自分には専門的すぎたり
懲りすぎている表現だと思えるものが日常に使われる英語だったりするのだから。

単語数(英語は日本語の数倍、もしかしたら10倍以上あると言われる)とか語順の
違いやイントネーション・強弱メリハリ程度の問題では無かった。

それに気づいたから急に英語が出来るわけではないけれど、「こんなの覚えても使
わないだろうな」などとの勝手な思いこみで記憶が浅くなるという傾向は大分避けら
れるようになったと思います。

これらの違いの克服には映画やドラマがとても役に立つのは勿論ですが、英文字
幕を読むにしても、そこにも当然話された熟語がふんだんに使われているし、日本
語字幕に至っては「日本人が分かるように言い換えた」ではすまされない誤訳もま
まあるのです。

最近指摘された例では「criminals at large」が日本語字幕では「犯罪者一般(一般
的犯罪者?)」だったかみたいに訳されていた。正しくは「逃亡中の犯罪者達」。

やはり「学習」して覚えるのもおろそかに出来ません。

因みに英語字幕はスペースの関係や希に役者のアドリブなどの関係で、話された
英語とは完全には一致していないことは了承しておきましょう。異なる部分を見つ
ける楽しみもあります。
                                          APR/03/09


( 1,432 ) contraction


contractは「契約」の意味で多く使われます。(米国式だと契約書はagreement と
題されていることがほとんどですが)。

そのcontractの他の意味には「収縮する」というものがあります。元は「引っ張り合
う」ことで、それが契約にも、収縮にもなるのでしょう。

同じ「引っ張り合う」が語源の似たような言葉「contraction」が今回の話題です。

意味は「収縮、痙攣」で、何となく「引く」と関係あるイメージで納得できます。更に「短
縮する」という意味があり、これは「She will」に対する「She'll」、「I had」に対する「I'd」
などです。

Baronが大昔米国駐在をしていたころ、米国人同僚に「Baronの英語はcontraction
を使えばもっと自然になる」という意味のことを言われました。contractionという語
は使っていなかったと思いますが。そんな単語知らなかったもの。

とにかく、彼が言いたかったのは、相変わらず「She will」とか「I have told」とか全部
の単語を考え考え並べているのは不自然だから、会話ではcontractionを使いなさ
い、ということです。

何を以て中級者とするかは様々な基準があってうまく纏められませんが、2時間くら
いなんとかネイティブと話せるのであれば、contractionの多い文例を音読して自身
のスピーチで使えるように慣れたらいいと思います。

will、have、am、are、would、shouldなどはフルに発音すると、イントネーションの
邪魔になったり、意味を強調しているように聞こえて(特に仮定法)伝わる意味合い
に違いが出ますので、最近、総合力とは別に、どの習熟段階でもcontractionは練
習した方が良いという気がしてきました。
                                          APR/02/09


( 1,431 ) barking up the wrong tree


違う木の皮を下から上へ剥いて(bark)ゆく。

と解釈すると、「You're barking up the wrong tree.」だと、遠山顕先生が言ってまし
た。

正解はもちろん、「間違った木の下で上に向かって吠えている = お門違いのことを
やっている、間違った努力をしている、お門違いの人を批判している」、という意味
です。吠えているのは猟犬。game(獲物)が居る木と違う木に吠えているのです。

肝心なのは「idiomはこの様に、You're mistaken. (あんた、間違っているよ)という
強い表現を避けて、柔らかく指摘するのに便利だ、という点です。

Baronも今でもそうなのですが、日本語感覚で「こんな熟語、本当に使う機会がある
のだろうか」と疑問を持ってしまうものにぶつかることも多いと思います。確かに日
本で手に入る熟語集などは古すぎてもう使えないものや極一部でしか通用しないも
のも多く含まれていて無駄に覚えてしまうこともあるのですが、実際の英語では真
面目なニュースの中でさえも、沢山の熟語が使われます。「熟語を覚えないと英会
話はマスターできない」というのはその意味で真実だと思います。

繰り返しになりますが、「英語はダイレクトに表現する」は誤解のある表現で、「clear
に表現する」のです。今回の例の様に、indirectに言うけれど、意味はclearなのです。

ところで、このidiomのような猟犬は本当にいるのだろうか。犬は嗅覚が優れてい
るから、獲物の臭いでどの木かわかりそうに思うけれど。それとも馬鹿犬?April
foolの「fool」は「騙された人」を指します。
                                          APR/01/09


( 1,430 ) diner


dinnerではないっす。diner(食事をする人、食堂車、簡易食堂)。Baronの場合、文
章によっては読み間違えすることがあるんです。

dine(食事する)は使えた方がいいと思います。eatは「食べる」であって、食事する
こと全体ではないから。もちろんカジュアルな言い方では「食事する」に使っても良い
のだけれど、個人的には「喰う」感じがあります。These dogs eat better than I do.
(この犬たちは俺よりいいものを喰う)なんてね。

今日の復習:
dinnerは普通には「夕食」の意味で使っていますが、本来の意味は「その日のうち
で主要な食事」です。朝はbreakfast(絶食を終えて最初に食べる食事)なのでdinner
の候補にはならないようです。昔の農家ではだいたい昼食がdinnerでした。昔の映
画で、どう考えても昼に食べているのにdinnerと呼んでいて変だなあって思ったら、
これを思い出しましょう。
                                          MAR/31/09


( 1,429 ) bomb


爆弾。ところが俗語になると、a bombは失敗作や全然受けない洒落や冗句のこと
にも使えるし、the bombと定冠詞付きだと、「素晴らしいもの」の意味にもなります。

ビジ英Chris・杉田先生の説明では、AmEでは失敗作、BrEでは大成功の意味に
なることがあり、AmEとBrEの違いの代表例として提示されるものだそうです。

これもまたまた、言葉は背景と流れで解釈すべき、という大原則によって感じ取る
べき例です。You amazed me. は流れとspeakerの表情や流れてくる「気」で、「こ
んなことができるなんて、あなたってすごい」なのか、「あなたって、本当にがっかり
させるね」なのか、が違ってきます。

今日の復習:
何回目かです。bomb [bα'm バム]は発音を間違えられるライトミドル級チャンピオ
ン。bomb自体だと未だいいのですが、bomber [bα'mэ(r)] を[ボンバー」にしてしま
うケースが多い。「バマー」です。当然ながら、自分が発音を間違えたままだと、聞
き取ることも出来ません。「バマ」。慣れると口に心地よいリズムですよ。
                                          MAR/30/09


( 1,428 ) ironclad [a'iэ(r)nklae'd]


装甲をつけたような外面が厳しい人。難しいというか、あまり使わない語のように見
えます。でも実際には会話にも使われます。

この単語を分解してみましょう。

iron: 鉄 / clad 覆われた、身にまとった

cladはdressed(着た)に比べると上記の通り「まとった」感じのある形容詞です。
元々は「clothed」に相当する語だと知れば、わりと納得しやすいと思います。辞書
には、別な語としてのclad(金属被覆する)とも出ていますが、上記から派生した、
とされています。

そこまで知ると、ironcladは難しい語ではないと理解できるでしょう。

完全に個人的な話なのですが、3年くらい前だったか、初めてironcladという語を聞
いた時には何とも覚えにくい気がしたのですが、cladを覚えたら当たり前の語に見
える様になったのが嬉しいのです。

言いたかったのは、「単語も覚えれば覚えるほどに新しい語も覚えやすくなる」とい
うこと。忘却力の権化のようなBaronでさえもそういう機会があるのだから、語彙の
伸びが滞った時にも諦めずに学習を続けるがよしと思うのです。
                                          MAR/27/09


( 1,427 ) catharsis [kэθα':(r)sis カサーシス]


英語がカタカナ語から想像出来にくい例のひとつです。カタカナでは「カタルシス」。
精神医学用語で、悲劇を見て泣いたりして、心を浄化すること。

卑近な話になりますが、医学用語では「下剤による排便」のこと。

どちらもすっきりするには違いがない。

カタカナ語と英語が違う例には、カタカナ語が医学関連であることも多いのですが、
これは昔は国際的医学用語が大抵ドイツ語だったせいです。日本では外来語を元
の音に近い音でカタカナにするけれど、英国は他国言語や地名を anglicize (英語
化する)ので、こういう違いがでます。Paris もフランス語では「パリ」なのに英語では
[pae'ris」と、しっかりと「S」音を付けます。

niche (ニッチ、隙間)も [ni't∫ ニッチ]と発音する人が多い。でもこれはまだ変換途
中らしく、仏語風に [ni:'∫ ニーシュ]と発音する人もまだまだ多いようです。

あれ?これは日本の方がほぼ最初から「ニッチ」と、仏語から離れているな。

実を言うと、日本の外来語も元の発音と全く違ってしまっているものが多いのです。
だから英語からの外来語カタカナでさえも英米人に対して使うと通じない。

japanize という単語があってもおかしくはないな。結局どちらの国も、母国語の発
音に近い音に変えてしまうのですね。前言を撤回します。どっちもどっち、というお
話しでした。

casino [kэsi':nou カシーノゥ]: カジノでは通じません。

charisma [kэri'zmэ カリズマ]: 「クリズムァ」と書いた方が近いかな。「カリスマ」では
通じません。

smooth [smu':δ スムーズ]: スムースでは通じません。これはもうカタカナも「スムー
ズ」になっているかな?
                                          MAR/26/09


( 1,426 ) cherry red


最近のNHKラジオ英会話で遠山先生が発音について述べていたヒントの紹介。

テキストでは: cherry red は「チェウィウェッ」と、/r/の前に/w/を置き、/r/を軽く添え
るという調子でやると、うまくゆくことがある。 と書かれています。

Baron語で付け加えて復習します。

英語の「R」音は慣れていない人が思うような「濁った音」ではなく、とても澄んだ音
です。だから喉の奥から声をだすのではなくて、唇の前から音を出す感じで出します。

コツは、「R」を含んだ音節にアクセントが有る場合(Red / Wread / breedなど)には、
「R」の前に「W」の口を作って思い切り口をすぼめ、息を強くだすこと。(力むのとは
違います)。

遠山先生と違うではないかと言わないでください。先生の「軽く/r/」は、/r/の音がちゃ
んと出来る場合で、且つ、/w/がちゃんと出来ることが条件です。

どちらも「思いっきり口を尖らせる」ことと「音を口の前方からだす」音であることに
ご留意を。

その証拠に、音声ではネイティブがcherry red共にアクセントを置いた澄んだ大き
めの音で発音していました。力まずに軽く強い音が出せる訓練が必要です。

ネイティブ幼児が聞き間違うのは「W」と「R」だという事実も思い出しましょう。上記
ヒントで益々納得です。

もとの文章は「I love this cherry red shade! このチェリーレッドの色合いが好き!」
です。このshadeは「その色と若干違う」意味合いを含みます。この場合は「単純な
赤」ではない、「チェリーの赤」ということ。米国産のチェリーは日本のさくらんぼと色
が違いますので、ネットや果物屋さんで見てください。
                                          MAR/25/09


( 1,425 ) perk up


「ピンと上げる」。ラジオ英会話のlistening cornerで、「perk up your ears for the
next segment」と言っています。犬が何かに気づいたり警戒し始めたときに耳がピ
ンと立ちます。あれを想像すれば意味合いが納得できると思います。perk up one's
earsで、「耳をそばだてる」という意味の熟語です。

「I'm all ears. (全身耳にして聞いています)」もよく聞きます。「bend someone's ear」
は「(しゃべり続けて)相手の外耳を垂れさせてしまう = うんざりさせる」。

play by ear は元々「楽譜を見ないで耳だけで音を拾って覚えて演奏する」ことから、
「直感を使って即興でなにかをする」意味に使います。

Sorry for having bending your ear about ear this long.
長々と書いたら、perk upの何が「今日の一口」に採用する点だったのか忘れてし
まいました。
                                          MAR/24/09


( 1,424 ) shotgun seat


「出来ちゃった婚・出来婚」は、父親が怒って、散弾銃で「責任を取って結婚しない
と殺す」という場面からの「shotgun marriage」だというのは何回か話題にしました。

今度はshotgun seatを聞きました。意味は「車の助手席」。辞書では理由は見つ
からなかったのですが、要するに事あった時に散弾銃で防禦・応戦する人が座る
席だということでしょう。駅馬車・幌馬車の時代に発生した言葉でしょうが、米国の
パトカーの助手席には散弾銃くらいは用意してあるのかも。ドラマか何かで見た
気がします。

LAPDのパトカーに乗せて貰ったことはあるのですが、コンパートメントの中までは
見ませんでした。

っつか、飲酒運転の疑いで連行されている途中だったから、観察する余裕が無かっ
たというか。

因みにAmEにはshotgunに「結婚の仲人」という使い方もあるそうです。あきらかに
shotgun marriageからの連想です。しかしあまりいい響きではないと思います。脅
して結婚させるようで。matchmaker (良い組み合わせを作る人=仲人)の方が安
心できます。マッチ製造業者の意味もあるけれど。
                                          MAR/23/09


( 1,423 ) green-collar


white-collar, blue-collarはそれぞれ職場でのシャツの色からきた、オフィスワーカー・
工場ワーカーのことですが、最近green-collar workerという職別も使われるそうです。
植物に関係ある仕事をする人、ではなくて、「環境保護に関係のあるjobをするワー
カー」です。

green economyは環境に気を配った経済。greenは自然の代表色なのでしょう、
eco-friendlyな意味によく使われます。

因みに今では死語ですが、pink-collar は昔女性特有の職についていた女性のこと。
電話交換手・秘書・受付係・美容師・看護婦などです。

昔、工場ロボットをmetal-collar と言うと聞いたのですが、今はネットで調べても出
てきません。一部で使われたけれども定着しなかったのかな。
                                          MAR/19/09


( 1,422 ) smart


ご存じの通り、AmEで「賢い」の意味で多用される語です。cleverだと「ずる賢い」と
いう意味合いになるから必ずsmartを使え、と言われますが、smartだってずるい意
味や皮肉を込めることは可能です。要は状況と言い方(特にイントネーション)の問
題。cleverだって褒め言葉でも使えるのです。

ここまでは復習。

今回改めて持ち出したのは、smartの元の意味を知る機会があったから。名詞で
は「ずきずきとする痛み・鋭い痛み(火傷とか)」、形容詞・動詞では「ずきずきと痛
む・刺すように痛む」という意味があり、本来こちら系の意味だったのが、「頭の回
転が刺すように速い」という風な使われ方に変わったのだと思われます。道理で
「賢い」という意味は「特に北米」と注意書きがあるわけです。autumnがAmEでは
fall(落ちる)と言われるような関係でしょうか。
                                          MAR/18/09


( 1,421 ) errand


最近までの辞書には「特に誰か自分以外の人の為に使い走りする」という意味が
出ています。Oxford dictionaryには「a short journey undertaken in order to deli-
ver or collect something, especially on someone else's behalf」となっています。
「errand boy」は「使い走りの少年」。Baronもそう覚えていました。

ところが現在北米ではその使い方は殆ど無く、もっぱら自分のちょっとした外出して
果たす用事、という、自分自身の為の簡単な用をすることを言う、と、ビジ英で言っ
てました。

errandというのは、例えば手紙をポストに投函するとか、買い忘れた胡椒を買いに
出るとか、「お使い」程度の外出を伴う小さな用事のことです。

自分のことは自分でせよ、ということでしょうか。米国の個人尊重の精神と関係あり
そうです。
                                          MAR/17/09


( 1,420 ) myth [mi'θ]


神話。これに関する単語で mythomania という語があります。意味は「虚言症」。実
際の自分よりも立派で裕福に見せたい、一般人ならば見栄に属する様な願望が大
きすぎる人なのかどうか分からないのですが、詐欺師はこの才能に優れていて、嘘
話を自分でも真実だと信じてしまいます。その病的なのが虚言症。

では神話は虚言なのか?と思ってmythを調べ直したら、「作り話」という意味もあり
ました。「白人は東洋人の黒髪に憧れる」という説はmythだと言った人が居ました。
その時はそういうのも都市伝説の様に神話のようなもの、ということだと思っていま
したが、myth のもう一つの意味は「根拠の無い説」でした。

でもmythの意味はどれでも神話という意味の拡大解釈内だと思えば個々の和訳は
覚えなくても大丈夫です。

というわけで、mythomania が虚言症だというのも納得しました。
                                          MAR/16/09


( 1,419 ) trunk


旅行用の大きなトランクの他に「胴体」という意味があります。

タイ国での象に乗ってするpolo(ポロ。馬に乗って行う球技)の記事で、「trunk by
trunk」という句が有って気がついたのですが、象の鼻もtrunkなのです。「鼻と鼻を
並べて」の様な感じかな?(side by side: 並んで)。

象の鼻は太いから、人間の胴と同格に呼ばれるのでしょうか。

この象式ポロの禁止の例:
「象はゴール前で寝そべってはならない」
「trunkでballを拾ってはならない」。
球を鼻で拾ってはならないのは象にとってはつらい規則だと思う。
                                          MAR/13/09


( 1,418 ) chillax


chill out と relax を混ぜた造語。米国の若者用語です。これは覚えなくて良いと思
いますが、元の chill out は俗語ではありますが、結構使われています。「落ち着く」
という意味。Chill out! と命令形にすれば、「落ち着け!」になって、こちらは俗語と
はいえ、いかにも使えそうです。

chill は coldよりもマシな寒さを表します。「cool」同様、「かっこいい」という間投詞
的な用法もあります。

chillerは「冷却装置、怪奇小説」。「怪奇小説・映画」はspine-chiller (脊椎を冷やす
もの)で、chillerはその省略形。我が愛読書、魔界都市<新宿>の屍刑四郎刑事
のあだ名でもあります。
                                          MAR/12/09


( 1,417 ) Beauty is in the eye of the beer holder.


ビジ英のGraffiti Cornerから。「ビールで酔っちまえば、どんなんでも綺麗に見える
ぜ」というような意味合いです。

元の諺は勿論「Beauty is in the eye of the beholder.」で、「美というものは見る人
次第。主観的なものである」ということ。よく日本語の諺「蓼食う虫も好き好き」の意味
だと言われます。「蓼(たで)」は英語名「water pepper」といわれるとおり、独特の香
りと辛みがある植物で、香辛料・薬味に使われるものの、生のまま食べることは普
通は無理でしょう。でもこの草を好み、食べる虫もいるということから、「人の好みは
実にそれぞれである」の意味で言います。

似た諺の「痘痕も笑窪(あばたもえくぼ。惚れてしまえば欠点も長所にみえる)」は
痘痕に差別語的歴史が含まれているせいか、使う人が少なくなった気がします。

元に戻って、「beauty is in the eye of beholder」は、「どんなものにも美が含まれて
いる。それに気づきなさい」という意味にも使われます。物事、悪く取れば何でも悪
く見えてしまうものです。気をつけて美点を探せばそれだけ自分が得します。

今日の復習:
英語のbeautifulは見かけの美しさだけではなく、内容の良さや、結果の素晴らしさ
にも使います。日本語の「天晴れ!」「お見事!」「素晴らしい!」のような褒め言葉
になります。
                                          MAR/11/09


( 1,416 ) topless meeting


ラップトップや携帯電話の使用が禁止されているミーティング。ビジ英杉田敏先生の
「はじめに」欄から。「topless」にびくっとしたBaronはおぢさん。

ノートパソコンは英語ではlaptop(膝の上)と呼ぶのはご存じの通りです。PCを使っ
てその場でデジタルメモを作るのは効率的だけれども、どうも話自体に身が入らな
いのではないかと心配になっていたのですが、やはり米国でもその心配をする人
達がいるようです。

他に出てきた2008年の「新語大賞」候補のひとつは、moofer。 モバイル機器を使っ
てオフィスの外で仕事をする社員。成り立ちは分かりませんが、mobileとsurferを混
成させた感じです。発音は多分[mu':fэ ムーファ]でしょう。

新語ではないけれど、telework (自宅勤務)もテレワークとして日本語にもなってい
る造語です。

もうひとつ、frugalistaという語も新語のshortlist(最終候補リスト)に入りました。意味
は「a person who lives a frugal lifestyle but stays fashionable and healthy by swap-
ping clothes, buying secondhand, growing own produce, etc.」です。

この文章から気を引いたところを。

1.frugal:
質素な、節約の。-istaは「人」を表す語によく出てきます。fashionista(服装業に献身
的なほどに熱心な人)、independentista (プエルトリコの独立主義者)など。元がイ
タリア語系のsuffix (接尾語)なのでしょう。

2.stays fashionable
この「stay」は「留まる」です。逆境や環境変化に負けずに今までの状態を続ける、
という感じ。

3.clothes
発音が特殊です。[klo'uz クロゥズ」。「th」の音も入らず、「-ズィズ」とも成りません。
辞書には[klo'uδz] という発音もあり「δ」は有声音の「th」ですが、こちらは難しいで
す。「クロゥズズ・・・」ネイティブにもこちらの発音をする人は少なそうです。ネイティ
ブに発音を自慢したい時に使えるかも。

4.produce
これも発音で。名詞の時には [pro'ud(j)u:s プロゥドゥス] で、第一音節にアクセントが
来ます。

5.etc.
et cetera (エトセトラ)の略です。意味は「などなど」。「イーティーシー」と読むと分か
りづらいです。「i.e.」は [a'ii':]でも良いらしいですが、やはり一般的な「that is (δaetiz)」
と読む方が分かりやすいです。e.g. [i:dз:]も普通は「for example」と読みます。
                                          MAR/10/09


( 1,415 ) juicy gossip


興味をそそるうわさ話、興味津々のうわさ話。juicy は juice の形容詞。だからjuicy
は果汁の滴るようなおいしそうなものを意味しますが、発展して、生気に満ちた、と
か、豊満な(肉感的な)、など、食べ物以外のみずみずしい状態も意味する単語です。

だから表題は、「果汁たっぷりでおいしそうなうわさ話」という意味合いが含まれてい
て、ゴシップ(醜聞)の中でも、下世話な週刊誌の発行部数を大幅に上げるようなと
びきりのネタ、て感じ。もちろん芸能人などに限らず、身内・知り合い内での対象者
でも同じです。

運良く回ってきた稼げる話の「おいしい話」も、juicy story と表せます。ただ、まとも
な仕事ではなくて楽して稼げる額が大きい「おいしく聞こえる話」は juicy ではなくて
fishy story(うさんくさい話)のことが殆どなのでご注意を。fishyはfishから。魚は生
臭いので、話を形容するとうさんくさいことになります。
                                          MAR/09/09


( 1,414 ) apples and oranges


全く別の性質を持っていて比較できないもの、統一性のないもの。It's apples and
ranges (比較できないよ).のように使います。「apples and oranges」がセットなの
で主語は「it」です。

Baronが「通じる英語」について「間違って通じてしまう」極端な例に使っているこの
二つの果物は、実に全く違うものなのです。

・・・という説明は余り正しくなさそうです。

要するに、バナナとこれらに比べれば見かけが丸に近くてちょっと似ているけれど、
それだけで同じ範疇だとしてはいけない、ということなのだと思います。

false analogy (間違った、類似という判断)ですね。例えば「蔗糖(砂糖)も食塩も白
い粉状である。ゆえに、蔗糖と食塩は同じ様なものである」は、乱暴過ぎます。もっ
とも、まるで漫画の様に食塩を砂糖と信じ込んで料理に使ったことがあるので偉そう
には言えないのですが。

おまけ:
現代の日本ではappleは皮をむいて食べたり料理に使いますが、英米ではむかず
に磨いて食べるのが基本。だから「apple polishing (ゴマスリ)」という言葉が成り
立ったわけ。・・・違うかも。

もひとつ、英語学習で「I want to brush up my English.」というのをよく聞きます。意
味は「忘れていたことを勉強し直す」で、落ちた力を以前のレベルまで上げ直す意
味合い。だから「もっと力をつけたい」のであれば、「I want to polish up my English.」
と、「polish up」を使うのが適切です。どちらも「通じ」ます。
                                          MAR/06/09


( 1,413 ) kennel


学校で「犬小屋」と習いました。「犬(ケン)が寝る」。でもAmEでは違うそうです。「犬
の預かり所」です。または訓練所。では犬小屋は何かというと、「doghouse」。

さらに今はpetを家族の一員と考えるのが益々強くなったからか、家族旅行の間、
kennel どころか「pet hotel」に預けるのが当たり前になってきているとのこと。hotel
というからには専用ベッドはあるは、専用テレビはあるは、いたれりつくせりです。
猫の例だけれど、TVでは鳥が沢山でてくる番組をやっていて、猫はそれを興味深
く見ると。ほんまかいな?実際に追いかけたりできないわけで、ストレスにならない
だろうか。

ペットの飼い主は「keeper, owner」だけれど、今は自分たちを「pet parents」と呼ぶ
とも聞きました。以前「guardian, steward, human companion」という呼び方も聞き
ましたが、「ペットの親」とまで成ってきているのですね。もっとも「parent」には「保護
者」の意味もあるわけで、「ペットの保護者」のことだろうけれど。
                                          MAR/05/09


( 1,412 ) 間違いやすい発音の復習


ネタ不足なのでよく聞く発音間違いのサンプルを。殆ど復習です。

orangutan [(э)rae'ηэtae`n アランガタン] オラウーンタン

parliament [pα':(r)lэmэnt パーラメント] 議会。パーリアメントではありません。

casino [kэsi':nou カシーノゥ] カジノ。

mosaic [mouze'iik モゥゼイイク] モザイク。

soften [so'(:)fn ソフン] 柔らかにする。ソフトゥンでありません。「t」はmute (無声)。

bomb [bα'm バム]。 これは間違わなくても bomber を [bα'mэ(r) バマ] を [bα'mbэ(r)
   バムバー]とする人がとても多いです。

colleague [kα'li:g カリーグ] 同僚。BrEでは[α] が [o]に近く聞こえる場合もありますが、
   日本語の「オ」よりも喉の奥からでる深い音です。[α] の音ももともと喉の奥から
   でる、日本語の「ア」よりも深い音。これら深い音は喉を広げて出します。

chagrin [∫эgri'n シャグリン] 無念さ。President Obamaのspeechに出てきた語で、
   フランス語からのloanwordなので、chaが[t∫ae チャ] では無いのです。フラン
   ス語からの外来語は元の発音が残っていることが多いので、注意です。最近
   質問が有ったので加えました。

expertise [e`kspэ:(r)ti':z エクスパティーズ] 専門知識。[e'kspэ:(r)ta`iz エクスパタイズ]
   と発音する人が多い。

scarce [ske'э(r)s スケアス] 希な、乏しい。[skα':(r)s スカース]ではないのです。「car」
   が入っている語だから、つい間違えてしまいます。

我々はネイティブではないのだから恥ずかしがる必要はないですが、通じないのは
困ります。日本人英語に慣れているネイティブも、本音は結構いらいらしているらし
いです。こっそり「日本人はなぜ間違うのか?」と聞かれたことが複数回あります。

他にも沢山あると思いますが、切りが無いのでここまで。自分もきっと気がつかずに
間違えている発音はまだまだ有るだろうと思っています。例に出した語のいくつかは
自分自身、何年か前まで間違えて覚えていましたから。

逆に間違いでは無いかと思われてしまう、しかし正しい発音例を。

route [ru':t / ra'ut ラウト] 。航空業界や一部の地域では [ra'ut ]が多いそうです。

said [se'd / se'id セイド]。これも米国でさえも一部の地域(東側が多いみたいに感じ
   ます)で使われます。

data [de'itэ / dα':tэ ダータ]。[dα':tэ ]はかなり一般的です。BrE式ですが、カナダ英語
   も[dα':tэ ]が普通らしいです。

oftenの[o'(:)ftn オフトゥン]はBrEだけれど、AmE系学習者にもわりと受け入れられ
   ていますね。

でも「receipt」は[risi':t レシート]であって、[risi':pt レシープト]では有りません。日本
   語になっている「レセプト」はドイツ語の「rezept」から。
                                          MAR/04/09


( 1,411 ) pursue a hobby


Do you have a hobby? とか、My hobby is ... とかは英会話の icebreakerとしても
しょっちゅう使われるのに、「趣味をする」の動詞は考えたことがありませんでした。
ビジ英Chrisの説明では、動詞は pursue (追求する)なのだそうです。

昨年9月に、別な一口で触れた通り、英語のhobbyは昼寝・散歩などの気晴らしは
含まず、仕事並に追求する積極的・創造的な活動を言います。知的追求の読書も
hobbyです。

となれば、hobbyと組む動詞がpursueなのは当然だと、納得しました。

でも「Do you have enough time to pursue your hobby?」などとはわざわざ言わな
い気がする。ゴルフが趣味だと聞けば、「Do you play golf often?」などど、具体的
な趣味が使われるもの。

ここは英語のhobbyはpursueするに値するレベルのものだ、ということを確認した、
と、いうことで。
                                          MAR/03/09


( 1,410 ) 英語は道具である。道具に過ぎない。


今日は概念的な話を復習します。

「英語は道具に過ぎない。内容が大切」。よく聞く言葉です。反対意見は全く御座い
ません。

ところで、この「道具」って何でしょう?木を切る道具は鋸、野菜を切るのはkitchen
knife(包丁)、紙に文字を書く道具は鉛筆・ボールペンなどの筆記用具。部屋の掃
除には vacuum cleaner。

どの道具も目的に沿った能力を備えています。真っ赤に錆びた鋸では木を切るの
は難しいし、芯が折れてばかりいる鉛筆では文字が書きづらいし、包丁で風呂は
焚けません。

「弘法筆を選ばず」と言いますが、大師様ほどの筆力が無い人も彼と同じことが出
来るという意味ではありません。

しつこい書き方になりました。

言いたいのは、コミュニケーションの道具にしか過ぎない英語という言語、あなたの
それはコミュニケーションにふさわしいレベルのものですか、ということ。道具は使
えるものでなくてはならないのです。

道具がコミュニケーションよりも重要と言っているのではありません。どうか分かっ
て欲しいと切に願います。
                                          MAR/01/09


( 1,409 ) gross


発音問題です。moss, loss, across, floss, gloss, その他最後が「-oss」の語はその
部分の発音が「-α's アス」なのに、gross [gro'us] だけが[-o'us オゥス] です。最近の
ビジ英で話題になりました。杉田先生も過去において、長年 [grα's]と発音していた
そうです。

grossは gross profit (粗利益)などで海外担当社会人初期に知る語のはずですが、
意外な罠でした。正直なところ、Baronが今まで正しく発音していたかどうかは自分
では分からなくなってしまいました。でも少なくとも今日からは大丈夫。

因みに「soften(和らげる、やわらかにする)」の発音は [so'(:)fn ソフン]であり、[so'-
(:)ftn ソフトゥン] ではありません。

一方で、「often」は米国人でも[o'(:)ftn] と発音する人も結構います。BrEでは普通の
発音であり、間違いではありません。

同様に、「said」を [seid] と発音しても間違いではないです。ネイティブにもそういう
人も居るから。

そういう例は「間違いでは無い例」ですが、全くネイティブの誰も言わない発音は避
ける方が楽に通じます。英語のスペルと発音の関係は完全な相関関係ではないこ
とを理解し、初めての単語は発音記号で確認したほうが安全です。今は電子辞書
に発声機能がついているのでそれを聞けば良いはずなのですが、先入観念から
間違えて聞く場合もあります。是非発音記号も見ましょう

今日の復習:
先生達に「発音などはどうでもいい」と言われた人も多いと思います。びびって話せ
ない段階ではその通りだと思うし、どうどうと話せる段階になっても最優先の問題
ではないことも確かです。

でも相手に話の内容以前に間違った発音で苦労させるのは出来るだけ避けたい
と思うのです。発音よりも内容の方が大切なのに、何と言ったのかの推測に気を
散らさせては意図に反します。
                                          FEB/27/09


( 1,408 ) invite / offer


考えてみれば当たり前のことなのですが、invite someone to a partyだと、彼をfree
of chargeでお誘いすることになります。

多分個人的な問題だと思うけれど、長い間、有料で招待するのはどう言うんだろう
と、悩んでいました。

日本語の使い方を間違っていました。招待すること自体、相手の会費は無料だと
いうこと。会費制の会合に「招待」されることも多い世の中、やはり英語学習には
日本語の正しい理解が欠かせません。有料ならば、「offer」です。「提案する、提供
する」。

「We offer you a new PC at $400」。「I offer you a funny pals party. The particip-
ation fee is only $49.99」。

無料の場合でも、「I must offer you my sincere apology」のような使い方もあります。
要するに相手がその条件に合意すれば、take the offer するし、そうでなければ何
もしない、あるいは拒否する。

offerの漢字があります。もちろん当て字ですが、「乙波」。「上屋 (warehouse = 倉
庫)」などと共に貿易用語として使われています。中国語の「可口可楽 = Coca Cola」
と同じ手口ですね。
                                          FEB/26/09


( 1,407 ) 日本語シャドーイング


先日、日本語番組を流して聞いていて、ふと気がつきました。日本語を聞いている
時にも、シャドーイングをやっていることに。日本語はぺらぺらだから意識していな
かっただけ。

そうです。英語でもシャドーイングするのは当然のことだったのです。てっきりlisten-
ing訓練用だと思っていました。

詳しくは日記を参照してください。
                                          FEB/25/09


( 1,406 ) spouse / spice


spouseは「配偶者」。複数形はspousesです。でもジョークとして「Spouse, spice」
と言ったりするそうです。mouse (ハツカネズミ)の複数がmiceなので、引っかけた
洒落なのですが、なんとなく恐妻家の自嘲気味な台詞に聞こえてしまうのは・・・・。

今日の復習:
日本語では鼠は鼠ですが、英語ではmouse と rat は全然違います。mouseはミッ
キーマウスで使われる通り、ハツカネズミや害の少ないネズミで、「可愛い子」とい
う意味まであるのに対し、ratはドブネズミなど、汚いネズミを意味して区別していま
す。「Rats!」は 「くそっ!」の意味合い。嫌な奴、裏切り者、密告者の意味もあり、
そのままのニュアンスで動詞にも使います。

熟語で聞くのは「smell a rat」。うさんくさい・怪しいと感じる。fishyと似ています。

pigeonとdoveにも注意を。日本人の感覚では鳩は全部pigeon。でも英米人にとっ
ては群れを成してやかましい大型の鳩です。一方doveは小型の野生鳩で、こちら
を彼らは好みます。平和の象徴と言われる鳩は「dove」であって、pigeonではあり
ません。もっともBaronにはどの鳩がどっちなのか見分けが付かないでいて、公園
に沢山いる鳩がpigeonsだと言われて混乱したりしているのですが。せめて会話
では使い分けましょう。
                                          FEB/24/09


( 1,405 ) frenemy / Wiktionary


ラジオ英会話に「frenemy」という言葉が出てきました。TVシリーズSex and the city
で広まった語で、主に女性同士、政治経済の分野でも使われる新語です。

「友敵」とでも訳すか、とのことですが、Wiktionaryによれば;
a portmanteau of "friend" and "enemy" which can refer to either an enemy dis-
guised as a friend or to a partner who is simultaneously a competitor. The latter
can describe personal, geopolitical, and commercial relationships both among
individuals and groups or institutions.
だそうです。

友を装った敵やライバルですから、敵の振りをした友、という意味には使わないで
しょう。

WiktionaryはWikipediaの一部で、専門家が作った辞書ほどには信頼できないか
も知れませんが、こういう新語は割と正しく説明される気がします。

portmanteau [po`:(r)tmae'ntou ポートマントゥ] は大きな両開き革製鞄のことで、
「合わせる感じ」から、二つの言葉の合成語の事をいい、日本語では「カバン語」と
言います。「smoke + fog = smog」、「breakfast + lunch = brunch」などが古い例で
す。その他、netiquette(ネット使用時のエチケット)、sitcom(situation comedy)、
blog は「web + log」。logは航海日誌、日記です。その他沢山あります。

portmanteauは難しそうな言葉なのに一般人が結構使っているようです。portman-
teauとして認められると正式な英語になるようで、日本語の「キモカワ」などとは違
うのでしょう。「mook (magazine + book)」は日本の出版業界が造ったそうで、ま
だ英語として認められてないかも。
                                          FEB/19/09


( 1,404 ) iced tea


アイス・ティーは ice tea ではなくて、 iced tea、アイスコーヒーは iced coffee。ミル
クティーは tea with milk、ミルクコーヒーはcoffee with milk または cafe au lait (カ
フェオーレ)。

ウィスキーなどのオンザロックは、on the rocks と、複数形です。水割りは「whis-
key with water」。・・・とだけ言うと、氷抜きになるかも知れないので、whiskey with
water on the rocks と言えば明確です。元々は西洋ではウィスキーの水割りはあり
ませんでした。一般的に(西洋人に比べて)アルコールに弱い体質の日本人が編
み出した飲み方だそうです。
                                          FEB/18/09


( 1,403 ) veg out


特に家や出張中のホテルの部屋で、なにもせずにのんびり過ごす。vegはもちろん、
vegetableの略です。野菜のようにごろごろする感じです。人間も時にはそうする必
要があると思います。常に何かやっている状態を続けていると、「何もしない」と割
り切った日はまるで天国の様です。

でもあまり長くそうしていると腐るでしょう。それも野菜と同じだな。

vegitableの略のつもりでvegieと言うと、AmEではその通りだけれど、BrEでは
vegetarian (菜食主義者)の意味になってしまう。もちろん教養ある英国人はAmE
も知っているので、話の流れで分かると思う。逆に米国人もある程度はBrEも知っ
ています。・・・が、話がまともな米国人なのに、「英国ではelevatorをliftと言うと知っ
てびっくりした」と話してくれた人も居たので、教養と完全には比例しないようです。

映画 Charade に出てきた当時の lift が、まさしく lift (昇降機)で、貨物を違う階に
運ぶ為のもののようだったので、エレベーターを liftというのも無理が無いと思いま
した。

veg out はカジュアルな表現なので、英会話で十分に使えます。念のため。「今日
の一口英語」では、原則会話で使える単熟語を紹介しています。例外の場合には
その様に注記することを心がけています。よろしく。
                                          FEB/17/09


( 1,402 ) fill the bill


以前の一口(#965)で、「目的を満たす」意味であり、fit the billでもだいたい同じ意
味になる、と説明しました。

ビジ英Chrisが更に詳しい説明をしていたので概略をお伝えします。

19世紀に或る劇場の支配人がいくつかの出し物を決めてあった時に bill (この場
合は、出し物表のこと)を埋めるには、ちょっとだけ足りないので、それを埋める為
の短い簡単な出し物を探していたことが語源と思える。

この説明を聞くまでは bill はてっきり勘定書だと思っていました。foot the bill が勘
定を支払うことなので。この場合のfootは勘定書の下部の意味です。ホテルで食
事する時などに勘定書の下方のサイン欄に部屋に付ける(チェックアウト時に纏め
て払う)サインをすることから。
                                          FEB/16/09


( 1,401 ) All work and no play makes Jack.


All work and no play makes Jack a dull boy.は、「勉強ばっかりして遊ばない子は
鈍い子になる」、「よく働き(学び)良く遊ぶのが大切」という意味のことわざです。

Jackは男子・男性を表す一般名として使われ、ハイジャックの元になった、強盗が
「やあ、お兄さん」的に「Hi, Jack」と言いながら銃を突きつけたことから来ているそ
うですが、そもそもJackに「平凡な人間」の意味があったことまでは知りませんでし
た。極一般的な名前だったからでしょう。

一方、表題は「遊びもしないで働いてばかりいると金が貯まっちゃうよ」という意味
です。この場合の Jack はmoneyの意味の古い俗語です。そういえばスロット・
マシーンなどの大当たりはjackpotだ。関係ありそうです。でも辞書には「jack(トラ
ンプのジャック)+pot(賭け金)から」と書いてありました。Jack cardもしくはそれ以
上のcardを引いたひとがそれまでの累積pot全額をもらえる遊びです。でもそれで
はトランプのjackには銭の意味合いがあるのでは、と、更に調べたら、Jackは兵
士で、一般的な男子名を付けた。Jackは男子・男性を表す一般名として・・・あらら、
戻っちゃった。

こういうことわざなどを捻った graffiti を聞くと、アメリカン・ジョークもやるじゃないか、
と思います。
                                          FEB/13/09


( 1,400 ) carry と tote

トートバッグは日本でもおなじみです。「トート」の元の英語はtote。toteの意味は「運
ぶ、運ぶこと」。日本語のキャリーバッグ(carry bag?)そのものは英語には無さそ
うです。traveling bag PC、1セット売りの書籍、折りたたみのbaby buggy (ベビー
カー)など商品単位専用のcarry bagはあります。動詞としての、toteとcarryの違い
は、次の通り。

carryは重いものを運ぶ時にも使います。toteには重いものを運ぶ感じはありません。

機内持ち込み用のバッグは carry-on bag です。tote bag は出し入れも簡単なよう
に、口が開いていますが、carry-on bagは通常、ジッパーなどの蓋が付いたしっか
りしたバッグです。

今日の復習:
toteの発音は[to'ut]で、ここでも「ou」という英語複母音のカタカナ語変換時の日本
語式長音化がみられます。おさらいですが、英語で話す時には複母音をきちんと
使うと、分かりやすい英語になります。複母音はオ・ウと明確に二つに分けるので
はなくて、「トゥ」を一瞬で言うような感じの「一つの音」です。複母音も短母音も英語
の中では「one syllable (一音節)であり、同じ長さ」という事に留意しましょう。
                                           FEB/12/09


( 1,399 ) running home run

「大杉正明のCross-Cultural Seminar」アシスタント、スーザン岩本が野球に於ける
和製英語(カタカナ語)の説明をしていた中に、running home runはinside-the-park
home runの様子を良く表していて聞いていて意味が分かると言っていました。英語
の方の park は野球のグラウンド(内野と外野を合わせた範囲)を意味します。つま
りフェンス越えしないのにhome runになること。

野球語は英語を無視したとしか思えない英語っぽい用語が沢山あります。例えば
(カッコ内が和製英語);

walk (four ball。four ballsにしてもwalkの意味にはならない。walk a dog で犬を歩
かせる、散歩させることですから、「打者を歩かせる」は英語に近いかも)。

hit by a pitch (dead-ball。スーザンは、これは野球の話の中では全く意味が分から
なかったそうです。他の競技では「弾まないボール」の意味はあるみたいです)

基礎編として日本で2-3といえばツー・ストライク・スリーボールですが、英語だとtwo
balls and three strikesの意味になり、あり得ないです。
                                           FEB/11/09


( 1,398 ) peace out

集まりなどで先に帰る時の、ものすごくカジュアルな goodby 挨拶です。カナダ人
から聞いた日本人が英国人に使っていました。英国人が「意味は分かったけれど、
どんな言葉から来ているかわからない。米語であろう」と言っていました。後日そ
の英国人に会うと、他の日本人達にこの「peace out」のフレーズを教えていました。
「でも非常にカジュアルなので、上司に使ったりしない様に」との注意と共に。結構
気に入ったのかな。

Space Alcには、「Take it easy and be at peaceというニュアンス」と説明されてい
ます。でもBaronは「多分残る人に最期まで平和に楽しめよ、という感じではないか。
outは最後まで遂げる意味合いがあるから」と思います。

大切なのは「初めて聞いたフレーズでも、とりあえず意味と成り立ちを推測してみる
こと」だと思います。slangは生まれては消えていくので本当に使えるもの以外は優
先して覚える必要はないのではないかと。このpeace outも(中高生の)ネット語っ
ぽいのでは無いかと言ったら、英国人がにやっと笑って同意してくれました。
                                           FEB/06/09


( 1,397 ) vase

中学校で習う「花瓶」。発音が「ve'is / ve'iz」です。ところがある人が言うには、高価
な花瓶は「バーズ」だと。直ぐにそれらしき綴りの単語を探したのだけれど、見つか
らずに諦めて。

でも答は何のことはない、vaseにはもうひとつの発音がありました。「vα':z ヴァー
ズ」。「Do you think this vase is worth $100?」などの例での発音がこれ。同じ単語
を使っていたのです。

それだけの話なのですが、運悪く、答が見つかるのに何年もかかりました。
                                           FEB/05/09


( 1,396 ) resign oneself to

resignは「職を辞める」意味で聞くことが殆どだったので、He resigned himself to
doing the job alone.と聞いたときには、「会社を辞めて独立してその仕事をやる」
という意味かと思ってしまいました。でも「resign oneself to」で、「諦めて・・・する」
の意味でした。つまり「彼は(チームを作ってやることを)諦めてその仕事を(その
会社に居ながら)一人でやることにした」です。彼には resign する様に、努力の末
に諦めた感情があるのでしょう。英英辞書では「give up」とも出ています。

He retired to his study. も「彼は自分の学習のために引退した」ではなくて、「(家族
団らんの場などから一足先に)自分の書斎に退いた」で、retireは退職するではなく
て、物理的にその場から退く意味で使われています。

今日の復習:
resignもretireも職を辞める意味がありますが、resignは任期の途中で(責任を取っ
たり、嫌になったりして)辞めることであり、retireはその後は仕事はしないゆっくり
楽しむ生活や、生活の為の労働ではない自分の好きなことをするようになる場合
に使います。少なくとも米国には会社規定による定年はありません。欧米では十分
に稼いだら日本の定年年齢に相当する60歳に満たない40歳台や50歳台前半で
retireする人も多いので、その使い方を誤解して我々日本人学習者がretireとresign
を同じ意味に使ってしまうことがあるのだと思います。

単なる転職の為の退社をretireと言い、新しい(でも同種の)仕事を探していると話
して、ネイティブが混乱している場面に居たことがあります。early retirementも、「規
定による定年前に辞める早期退職」ではなくて、未だ十分に若いのに、隠居生活
やボランティア活動家になるなどしてビジネス界を退くことです。日本の定年は「fixed
retirement age in Japansese system」などと説明すると分かってくれます。カルチャ
ショックを受けた顔をする人も居ます。
                                           FEB/03/09


( 1,395 ) pronounced

pronounceは「発音する」。構成は 「pro-(公に) + nounce(言う、報告する」なので、
明言・宣言する意味もあり、「He pronouced he is never involved in that crime.」
などと、「きっぱりと言う」場合に使うと雰囲気がでます。

これの過去分詞が形容詞化したのが、 pronouncedで、「目立つ、際だった、顕著
な」です。「発音する」しか知らなかったBaronには新鮮な意味でした。

今日の復習:
ネイティブの英語は完全に慣れるまではいい加減に発音している様に聞こえます。
確かに学習CDやTOEICテストなどのクリアな英語に比べると省略・崩し・無音化
などが頻繁に発生しますが、あくまでそれは正しい発音が英語式に崩れた結果だ
ということをお忘れなく。

崩れた英語を日本語耳で真似したものは、英語の崩れとは違う崩れになって、非
常にわかりにくくなります。ネイティブでも社交やビジネス用にはenunciate(明確に
発音する)ことを心がけます。non-nativeはネイティブレベルの力が付くまではenun-
ciateを通常としたほうが、却ってrespectを受けて得です。十分に力が付けば、今
度は自然に彼らの崩し方と同じ崩れが自然に身についてきます。Baronはもちろん
enunciate中。

でもやっとたまには気づかずに英語式崩れが出ることが有って、上記の理屈に自
信を持ちました。正確な発音・イントネーションを心がけることが正しい崩しに繋が
る、と。
                                           JAN/30/09


( 1,394 ) great place

「ここ、いい場所だね(店・公園など)」というときに、「good place」と言うと相手は
「for what?」という疑問を感じてしま うそうです。言われてみれば確かにgood は
good speech だとか his performance was pretty good とか、good man for that
jobだとか、「良さの種類が特定できる」ように使われます。 「良い場所」と言われて
もgood place for a date なのか good place to study なのか、わからない。

デート中ならば「デートの雰囲気に合っている」と受け取るとは思うのですが。

とにかく「雰囲気が良い、自分の趣味にあう」良い場所という、場所自体に全般的
なことを言うならば great place とか nice place とか、場所自体の評価になる形
容詞を使うそうです。

これは納得するまで時間が掛かりました。
                                           JAN/29/09


( 1,393 ) You can say that again.

「全くあなたのおっしゃる通りです」と、完全同意を表す表現です。気をつけることは、
that にアクセントを置くこと。さもないと、文章通り、「あなたはもう一度その意見・見
解を言ってもいいですよ」の意味になってしまう。下手すると「あ〜、わかってるよぉ」
と、投げやりな響きにもなり得ます。

相手の意見に賛成するのに I agree や I second / Sure などだけでは言い足りない
時に、この表現や I couldn't agree more. などを使うと、相手の喜びもひとしおです。

I couldn't agree more. は仮定法の一種で、「これ以上賛成しようとしても無理だっ
たろう」という意味合い。

どちらも気取りすぎでもformalでもない、真摯なカジュアル賛成表現ですから、すっ
ごく同意していることを表す時には使うべき表現の例です。ビジ英では I couldn't ...
の方は「少し改まった表現」に分類されていましたが、実際にはそれほどformalで
もないです。ルールできっちりインフォーマル・フォーマルの分類が決まっているわ
けではなくて、おおよその目安で分けていますから、フレキシブルに考えましょう。
                                           JAN/27/09


( 1,392 ) rumormonger

昔の行商人や小売商人を表すのが monger で、「広める」意味合いがあるようで
す。fishmonger(魚屋さん)、ironmonger(鉄製品売り、金物屋)など、覚えても仕
方がなさそうな語が沢山あります。多くはあまり好意的な表現ではありません。
peacemongerは平和屋の意味合いで、売名の為や深い思想もないまま平和を唱
える人を軽蔑して呼称します。それでも何々mongerと聞こえたら、意味を想像する
のに役立ちそう。文書には結構出てきます。

と思っていたら、rumormongerという言葉を聞きました。あること無いこと、うわさ
話を触れ歩いたり、煽ったりする人。昔は長屋や町内にそういう人が必ず居て、
根拠が無いゴシップが広まったりしました。現代の都会では隣人づきあいが極度
に減っているので、皮肉にもrumormongerも減ったのではないかと思っていました。
しかしやはり一部の職場や、地域コミュニティーによっては居るらしいです。

日本語でいうとそういう人は「金棒引き」と呼ばれるのですが、知っていましたか?
夜回り警護の人達が先端に鉄の環をつけた金棒をガンガン鳴らして回ったことか
ら来ているらしい。今は古語・死語だと思うので、現代語では何というのか調べた
ら、英和辞書に rumormonger = デマ屋、金棒引き、と出ていました。デマ屋は
ちょっと違う気がするけれど、金棒引きよりは分かりやすいかな。

後半はあまり英会話に役立たないですか?mongerは役立ちますよ。
                                           JAN/23/09


( 1,391 ) separate

分別する、分ける、分かれる、別居する、及びそれらの形容詞、名詞としては服の
セパレートなど、色々と使われます。全部の意味ではないにしろ、英語学習初期に
覚える語の一つです。ひとつだけ注意するべきは発音です。

動詞:[se'pэre`it セパレイト]
名詞・形容詞:[se'p(э)rэt セパラト]

xxxrate型の動詞は ...eit 、xxxrate型の形容詞は ...rэt だということは経験から知っ
ているはずなのに、同じ綴りで動詞・形容詞があると、最初に覚えた発音に囚われ
てしまう、という例です。

これがある程度学習が進んでからだと新しい単語は辞書で確認するから気がつく
のでしょうけれど、これもまた、なかなか初期学習内容の再確認はしない、という
傾向が犯人だと思うのです。

もちろん生のverbal英語を聞くほどに自然と治るものでもあるでしょうが、一日1・2
時間程度のlistening trainingではとてもとても・・・。因みに服のセパレートも英語で
は separates(セパラツ)です。
                                           JAN/21/09


( 1,390 ) a three-minute egg or a fifteen-minute egg

レストランのメニューにboiled egg(ゆで卵)がある場合、Baron自身は現地で聞い
たことがあるかどうか、もう思い出せないのですが、ウェイターが「どれくらいの間
ゆでますか?」と訊きます。「A three-minute egg, please.」などと答えます。形容
詞になっていますから、もちろんminuteは単数です。

しかし3分しかゆでない卵って、半熟にもなっていないのでは?と思ったけれど、
考えてみればレストランの火力ならばおかしくはなかった。レストランに行かない
貧乏人の発想でした。道理で現地の記憶もないはず。

おまけ:
hard-boiled egg: 固ゆで卵、非情の
soft-boiled egg: 半熟卵
over-easy egg: 両面焼き半熟卵。心優しい、感傷的な。
   「How would you like your egg?」「Over-easy, please.」
sunny-side up: 片面焼き卵
poached egg: 落とし卵。poach [po'ut∫]には、「密漁する」という動詞の意味もあ
   ります。落とし卵は殻を割らないようにそうっと中身をお湯に入れますから、
   密漁はそんなイメージでしょうか。
                                           JAN/20/09


( 1,389 ) appropriate / appropriately

ある問題で、下記のどちらの文章が正しいか、というものが有ったそうです。

(a) Aware of the time constraints, Mr. Smith delivered an appropriate brief
 presentation.

(b) Aware of the time constraints, Mr. Smith delivered an appropriately brief
 presentation.

これはどちらも正しいので、二択問題としては成り立ちません。

appropriateの形容詞を使えば掛かる語は名詞のpresentationで「適切且つ短い
プレゼン」、appropriatelyと副詞を使えば掛かるのは形容詞のbriefで「適切に短く
したプレゼン」であり、言いたい事が違って来ますが、文法的にも実践的にもどちら
もおかしくないのです。

我々学習者が完璧には成らないのと同様、我々よりは完璧に近い位置に居る出
題者も完璧ではないので、こういうこともあります。
                                           JAN/19/09


( 1,388 ) manque [mα:ηke'i]

元がフランス語なので、第二音節にアクセントがあります。意味は「・・・に成りたかっ
たけれど、挫折した人」。以前 wannabe (芸能人などに憧れて何から何まで真似し
たり、その人、もしくは同様な人になりたい人)、would-be (自称。 would-be genius
など)を紹介しました。

manqueは何かに成りたくて努力したのだけれど、挫折してしまった人に使います。
I am a major leaguer manque. の様に、対象の名詞の後に着きます。ちょっと自
嘲気味な響きがありますね。

会話に頻出するかと言うと、決してそんなことは無さそうですが、wannabeは結構
出てくるので、ついでのトリビアです。
                                           JAN/16/09


( 1,387 ) What do you know?

What do you know about ... ? だと、「おまえに何が分かるってんだ // なにもわかっ
ていないくせに」となるのですが、What do you know! と驚いた風に言うと、一般に
は知られていない知識なので、相手もまさか知らないと思っていたのに実は博学で
知っていたのに驚く表現になります。クイズ番組で triviaな質問に正解した人に対
して言っていました。「あなたは一体どんなことまで知っているんですか。こんな雑
学まで分かるなんて、知識がすごく広いですね」の気持ちです。

あと辞書によれば、挨拶で「What do you know?」を使うと、What's new?のような
意味になるそうです。むりやり訳せば「最近なにか新しい出来事を経験して、それ
を知っている状態にありますか?」のような感じだと思います。What's up? 同様、
いつでもこれを言ったら、「そんなにいつも変わったことがあるわけないじゃん」と、
うんざりされるでしょうけれど。

この辺になると丸暗記しただけではなくて、その意味合いを感じ取らないと使えな
いかも知れません。「英語は英語のまま感じ取ろう」という考えは必ずしも万能とは
思わないけれど、やはり感情や言いたいこと・気持ちがそのまま英語に乗らないと
限度がありますねぇ・・・。ふう・・・。
                                           JAN/15/09


( 1,386 ) My dog ate my homework.

米国の学生が宿題を忘れた時に使うポピュラーな言い訳とは聞いていたのですが、
まさか本当ではあるまい、と思っていました。ところがラジオ英会話で遠山先生が
「Does this excuse work?」とKatieに確認したところ、「You'd be surprised, Ken.
It does.」との回答がありました。先生がそれが嘘だということを証明するのが難し
いからだそうです。でも日本ならば通じそうもないなぁ・・・

もうひとつこの「宿題を食べる」がピンと来なかったのですが、これはやはり「食い
ちぎる」意味だそうで。そりゃそうだ。どうしても頭のなかでナイフとフォークを持っ
た犬が食卓について宿題の乗ったお皿を前によだれを流している絵しか思い浮か
びませんが(多分Baronだけでしょう)、そうでは無かったのです。
                                           JAN/14/09


( 1,385 ) be willing to

何々を自由意志を以て喜んでやる、という意味だと習ったのですが、どうやらちょっ
と違うみたいです。Are you willing to help me on this? などと言われた時に、「喜
んでやってくれるか?」と言う意味ならば、なんか押しつけがましく言われた気がし
て変な気分だった。

わざわざ I'm willing to accept your suggestion. などというと、「私は自らの自由意
志であなたの提案を受け入れます。強制されたとは思っていません」という風にわ
ざとらしく感じてしまう。

その感じ方は合っていました。willing to には、「何々するのはやぶさかではない /
拒否するつもりはない」ということを意味しているのだと知りました。

I'm glad to とか I'm happly to の方がよほど相手に負い目を感じさせない表現です。
「喜んでやりますよ」って感じでfriendlyです。

もっとも以前は疑問を感じないで「喜んでやります」のつもりでwilling to を使ったこ
とがあるのではないかという気がします。ま、時効ということで。
                                           JAN/09/09


( 1,384 ) Let's party!

party は名詞としての認識が強く、Let's party!などと言われるとレトリックか?など
と思ってしまうのですが、party はパーティをする、という動詞にもしょっちゅう使わ
れます。

名詞のpartyを使って「パーティを主催する、開く」はよく知られる割と正式な言い方
の hold a party (give a party) の他に、もっとカジュアルな響きのある throw a party
を覚えておくと英会話には便利です。Let's party! もいかにも友人間の「(それなら
さぁ、)パーティしちゃおうか!」という感じが心地よい。

米国のcollegueから「Hope you did not party too much!!!」とメールを貰ったのだ
が・・・。どういう意味じゃ?
                                           JAN/08/09


( 1,383 ) fluent English

流暢な英語。英会話学習者は多分全員がこの fluent Englishを目指していると思
います。もちろん Baronも。これについて、ビジ英 Chrisが下記の説明をしていまし
た。

that doesn't mean perfect English and it doesn't mean unaccented English, it
means smooth and useful English.

fluent Englishとは「完璧な英語」でも、「発音の癖の無い英語」でもなくて、スムー
ズで役立つ英語です。

CNNニュースなどで中東の人の話す英語を聞いていると、アクセントが強くて癖だ
らけなのに実になめらかに英語を話すなあと思います。正に fluent (滑らかな)英
語なんですねぇ。実世界では広い英語語彙よりも滑らかさが大切です。このMeddhy
英語Tips部屋ではその辺のテクニックは説明不足なのですが、こりゃあもう、各自
練習するしかないので、ご容赦願います。Baronの英語もfluentというには未だ遠い
ですし。

一つだけ言えるのは、ネイティブと話して話して話しまくるのもよい練習だけれど、
音読の方が効率が良いこと。ネイティブの声を聞けるテキストを見てネイティブの
声を聞き、自分の声を例の耳ふさぎで聞きながらネイティブの言い方・発音に出来
るだけ似せるように意識して音読します。Baron自身は1日20分程度しかやれない
でいますが、進歩が目に見えるまでは30分間はやりたいものです。勿論実際の会
話も平行してやる方が更によいはずです。
                                           JAN/07/09


( 1,382 ) expertise [e`kspэ:(r)ti':z] [e`kspэ:(r)ti':s]

専門知識・専門技術。どうってことない単語ですが、読みを間違う人が非常に多い
語です。「-tise」とくれば、大抵「タイズ」なのに、これは「ティーズ/ ス」だからなので
す。しかし杉田敏先生は「なぜか間違う人が多い」とおっしゃっていました。一回聞
くと覚えてしまう先生と文字で繰り返し繰り返し学びがちな我々の差なのかなあ。

この例外的読み方は、やはりこの語が仏語からきているせいでした。だから英語
ネイティブにも仏語に近い [e`kspэ:(r)ti':s]、エクスパティースの発音をする人が居
ます。
                                           JAN/06/09


( 1,381 ) I don't envy you.

私はあなたをうらやましく思わない。sour grape (負け惜しみ)かと思ったら、日本
語の「(そんなに忙しくて)大変ですね」に当たる使い方があるのだそうです。

確かに昔、米国同僚に無意識に言ったことがあるのですが、set phraseであるとは
知らずに半分冗談ぽい言い方のつもりでした。でも言ってから変なふうに受け止め
られていないかと心配になりました。訊くのも何なので、笑う相手の様子から冗談
に取ってくれたのだなとは思ったのだけれど、今回ビジ英Susan Iwamotoの説明を
聞いてほっとしました。それでも「Oh, I don't envy you.」と、少し(シリアスにならない
ように)おどける感じで言うべき使い方だという説明だと思います。
                                           JAN/04/09


( 1,380 ) deadwood

和製英語で言えば、window tribe。つまり窓際族です。サラリーマンの悲哀の一つ
なので、あまり詳しくは述べないことにします。日本語の方はもう死語だし。終身雇
用制が可能だった時代には窓際のまま定年を迎えることも可能だったのだろうけ
れど、今はもっと厳しいのだから。

気が滅入ったので、deadの反対語、aliveから一つ成句を。

alive and kicking
「おじいちゃん、元気?」と訊かれた場合などに言う言葉で「My granpa is still very
much alive and kicking.」などと表現します。「ぴんぴんしていて、元気だよ」という
感じ。kickingは言葉の響き通り、「活発な、躍動して」の意味です。kickには「元気、
楽しみ、興奮」の意味もあります。

今年もBaronはこちらで行きます。
                                           JAN/03/09


( 1,379 ) measurements

女性にそのスリーサイズを訊くなんてもっての他ですが、芸能人などのそれらは
公開されることも多い。ではその英語は、というと、もちろん three sizesではあり
ません。文字通り読んでも意味がわからない。マクドナルドのカップの大きさなら
いいかも。

答は measurements。measurementは寸法ですが、身体のサイズも意味します。
今話しているサイズは複数だから one's measurements。でもthree measurements
ではないです。

おまけ:
干支は英語で言うならば「Chinese zodiac」。Oriental zodiacとしている辞書もあ
ります。確かに漢字圏の国には干支があるようですが、やはりここは産地に敬意
を払ってChinese zodiacとしたい。でもzodiacは十二宮図、十二星座ですから、
正しく理解してもらうには説明が要ります。なぜ「子(ネズミ)」が一番なのかという
説を説明すると大抵面白がります。

今年は丑年。経済用語で「bull market」といえば「上げ相場、強気市場」のこと。こ
こは是非丑さんにあやかって景気の劇的回復を願いたい。(逆はbear market。
bullは攻撃の時に角を下から上に突き上げます。bearは腕を上から下に殴り下ろ
します)。

Best wishes for your new year!
                                           JAN/02/09


( 1,378 ) HI there, boy!

雄犬への挨拶だそうです。名前を知っていてもこう言うらしいです。もちろん雌犬
へは Hi there, girl! です。

意味合いとしては「やあ、そこにいるんだね、わんちゃん」って感じ。

「こっちへおいで」ならば there に対して「Here, boy!」です。「こっち、わんちゃん」。

犬への挨拶文は初めて知りました。ラジオ英会話より。

Hi there.は人間にも「やあ、」という挨拶で使えます。ただし boy / girl はとても親し
い間でなければ使わずに名前を使うべきでしょう。
                                          DEC/31/08


( 1,377 ) sign up

入学する、入会する。文字通りの意味は登録の為の書類にサインをすることです。
upは仕上げるニュアンス。

enroll も同じ意味がありますが、名簿に載せるということから来ています。どちらを
使ってもかまいませんが、sign upの方がカジュアルです。

今日の復習:
入会するのに、特に同好会の様に誰でも入れる会だと joinを使うことも多いです
が、なぜか2回目以降参加する時にも join を使ってしまうnon-nativesが居ます。
もちろんすでに集まりつつある活動テーブルに「May I join you?」というのならば良
いのですが、普通に、すでに会員としてjoinした会に昨日も活動に参加した、とい
う意味ならば、participateやtake partを使います。I joined MEDDHY yesterday
for the third time.では、「MEDDHYに入会・退会を繰り返したのだが、昨日は三
回目の入会をした」意味になります。

おまけ:
仲間に入れてもらえる?の意味で使う「May I join?」は、相手がひとりぼっちの場
合にも使えます。「話し相手になってもらえますか?」の意味合いです。本心は寂
しそうだから相手をしてやろうとかひっかけたいな、とか、別な理由でも。
                                          DEC/29/08


( 1,376 ) freshman

大学・高校の一年生(英国では大学だけ)。同じく一年生から四年生をそれぞれ
freshman, sophomore, junior, senior と言うのは米国式であり、英国では通じま
せん。 それと、高校生に対しても使うのは、米国の高校が四年制であることが多
いから(州や高校により違う)で、英会話で日本の三年制の高校に使うと誤解され
ます。

日本語のフレッシュマンは新入社員にも使いますが、日本を知っている外国人以
外には通じません。英語では new hire とか recruit (新人、新兵、新会員)と言い
ます。状況によっては英語でも freshman engineer のように freshman (新人)を
使うようではありますが、いわゆる新入社員一般には使わないと考えた方が無難
です。
                                          DEC/26/08


( 1,375 ) quit と finish

どちらも「終える」意味で使われることがあります。しかし、quit は途中だろうがなん
だろうが一旦は止めることであり、finish は完成するまでやることです。「もう遅い
時間だし、一所懸命にやって疲れたから Let's finish for today. 」と言われると、「え、
それでもこの仕事が完成するまでやるのぉ?」「まだ続けるのぉ?」という反応に
なってしまいますので、ご注意を。

Let's quit. ここで(この仕事は)今日の所は終わりましょう。
Let's finish this. これは終わりまでやってしまいましょう。

おまけ:
quit の時制変化は少なくともAmEでは quit, quit, quit です。BrEでは quit, quitted,
quittedでも良いらしいのですが、「煙草はきっぱり止めた」という時に「I quitted.」
よりも「I quit.」のほうが力強く聞こえるのは個人的な問題でしょうか?
                                          DEC/25/08


( 1,374 ) It's different.

食べたことの無いものを食べて、不味かったり口に合わないときに、「どう?」と訊
かれた時の答えの例です。It's not tasty. とか I don't like this. と言うと、おいしいだ
ろうと思って(Try it. You'll like it.)すすめてくれた相手に悪いので、この様に、自分
の想像していた味の範囲や慣れている味の範囲ではない、「変わっていますね」と
いう感じで言います。 It's unique. と